08 9月

(府中市)府中市による妊婦を守る施策について・・国や東京都の補助制度を活用、特定妊婦を保護する体制の充実を求める(令和5年度9月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

9月議会の一般質問で、私は少子化対策の1つでもある妊婦健診、出産費用の公費負担の課題について質疑をしました。

1,妊婦健診で公費負担回数を4回まで支援

★ゆうきりょう質問⇒東京都は妊婦健診のうち超音波検査の公費負担回数を4回まで拡大するため自治体に対して支援する方針ですが、府中市は妊婦健診の超音波検査の公費負担回数を増やす考えはないか。

★府中市の答弁→都は今年度から妊婦超音波検査の公費負担回数を増やす補助事業を創設しています。具体的には1回当たり5,300円の公費負担の3回分を助成するもので、補助率は10分の10です。なおこの事業は府中市の当初予算編成後に詳細が公表されたため、今年度の当初予算には間に合いませんでしたが、9月議会で上程している一般会計の補正予算には関連経費を提案しています。

2,非課税世帯の妊婦の妊娠確認初診を補助

★ゆうきりょうの質問⇒ 住民税非課税世帯の妊婦が妊娠確認のための初診1万円補助の実施を、市は検討していますか。

★府中市の答弁⇒国は今年度から住民税非課税世帯の妊婦の初回産科受診料にかかわる市町村への補助事業を開始しており、補助率は2分の1、補助単価は1万円です。この事業についても府中市の当初予算編成後に制度の詳細が確定したため、9月議会の補正予算に関連経費として盛り込んでいます。

3,増える特定妊婦に対する万全の行政サービス体制を求める

★特定妊婦に関する府中市の認識と対応→特定妊婦と判定した際には、担当する保健師を決めて、電話相談、個別訪問を行うほか、必要に応じて医療機関の受診時や生活保護などの申請時の同行、各種サービスの利用調整などしている。また要保護児童対策協議会においても情報を共有し、状況が変化した場合には関係機関が連携を図りながら対応する体制をしている。

★ゆうきりょうの主張⇒特定妊婦に関することで、全国的には特定妊婦の数は、この10年間で8倍に増えています。これはNHKの「クローズアップ現代」という番組でこの問題で特集が制作され、そのなかで厚労省の調査数値が報道されていました。2009年は全国で1000人程度の人数が、2019年には8000人を少し超える数値となっているそうです。府中市の場合も直近4年ですが、令和2年度には164人を数えています。恐らく国の増加傾向とおおむね同じと推察されます。

2回目の質問で「特定妊婦の状況と支援の取り組み」ということで伺いました。この答弁の最後に「関係機関が連携を図りながら迅速に対応することができる体制を整えております」というものがありました。ようするに縦割り行政を排して横断的な連携が、より一層必要な分野であるということです。

ここでもう1つ加えるのは、生活困窮にある妊婦さんを支援する行政部局との横断的連携の強化という点です。答弁にあった「医療機関の受診時、生活保護の申請同行」など福祉保健部と所管課との横断的連携も、この際具体策を発展させてほしいことを要望します。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

 

05 9月

(府中市)府中市が帯状疱疹ワクチン接種助成を実施します・・50歳以上の市民を対象、9月議会の補正予算案で計上

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市議会9月定例議会で補正予算案が提案されていますが、そのなかで市民の方から要望の多かった、帯状疱疹ワクチン任意接種補助が予算計上されています。補正予算額は6883万円で、以下の条件での施策となっています(議会で質疑をされたのは、市民フォーラム、おぎの議員)。

①ワクチン費用助成の対象年齢・・50歳以上、②人数・・3000人程度

③助成内容

●不活化ワクチン(ウイルスや細菌の病原性を完全になくして、免疫を作るのに必要な成分だけを製剤にしたもの。接種しても、その病気になることはないが、1回の接種 では免疫が充分にはできず、ワクチンによって決められた回数の接種が必要)・・1万2000人分

●生ワクチン(生きたウイルスや細菌の病原性を、症状が出ないように極力抑えて、免疫が作れるぎりぎりまで弱めた製剤。自然感染と同じ流れで免疫ができるので、1回の接種でも充分な免疫を作ることができる。ただ、自然感染より免疫力が弱いので、5~10年後に追加接種したほうがよいものもあり、ワクチンの種類によっては、2~3回の接種が必要なものもある)・・4000人分

また市の答弁によると帯状疱疹ワクチン助成を実施している多摩地域の自治体は16自治体、9月から実施するのは9自治体とのことです。

~ゆうきりょうの 帯状疱疹ワクチン助成に関するブログから~

今朝の朝日新聞多摩版に、東京都が今年度から「帯状疱疹」の予防接種を実施する自治体に、予算の半額を補助する事業を実施すると報じています。記事では「60歳までに3人に1人が発症するとされ、予防接種が発症を抑えるのに有効なため、接種希望者の負担を軽減する」とあります。また記事では「帯状疱疹の予防接種は任意で1万~4万円程度の費用がかかり、国が公費で費用の一部を負担する『定額接種化』を検討中だ」とあり、都は接種しやすい環境づくりをめざし、今年度において7億円程度の予算を計上しているそうです。

