18 12月

(府中市)府中基地跡地(浅間町)にオオタカが生息 府中市は令和15年度を目途に市立総合体育館の移転、供用開始を予定

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、市議会「基地跡地等特別委員会」が開催され、浅間町にある府中基地跡地留保地の活用計画について、報告がありました。

★希少動物の調査は来年秋ごろまで続く予定

報告では国の調査により英巣が観測されたオオタカについて、環境省からは同省が定める「猛禽類(もうきんるい)保護の進め方に基づく調査結果により保全策を検討」、「営巣に関する影響範囲を示す 営巣中心域等を想定するとともに、自然環境に関する有識者の意見聴取や、東京都との 相談を経て、オオタカの保全を目的とした保全区域と、土地利用を可能とした利用区域 の区域分けを行っている」との報告がありました。

一方で、他にも確認された希少動物のうち、猛禽類のフクロウと、哺乳類のアナグマについて、「東京都 の多摩環境事務所より、営巣の有無や行動圏の調査データが一部不足しているとの指摘 を受けたため、追加調査が必要となった」との報告がありました。この報告によると、「この調査は 来年の秋ごろまでかかるとのことであり、追加調査が完了するまで、オオタカの保護を中 心とする自然環境の保全区域や、土地利用が可能となる利用区域を確定するに至らない」 とのことだそうです。

★基地跡地内に市立総合体育館を移転予定、令和15年度に供用開始めざす

市はこうした追加調査の必要性について理解しつつ、「同留保地内への総合体育館の移設は可能と認識」しつつ、総合体育 館の移転を軸とした土地利用を検討するとし、令和6年6月には国に対して、基地跡地利用計画について、再度提出を予定するとししています。また総合体育館の移転は令和15年度に供用開始を目指すとのことです。総合体育館については、同施設の老朽化などの理由から矢崎町にある現在の場所からの移転が計画されています。

この基地跡地利用計画については令和2年2月に、市は国に利用計画を提出しましたが、令和3年9月に同基地内にある米軍通信施設が日本側に引き渡されたことから、「留保地の活用について自由度が増したことから、市では道路位置を見直す」(読売新聞多摩版)を図るなど、利用計画の修正に迫られています。ちなみに私が所属する会派「自由クラブ」では、基地跡地留保地に関して、以下2点の重要項目として来年度予算要望のなかに加えています。

●府中市の経済状況を客観的に把握、分析したうえで中心市街地と周辺地域の活性化、また同時に基地跡地留保地などを有効活用した将来の府中市に新たな豊かさをもたらす産業の誘致など、府中市の経済戦略を立てること。

●基地跡地留保地の計画については、性急な計画を避け、府中市の将来にわたって真に必要なものを熟慮することとし、当面はその一部をオオタカの保護も踏まえた緑地、公園として確保しておくこと。

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