05 12月

(府中市 PFAS)府中市が市内の公共井戸9ヶ所でPFAS 水質調査を実施へ(府中市議会で高野市長が答弁)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

昨日(12月4日)の府中市議会一般質問で、山本真実議員(自由クラブ所属、参政党)が府中市のPFAS対策について質疑をされ、そのなかで高野市長は「府中市内の公共の井戸、9ヶ所についてPFASの水質調査を行う」と答弁されました。市の答弁では「府中市ではこれまで災害時においても、井戸水を使用しなかったために調査をする考えはなかった」としながら、「今後は使用する可能性もある」とし、今回のPFASの水質調査を実施する方針となったとのことです。

隣の調布市でも市の独自予算で市内のPFAS調査をしていたこともあり、府中市においても複数の議員が議会で要望、また会派「自由クラブ」としても、市長あての予算要望書のなかで要望もしていただけに、今回、高野市長が水質調査を実施する考えを示したことは大きな前進面と言えます。

多摩地域におけるPFAS問題について最近では、市民団体が京都大学の研究室と独自調査結果を発表し、「汚染源と疑われる米軍横田基地付近では、暫定指針値の62倍相当を検出」「基地から東に10キロほど離れた国分寺市の深い地点の地下水では、高濃度の分布も判明」(東京新聞)という報道もありました。

★府中市では7ヶ所の井戸を取水停止していたことも

以前も、住民の血液検査を実施している市民団体が28市町村に住む551人分の検査結果を公表した際、「井戸の取水を停止した浄水施設がある国分寺や立川など7市の住民で血中のPFAS濃度が高い傾向にあり、専門家は『飲み水に使ってきた水道水が主な原因』とみている」との新聞報道がありました。当時の調査で最もPFAS、PFOSの数値が高かったのが国分寺市の住民で、平均値より約3.4倍高かったとあります。ちなみにPFASの影響で取水停止中の浄水施設の井戸数は、府中市には8個、国分寺市が7個など7市34ヶ所の井戸で取水停止していました。

★府中市の水道水の供給源はどうなっているのか・・東村山市の浄水場から取水

ちなみに以前、私は東京都水道局に対して、府中市の水道水の取水源について問い合わせをしましたところ、以下の内容の話がありました。

「東村山市の浄水場からの取水80%,若松浄水場からの20%をまぜて供給してもらっている」とのことです。理由は、「昔は多摩地区については、各自治体の地下水から100%、それぞれの自治体の分の水を供給していた」とのことですが、「多摩地域の自治体の人口増加につれて、各自治体が完結するかたちで住民への水を供給することができなくなった」とのことです。

そこでたとえば府中市の場合ですが、(東村山市からの)川の水を使い浄水場から水を補給して、府中市民への足りない水道の量を補っているとのことです。その際府中市の場合、近隣の東村山市の浄水場から水を補給してもらっているそうです。しがたって他の多摩地域の自治体も府中市のように、近隣の自治体の浄水場から水を補給してもらっているところがあるとのことです。

※多摩地域エリアの水道水の問題に対する問い合わせ先・・電話 042-521-5125 東京都水道局

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などお気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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