ちなみに対象は50歳以上の都民の接種分、自己負担額は1回につき、おおむね数千円から1万円程度になるとあります。私は以前もブログで自治体独自の補助制度実施を求めることを記載しました。今年度においては東京都がこうした補助制度を実施するのですから、ぜひ要望の多い帯状疱疹予防接種について、府中市でも検討するよう要望したいと考えています。

※ゆうきりょうの帯状疱疹ワクチン助成に関するブログ↓

府中市でも帯状疱疹ワクチン接種助成措置を・・東京都の費用補助が後押し、都内35区市町村に急増

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

 

04 8月

府中市でも帯状疱疹ワクチン接種助成措置を・・東京都の費用補助が後押し、都内35区市町村に急増

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日の読売新聞多摩版に帯状疱疹ワクチンの予防接種費用の一部を都内の35の市区町村が負担していることが掲載されています。(英国製薬大手グラクソ・スミスクライン株式会社の調査)従来から要望の多かった同ワクチン接種の費用負担助成ですが、東京都の助成措置がその後押ししたとあります。

★高額な帯状疱疹ワクチン接種への費用がネックになっていた

帯状疱疹ワクチン接種は高額な費用がネックになっており、一方でとくに50代以上の方の感染者数が増えていることから、同ワクチン接種の費用負担を求める声が高まっていました。記事では「助成自治体の急増の背景にあるのは、都が4月に始めた取り組みだ。接種費用を助成する自治体に、助成額の2分の1を補助している」「目黒区の担当者は『都の取り組みが助成の後押しになった』と話す」とあります。

★全国的にも4ヶ月間で4.5倍に増える、府中市でもぜひ実現を

記事によると厚労省の審議会では、同ワクチン接種の原則公費負担とする「定期接種」についてはまだ時間がかかるとし、独自の費用助成に踏み切る自治体が増えていると分析。全国的にも助成自治体が増えており、7月には254自治体に増え、3月時点より4.5倍になったそうです。

府中市においてはまだ帯状疱疹ワクチン接種への費用の一部負担はまだ実施されていません。私も市長あての緊急要望でこれについて要望しました。他の会派からも要望がされており、ぜひ府中市においても実現をめざしたいと思います。

※ゆうきりょうの帯状疱疹ワクチンの関連ブログ ↓

(府中市)府中市でも帯状疱疹の予防接種に独自の補助を・・東京都が帯状疱疹の予防接種実施自治体に半額補助実施へ

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

09 5月

(府中市)府中市民へのコロナ禍における「特例貸付」返済免除、非課税世帯以外にも広げる可能性あり・・厚労省が全国の自治体に通達

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

5月9日付朝日新聞にコロナ禍で生活困窮した世帯に政府が無利子、保証人なしでお金を貸した「特例貸付」について、「厚労省が8日に住民税非課税世帯でなくても返済が困難と判断されれば免除するよう自治体に通知をだした」と伝えています。

★課税世帯でも高齢や病気などで返済できないケースが続出

これまで政府は住民税非課税世帯が対象でしたが、さらに対象世帯を広げることとなりました。記事では「今年1月から返済が始まった。非課税世帯は返済免除とされたが、課税世帯でも高齢や病気などで返済できないケースが続出。1年間の返済猶予を設け、就労や家計改善の支援をうけても返済できないケースがあると判断した」とあります。

またこの記事では「今後は返済猶予をうけ、自立相談支援機関などによる就労や家計改善支援を半年以上うけても返済が難しい場合に免除対象となる可能性がある」とし、「市区町村の社協が個人の状況に応じて意見書をつくり、都道府県の社協が返済免除を決める」とし、高齢で就労が困難な人や、1人親方で収入を増やすための活動ができない人らを想定しているそうです。

こうした事態はこの間の経済状況、最近の物価高騰で推察された事態ではありましたが、国が返済免除の対象世帯を広げる方針をだしたことは、評価できると思います。ぜひ府中市民の方でも「特例貸付」の返済が困難な方は、府中市の社会福祉協議会にお問い合わせください。

※府中市社会福祉協議会 電話・・042-364-5137

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

09 5月

(府中市)府中市でも帯状疱疹の予防接種に独自の補助を・・東京都が帯状疱疹の予防接種実施自治体に半額補助実施へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞多摩版に、東京都が今年度から「帯状疱疹」の予防接種を実施する自治体に、予算の半額を補助する事業を実施すると報じています。

記事では「60歳までに3人に1人が発症するとされ、予防接種が発症を抑えるのに有効なため、接種希望者の負担を軽減する」とあります。また記事では「帯状疱疹の予防接種は任意で1万~4万円程度の費用がかかり、国が公費で費用の一部を負担する『定額接種化』を検討中だ」とあり、都は接種しやすい環境づくりをめざし、今年度において7億円程度の予算を計上しているそうです。

ちなみに対象は50歳以上の都民の接種分、自己負担額は1回につき、おおむね数千円から1万円程度になるとあります。

私は以前もブログで自治体独自の補助制度実施を求めることを記載しました。今年度においては東京都がこうした補助制度を実施するのですから、ぜひ要望の多い帯状疱疹予防接種について、府中市でも検討するよう要望したいと考えています。

※ゆうきりょうの関連ブログ⇒ 府中市でも帯状疱疹ワクチン接種の補助を・・要望高まる帯状疱疹向けワクチン接種、独自に助成する自治体も – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp