府中市 高齢者の孤立防止 買い物不便地域に暮らす高齢者世帯に、移動スーパーの支援事業を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★都内足立区でイトーヨーカ堂が、住民と協力して買い物移動スーパーを展開
先日の東京新聞社会面に「老いる団地、孤立防げ」という見出しで、足立区の都営住宅前に移動スーパーが商売にきているという記事がありました。記事では「都営住宅は世帯主や名義人の7割が65歳以上の高齢者で、超高齢化している場所だ」「都内全体でも単身世帯に占める高齢者の割合は4割を超え、全都道府県で最も高い」として、なかでも買い物の対策について、移動スーパーの役割を紹介しています。
記事の中では都内の足立区の「西保木間2丁目第二アパート、都営住宅」の高齢者の様子が記事になり、同アパートは「団地に暮らす約250世帯、8割が高齢者世帯でほとんどが独居。近くに頼れる人がおらず、最寄り駅まで徒歩20分かかる」「地元商店街が減り、移動スーパーは団地住民にとって貴重な存在」で、「イトーヨーカ堂が運営し、2020年から週2日間巡回する」とのことです。この記事では、こうした移動スーパーの取り組みは「単身高齢者の孤立を防ぐ意味でも意義がある」として、住民が主導して対策を手探りながらも講じる意義が強調されています。(参考記事、東京新聞6月20日付)
★府中市内にもある買い物不便地域・・京王電鉄と協力して移動スーパーを実施する自治体も多数
府中市内でも買い物が不便な地域があります。私が住む紅葉丘2丁目など市内北東地域もスーパーなどがなく、「買い物に不便だ」というお声をよく伺います。また武蔵台、北山町などの市内北西地域も高齢化のために、買い物について「不便です」というお声を聞いたことがあります。
こうした買い物移動スーパーについて、マスコミ報道によると、隣の多摩市が京王電鉄が協定を締結して(13年11月)、多摩市内にある多摩ニュータウンエリアにおいて、京王が住民へのお買い物をサポートする移動販売車をだしているそうです。また現在では日野市、八王子市、町田市でも移動販売をしている」とのことです。
また京王電鉄は買い物に不便な地域がある調布市内と、多摩ニュータウン内の稲城市が対象エリアに追加するとのことです。マスコミ報道によると「エネルギーを効率よく活用する次世代のエコトラック電気式冷蔵冷凍システムを採用した移動販売車を新たに導入し、肉・魚・野菜などの生鮮食品や日用品を中心に、約250品目が販売」をされるとのことです。
★国も買い物弱者対策として支援事業を実施、府中市でも実施を要望したい
この件で多摩市のHPによるとこの事業は、「経済産業省の『地域自立型買い物弱者対策支援事業』の採択を受けており、販売商品は「肉、魚、野菜などの生鮮品や米、パン、お菓子、飲料、惣菜、調味料、日用雑貨など、約300品目」とのことです。ぜひ私はこうしたサービスを市が京王電鉄と協力するかたちで、なかでも高齢化した地域で買い物が不便な地域にぜひタイアップできないものか、府中市にも提案したいと思います。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp 電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202