25 10月

府中市でも総合的多面的な生活相談に応える相談窓口の開設を・・重層的支援事業の活用求める(9月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。市民の方々からの生活市民相談をいただく機会が多くなりましたが、よくたずねられるのが「市役所での相談窓口を一本化できませんか」という相談です。これは役所の縦割り行政という大きな壁があり、私は18年6月議会でもこの課題について一般質問をしましたが、この9月議会でもあらためて取り上げました。

●ゆうき質問⇒行政組織の弊害ともいえる、縦割り行政を排して、介護や高齢者福祉、障害者福祉、医療、生活保護、学校教育などの住民相談をワンストップで、かつ総合的・包括的な支援体制を構築して対応するために、市は具体策についてどのように考えているのか。

●市の答弁⇒1点目の住民相談をワンストップで、かつ総合的・包括的な支援体制を構築して対応するための具体策についてですが、現在、市では、府中市社会福祉協議会と連携し、地域福祉コーディネーターを各福祉エリアの担当として配置し、相談を受け付けるとともに、市民に身近な各文化センターで週に1回、困りごと相談会を開催しています。

2点目の市民の方から寄せられた相談についての対応は、複合的な課題に対する支援策として、地域福祉コーディネーターが関係機関と連携を図り、相談者の状態や意向を確認しつつ、課題解決に努めております。

3点目に府中市の「地域福祉計画・福祉のまちづくり推進計画」では、複合化・複雑化した課題に対応する相談機能の充実のための施策として、「福祉の総合相談窓口の設置」を掲げ、様々な福祉分野の問題を1か所で相談できる総合相談窓口の整備を進めることで、本市における「断らない相談支援体制」の中核と位置づけ、関係課等と連携して問題解決に取り組む体制を構築する考えです。

★政府の重層的支援体制整備事業の活用で相談実務の向上を

私は府中市が総合相談窓口の設置にむけて現在計画していることは評価し、同時に現在政府が全国の自治体に対して任意事業として実施している「重層的支援体制整備事業」の活用を求めました。この制度は自治体の相談窓口を一本化することを支援するための制度で、補助金があり市にとっても実務上のメリットがあることを指摘、市も答弁で「先進自治体の例を参考に実施にむけ検討する」との答弁がありました。都内では世田谷区と八王子市だけであり、ぜひ府中市でも同事業の活用を求めたいと思います。

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus