19 1月

「次の100年へ 若手職員考える・・人口減少社会見据えたまちづくり」(八王子市役所が職員育成プロジェクト)

【自らの頭で考える力を養う、課題研究、施策の提言めざす】

 

昨日(18日)の東京新聞多摩版によると、八王子市役所が今後の人口減少社会を見据え、「人口減少社会へのモノづくり企業の挑戦」と題した講演会と、職員による研究プロジェクトチームの活動について報じています。記事では研究プロジェクトメンバーが4チームにわかれて政策分野や地域、時間ごとに課題を設定し、意見やアイデアなどをだしあって協議するとのこと。このプロジェクトメンバーは19人で、おおむね30歳以下の市職員で構成。今後は他自治体の視察とグループディスカッション、発表会を予定しているとのこと。

記事では「八王子市民のうち65歳以上が占める割合は、2040年に35%になると推計される」「都市戦略課長の立川さん(47)は『人口減少と超高齢化社会、空きやの増加などかって直面したことのない時代が目の前に迫っている。自治体とどうあるべきか、どう対策を講ずべきか、自ら考える職員になってほしい』と話している」としています。

 

【先輩職員の常識が通じない社会になる、だから新しい思考力を養う研修を】

 

私はこの八王子市役所の取り組みを極めて興味深く拝見しました。とくに担当課長さんが指摘する、「自ら考える職員になってほしい」という観点が本当に大事だと思います。学校の試験をいかにクリアするかという学生生活を過ごしてきた世代は、自らの頭で戦略を考えるという経験が少ないのではないでしょうか。この研究会のテーマにある「人口減社会」への突入は、市役所の先輩職員が経験してきた、これまでの「常識」が通じない時代になるはずです。であるならば、なおさらこれまでの「常識」概念にとらわれない思考力が必要ではないでしょうか。ぜひこの八王子市役所の市職員の研究プロジェクトは、府中市の職員にとっても参考になる取り組みだと思います。ぜひ予算委員会などで、提案したいと思います。

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