22 8月

(府中市)府中市の中学校でも「がん教育」(がん教育等外部講師連携支援事業委託)を実施してみてはどうか

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

隣の自治体である国立市の教育委員会が発行する「くにたちの教育」(172号)に、同市が中学生のために「がん教育」のプログラムを実践しているとの記事がありました。この広報紙では以下のように、伝えています(一部抜粋)。

★実際にがんを経験された方を講師に・・前向きな生き方を生徒たちに伝える

国立市内の中学校で、がんを経験したがん 教育外部講師の佐久間久美さんによる講演会 が開かれ、「がんになってもできること が んになったからできること」をテーマに、が んの基礎知識、治療の実際、そしてがんと診 断されても絶望せず病気や治療を学んで前向 きに進むことの大切さをお話しいただきまし た。

佐久間さんは、2018年春の人間ドック受診をきっかけ に肺がんが見つかりました。当初は不安の中で治療を開始しましたが、 出会った患者の仲間たちから、思いがけない言葉をかけられます。「が んは体の中で大きくなっている時が怖い。見つかって治療が始まるの は嬉しいことですよ」 。

★「自分や周囲の人が将来『がん』と診断さ れたときにどう行動すべきか考えてほしい」(佐久間講師)

点滴治療を継続しつつ、諦めかけていた資格試験の勉強の再開等を 医師に相談したところ、強く後押しされます。「がんになったら全てが 終わるというわけではない」と気づいた佐久間さん。患者会に参加し て情報交換し、回復を遂げていきます。現在は、正しい知識を身に付け、 必要な時に治療や支援を求められるようになるためのがん教育に参加 したいという思いを原動力に、各地で講演会等を行っています。

「がん教育は、がんの避難訓練。災害時にどんな行動を取るべきか 想定して訓練を行うように、自分や周囲の人が将来『がん』と診断さ れたときにどう行動すべきか考えてほしい」と佐久間さんは語ります。 検診での早期発見の大切さを学ぶと同時に、病気になった後も続いて いく患者の人生の可能性を想像することの重要性に気付く、生徒たち にとって貴重な経験となりました(くにたちの教育172号より一部抜粋)

★文科省の「がん教育等外部講師連携支援事業委託」を多摩地域の複数の自治体で実施

この「がん教育」は文科省による「がん教育等外部講師連携支援事業委託」の一貫で実施されているものです。この文科省の事業委託を活用して、「がん教育」を実施している多摩地域の自治体は、国立市の他にも国分寺市、八王子市でも実施されているそうです。

文科省の同プログラムのHPによると、「がんテーマとして教育で扱う際に大切なことは、『生きている限り誰にでも起こりうる病気や死といかに向き合うか』という正解が一つではない問を通して、『自分らしい生き方』や『健康と命の大切さ』について考えることです。そのため、本プログラムでは、がんに対する正しい知識の習得とともに、生徒が主体的に考え、行動につなげられるような内容を目指し作成しています」とあります。

私も一度、講師をされている佐久間さんにお会いして、講師を通じて得たものなどについて伺えればと思っています。また府中市でもこうした「がん教育」について実施する意義があることを、市議会で提案したいと考えています。

※「府中市の令和6年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス  yuki4551@ozzio.jp  まで

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