02 11月

府中市の小中学校の不登校児童、生徒の教育を受ける権利の保障はどうなっているのか・・東京都全体では2万4329人で過去最多に

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝刊各紙に東京都教育委員会調査によると、21年度の不登校児童生徒の数が2万4329人となり、過去最多を記録したとのことです。

読売新聞の記事によると「(都教委は)コロナの影響により漠然とした不安や生活のリズムの乱れも要因」とし、また「国が『不登校は問題行動ではない』と定義したことで、無理に登校を促さないようになっていることも影響している」としています。

また同記事によれば、不登校とは別に「コロナの感染回避を理由に30日以上欠席した公立小中高の児童、生徒は前年度から6422人増え、1万894人」とのことです。同時にいじめも増加傾向にあり、前年度に比べると41%増えた」そうです。

★板橋区では不登校児童生徒にオンライン配信スタート

こうした状況を反映し、自治体のなかでも板橋区が不登校児童生徒の学習対応のために、自宅でも受けられるオンライン授業の配信に加え、児童、生徒やその保護者に対して、スクールカウンセラーがオンライン面談を実施するそうです。また練馬区でも昼夜逆転の生活を改善するため、クラスの「朝の会」へのオンライン参加を促進しているとあります。また、東京都教育委員会では来年3月までに、フリースクールに通う子供の実態調査をすているとして、今後の不登校児童生徒の対策を講じるとしています。

★不登校児童生徒に教育を受ける権利の保障を

府中市においてもすでに300人を超える不登校の児童生徒がいます。武蔵台小学校の児童数を上回る人数でもあります。国は不登校を問題にしていないという方針ではありますが、日本国憲法には26条で「教育を受ける権利」が保障されているわけです。学業の面のみならず、コミュニケーション能力を育む機会を、不登校児童生徒に保障することは、国の将来への投資でもあると私思います。ぜひそうした視点での施策を期待したいものです。

※参考ブログ

府中市の不登校児童生徒の対策について、親切な情報の整理と一元化、実態調査など求めたい(市民の方からの要望より) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

府中市でもオンライン学習授業の多様な可能性の追究を・・青森市がオンライン授業を不登校対策に活用、 不登校から登校できるようになった生徒が倍増へ – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

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