05 11月

結城りょう通信11月号ができました

★「大丈夫なのか?府中市」をシリーズ化します

 

結城りょう通信11月号ができました。今号の1面は、「大丈夫なのか?府中市の中心市街地活性化計画」と題して市民の方に執筆頂き、一部私も加筆した文章を掲載しています。市は「府中駅を中心とする市街地に人が多く集まり、活性化すれば市全体が発展する」という考えで、中心市街地活性化計画を実施していますが、実際は市内の地域では住民の高齢化、買い物難民地域の発生など、市内においても地域によって生活環境の格差が生じていることを告発する内容です。

 

私は今後、結城りょう通信で「大丈夫なのか?府中市」をシリーズ化して、様々なテーマで市民のみなさんに、今の府中市の行政課題について情報を発信していこうと考えています。他にも地域住民要求の取組、2面では府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のつくりは市民に優しいのか?と題して市民の方の投稿、また9月議会での私の一般質問の報告などを掲載しています。

 

今回も11000部を発行、4日には多磨町、朝日町、紅葉丘、府中町などの地域に新聞折り込み(読売、朝日、毎日、東京の各紙に3800部)をしました。今後は紅葉丘、若松町、緑町、府中町、八幡町、晴見町にはポスティングをする予定です。

03 11月

府中市朝日町の新学校給食センター見学記(府中学校給食考える市民の会)

市民によるミニコミ誌「府中萬歩記(ふちゅうよろずあるき)」の最新号で、「府中学校給食を考える市民の会」代表の佐藤真理子さんが、朝日町に新設された新学校給食センターを見学し、センター発足後の問題について記しています。内容を紹介すると、①府中産の野菜の使用割合が減っている、②小学校の調理は民間委託でスタートしている点を指摘されています。また児童たちの声を紹介し、「から揚げや汁ものがおいしくない、サラダの野菜がグダッとしている、サラダや牛乳が生ぬるい、献立の組み合わせがおかしいなどの声を紹介しています。

また残菜量を測っていないことも問題点として指摘。ほかにも栄養士が学校にいないため食の教育が日常的にできないこと、1度に大量の野菜を使うため、1度に大量に作れない野菜は使うづらく、使用率が減ること、きめ細かいアレルギー対応ができないなどの点をあげています。

私は横浜市の小学校でしたが、学校給食は自校方式でした。給食を作っている時のおいしそうなにおいを、よく覚えています。給食が一番楽しみな時間でもありました。府中市の給食の問題点について、今後も議会でチェックし、子どもたちの声、給食を考える会のみなさんの意見をよく聞いていきたいと思います。

02 11月

府中市の話題2件・・「旧陸軍掩体壕」の内部公開(東京新聞)&「府中市の3小学校で登下校見守るメールの試み」(朝日新聞)

今朝(2日)は京王線東府中駅北口であいさつ。さて、今朝の東京新聞と朝日新聞のいずれも多摩版に、府中市の話題が掲載されているので紹介します。

 

東京新聞は「府中市の史跡『旧陸軍掩体壕(えんたいごう)』、戦闘機の防空壕内部を公開」とあります。11月3日、午前10時~午後4時まで一般公開されます。この白糸台掩体壕は2008年11月に府中市の史跡に指定されています。記事では「内部はかって地面に砂利が敷かれ、戦闘機のタイヤ跡などが残っていた。普段は内部に入れないが、文化の日に限定で公開する」とあります。府中市内に残る貴重な戦跡の歴史です。ぜひみなさん、お越しください。

 

朝日新聞では「府中市の3小学校で試み、登下校見守るルール、通学路に基地局、時間は場所発信」との記事があります。記事によると「登下校中の子どもたちの安全を見守るため、府中市が今月から、『見守りシステム』の実証実験を始めた。通学路沿いの公共施設や住宅に機器を配置し、子どもたちが通過すると、保護者らのスマホなどにメールが届く仕組みだ。市内の3小学校でスタートシ、来年2月末まで実験する」とあります。「市内の若松、四谷、九小の1~3年生900人に端末を配布し、これまで100人の利用申し込みがあったという」とあります。「基地局になるのは、学校のほか、通学路にある『子ども緊急避難の家』や幼稚園、郵便局、公共施設の50ヶ所でスタートし、今後90ヶ所にするとのことです。

 

わたしの子どものころと違って、現代の子どもたちは大変窮屈な感じがしますが、一方で子どもたちを狙った不可解な事件も発生する今日、こうした措置も仕方ないかもしれません。最近は市内の自治会の方々が、ボラティアで児童の登下校時を見守っている様子を見かけます。私もこのメール見守りシステムの実証結果をふまえて、また議会でも取り上げたいと思います。

01 11月

「当選議員、汗水流し仕事を・・」読売新聞投書欄

★議員は政策実現のために真摯な態度を失わないように

今朝(11月1日)の読売新聞投書欄に、主婦の方が議員に対して当選後こそ、真摯な態度を持ち続けてほしいという投稿を寄せています。紹介すると「今回の衆院選は『政権選択選挙』とも言われたが、野党の離合集散に振り回され、候補者を選ぶのに随分と迷った。私は、各政党の政策を選挙候補で熟読し、候補者の演説を聞いたうえで、1票を投じた。当選した議員の中には、選挙の前と後では態度が一変してしまう人がよくいる。選挙前、声をからして政策の実現を訴えた熱弁を心にとどめ、票を投じてれた有権者に報いてほしい。当選前の低姿勢を維持し、おごることなく、真摯な態度を持ち続けてほしい。政策実現のため、選んでよかったと思われるいおう、汗水流して働いてくれることを心から願っている」とあります。

★そもそも議員とは国民、住民の代理人として議会にいる

まったくもっともなご意見です。私も府中市議になって1期目ですが、確かに議員になると役所の職員、とくに管理職の方は、ものすごく「丁寧」な態度で接してきてます。またいろんな行事に参加すると、特別に来賓として扱われ、「先生」などと呼ばれ、何か自分が特別に偉くなったような錯覚を起こすものです。さらに政治的な「実力」(役所や地域社会を動かす)が備わるにつれて、知らず知らずに尊大な態度が表れてくるのでしょう。ここにそもそも、勘違いがあるのです。

だいたい議員とは国会議員であれば国民の代理人、市議会議員であれば市民の代理人として議会におくっていただき、国民や住民の声を聞いて、その要望を実現するために、行政を動かすことが任務なはずです。つまり市民が住みやすい社会をつくるために仕事をするのが議員なのです。ここを勘違いすると、自分が社会的に「偉い」人物であることが自己目的になり、投書にあるような態度の議員になってしまうわけです。

★共産党議員は「人民の護民官」

共産党の議員はみんな、当たり前ですが「人民の護民官」(住民の命と生活の守り手)という意識で議会にいるので、勘違いする方はいないと思います。まして党内で「先生」などという呼ばれ方は、絶対にありえません。党内ではそんな社会的序列など、そもそもありません。私も共産党議員として志を貫き、それを市民の人々に身体をはって訴えることで、知ってもらうことが必要だと考えています。そのために朝は週4~5回の駅頭、夕方の週2~3回の街頭での辻立ち、活動ニュースの定期的発行、ブログを毎日発信するなど、市民のみなさんから、代理人としてふさわしい議員と認められるように、これからも頑張る決意です。

31 10月

府中市の菓子製造販売の老舗、「青木屋」・・多久島治社長に聞く(読売新聞多摩版)

★124年の伝統に甘えず、多摩の土産から東京の土産をめざして

今朝(31日)の読売新聞多摩版に、府中市を拠点に菓子の製造販売を手掛けて124年の歴史を誇る「青木屋」の多久島(たくしま)治社長のインタビュー記事が掲載されています(「リーダーに聞く」)。記事で多久島社長は「124年の伝統はまねができない売りだ。ただ、それだけでは古くさいものになってしまう」「和菓子を食べる世代が高齢化している中で、いかにして地域の人に買い続けてもらえるかを考えなければならない」と語っています。

今後の展開としては「うちの商品はどうしても多摩の土産というイメージが強い。地元での販売は重要だが、2020年にはオリパラも開催される。多くの外国人が日本を訪れることになり、和菓子を売り込むチャンスだと考える。今ある商品に磨きをかけ、多摩の土産から東京の土産となることをめざしたい」と今後の抱負を語られています。私も青木屋さんが商品として販売している和菓子、「武蔵野日誌」を東府中駅の駅売りで購入して、食べたことがあります。大変上品な味がするお菓子だと思いました。

多久島社長のインタビューからは、124年の伝統に甘えず、常に新しきものを創造していこうという気概を感じました。府中市の伝統を継承しながら、新たなる時代へむけての革新をどのように、バランスあるものにして創りあげていくか。「青木屋」さんの今後が楽しみです。