14 9月

富山市議会で議員が政務活動費を不正受給・・5人が議員辞職

今朝は府中駅北口であいさつ、午前中は市議会再開発特別委員会に出席。さて富山市議会では議員の政務活動費をめぐる、不正受給問題がマスコミで報じられています。NHKニュース(9月13日)によると、「自民会派を巡る政務活動費の不正受給問題で、岡本保市議(65)=自民=が10日、市政報告会で配った茶菓子代を偽造した領収書で10万~15万円程度水増しし、政務活動費を不正に受け取ったことを、毎日新聞の取材に対し認め、会派にも報告した」「7月時点で28人いた自民会派の市議のうち、不正受給疑惑が持たれているのはこれで9人目。同会派を巡る不正はとどまるところを知らない」と報じています。

また「岡本市議によると、2013年5月、富山市内で開いた市政報告会1回で、実際には100~200人程度の出席者だったのに、400人分の茶菓子代20万円を請求。茶菓子代は1人500円で計算しており、水増し額は10万~15万円程度という」とも報じいています。すでに、富山市議会の自民党会派では、市議の政活費不正受給で、前会派会長の中川勇氏(69)と村山栄一氏(66)が8~9月に議員辞職をしています。これに続くように、今朝の朝日新聞では、民進党系会派の高田一郎議員と針山常喜議員も政務活動費を不正受給したとして、議員辞職を表明すると報じています。

この富山市議会では、今年6月に市民から反対の声があがるなか、議員報酬(毎月)を60万円から70万円に引き上げていました(共産党市議団は反対)。市民の方にすれば「高い議員報酬をもらっておきながら、さらに議員の調査研究が目的の活動調査費用までも、私的に流用していたとは許せない」という思いでいっぱいでしょう。

ちなみに府中市議会議員には、年間54万円(1ヶ月45000円)の政務活動費が支給されています。この活動費は議員の調査研究活動や市民、有権者に議会報告を行うことなどを目的に使うものです。にもかかわらず、こうした事件がまたも発覚すると、議員に対する市民のみなさんからの信頼がなくなるのは当然です。公人たる議員には甘え、特権意識などが絶対にあってはなりません。

 

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