12 8月

府中市の新型コロナ感染拡大防止策・・保育所、幼稚園、学校での感染拡大防止にむけた行政の「本気度」を示さなければならない

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市の新型コロナ感染者数が160人になりました。さて先日、市内の保育所、幼稚園で児童が新型コロナに感染するという事態になりました。この件について市のホームーページでは以下のように説明しています。

 

 

★「陽性となった園児が無症状」・・ここが怪しいのではないか

 

 

「市内の私立認可保育園に通う園児2名が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。 当該園児は、同居する家族が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため7月30日(木曜日)にPCR検査を受け、7月31日(金曜日)に陽性が判明しました。なお、発熱等の症状はありません。 当該園児が最後に登園したのは7月22日(水曜日)であり、他の園児及び職員に濃厚接触者はいないことから、休園の措置は行いません」。

 

 

 

ここで指摘すべき重要なの点は、「陽性となった園児が無症状であり」の部分です。陽性でも無症状であったならば、子供が「保菌者」で親御さんから感染した可能性が「ゼロ」とはいえないのではないか? 同時に親御さんの感染経路がはっきりしていて、他から感染したというか確証があるのか、こうした情報について市からの公開はありません。

 

 

本来であれば府中市が調査して、当該の保育所へ「問題なし、大丈夫です」と伝えるべきではないのか。市によると「保健所の指導で、陽性反応が出てから2日前に登園してなければ、感染の可能性はない」との説明ですが、そうした曖昧な対応がこそ、逆に府中市内に新型コロナの感染者が拡大している原因となっているのではないのでしょうか。

 

 

 

府中市はこの間、私も議会の質疑で新型コロナの感染情報を市民に対し、感染者のプライバシーにふれない範囲で詳細な情報説明を求めました、市の答弁は「多摩府中保健所が複数の近隣市との合同の保健所となっているため、情報が府中市に入ってこない」ということを理由しています。しかしながら、お子さんを保育所や幼稚園にお預けになっている親御さんの立場からすると、それは「あずかり知らない話」であり、親御さんの立場からすると、そうした市の姿勢は「行政の責任放棄」と解釈されても仕方ありません。

 

 

現時点で他の陽性者が保育所から発生していないので、クラスターには「発展」していないと思われますが、逆に言えばクラスターが発生してしまってからでは、感染してしまった人も休園のため、仕事を休まなければならないという事態になり、迷惑なことでしょう。

 

 

やはり行政として新型コロナの感染者を未然に防ぐために、発覚した時点で、クラスや担当職員について、CR検査をするべきではないのでしょうか。府中市が負担してでも、クラスターを防ぐために、対応をするべきではないのか。この問題については、引き続き9月議会の質疑でも取り上げたいと考えています。

※以上の内容は、市民の方からいただいた投稿をもとに、私の意見も踏まえて掲載させていただきました。

 

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

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