23 4月

府中市 不登校児童、生徒への支援策の拡充を・・豊島区が区内すべての中学校にソーシャルワーカーを配置へ

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。( ブログ検索⇒ 府中市議ゆうきりょう )

★豊島区が区内3校に「支援員」、すべての中学にソーシャルワーカーを配置へ

今朝の朝日新聞多摩版に、都内の豊島区がこの4月から、不登校の中学生が学校に通いやすくなるように、教員免許や臨床心理士などの資格をもつ専門職員による支援を強化したとあります。記事では、区立中学の3校に「支援員」を常駐させ、全8校に「ソーシャルワーカー」を配置するとし、「コロナ禍以降、急増する不登校の生徒を少しでも減らしたい」とのことです。記事によると、コロナ禍で不登校数が2倍の200人を超え、教職員の負担も重くなり、授業の準備や保護者への対応に支障がでているとのことです。

★中学のソーシャルワーカーは、隣接する小学校も担当

記事のなかで支援員について「生徒の学習指導だけでなく、提出物の管理といった自立支援も担う。学校と直接連絡がとれない家庭を訪ねたり、電話をしたりして別室登校も促す。区は来年に全校に配置する」とし、スクールソーシャルワーカーについては「派遣する中学校に隣接する小学校も担当し、継続的に支援できるようにする」「学校で対応が難しいケースでは、児童相談所や医療機関などとの橋渡し役にもなる。週3回程度、各校で支援にあたる」としています。

★府中市でも学校経営支援員の増額など、不登校対策に予算を拡充

府中市の令和6年度予算のなかにも、学校に登校することはできるが、何らかの理由で教室に入れない児童、生徒の社会的自立および、集団への適応を図るため、令和5年度から設置したサポートルームを拡充する内容の予算が組まれました。※学校経営支援事業費予算・・2億5590万円

私もこの間、市議会においてサポートルームについては複数回質疑をし、複数の議員さんも要望をされてきました。また高野市長の選挙公約のなかにも、サポートルームの充実があげられていました。府中市は情緒障害の児童のための固定学級を創設する方針がないため、せめてサポートルームについては、その充実を求める声があります。以下、昨年12月議会でのサポートルームに関する質疑について、掲載します。

●ゆうきりょう質問1 教育委員会は各校のサポートルームの調査、把握をしているか ⇒ ★市の答弁→サポートルームでの指導を充実させるため、利用人数や支援内容などについて把握し、成果の上がった事例を紹介する資料を作成、学校に周知するなど各校における指導の充実につなげている。

●ゆうきりょう質問2 各校のサポートルームの運用改善の具体策は検討しているか? ⇒ ★市の答弁→スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーと連携して、様々な角度から支援の充実を図ることが必要。教育委員会では、生活指導主任会やスクールカウンセラー連絡会など様々な機会をとらえ、サポートルームの成果と課題を把握するよう努め、指導の充実を図る。

●ゆうきりょう質問3 各校のサポートルームにおいて、学習の課題、児童の興味、関心にあわせた探求のための学習の選択を求めたいが ⇒ ★市の答弁→サポートルームの指導では、児童生徒の関心にあわせ、補充学習、タブレット端末を活用した調べ学習を行うなど、画一的な学習内容に取り組ませるのではなく、児童生徒の一人ひとりのニーズにあった様々な学習に可能な限りに対応している。またサポートルーム設置の趣旨に基づく指導が、各学校で確実に行われるよう、指導していく。~今後も、引き続きこの課題について、教育委員会に対しても要望していきたいと思います。( ブログ検索⇒ 府中市議ゆうきりょう )

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

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