府中市学校給食 鶏肉産地偽装事件 今後の防止、チェツク体制強化を図らねばならないが(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★23年にも学校給食食材の産地偽装が発覚、対応方針を強化したはずだが
今朝の読売新聞多摩版に昨日、ニュースで報じられた府中市の学校給食に鶏肉産地偽装の事件が報じられています。同記事では「府中市の学校給食センターに外国産の鶏肉を国産と偽って納品したとして、食肉輸入販売会社の社長ら2人が27日、逮捕された」「府中市では23年にも給食食材の産地が偽われる事件が起きたばかり」「今回の事件を受け、市は給食食材のチェック体制を強化する方針を明らかにした」とあります。
記事によると、逮捕されたのは「並木商店」(新宿区)の社長、並木建造、小金井市の食肉販売会社「MRフーズ」の元社長、木村耕治の両容疑者を不正競争防止法違反容疑で、警視庁が逮捕したとのことです。
★「国内産であることが入札参加の条件」であるはずが
記事では「並木容疑者は『国産』を条件とする府中市の入札に参加して落札、取引先の木村容疑者に鶏肉の調達を依頼していた」「同給食センターに納品されていた鶏肉は、南米や東南アジア産で、木村容疑者が自社の食肉加工責任者だった女に納品所の偽装などを指示していた」そうです。
記事のなかで高野律雄市長は「子どもたちの健康と不安を最優先に厳格な基準で業者選定と納品管理をしてきたが、事態が発生したことは誠に遺憾で、重くうけとめている」とコメントされたとのことです。この記事にもありますが、府中市では昨年も外国産豚肉などを国産と偽って納品された事件があり、厳しく対処するとの方針をだしたばかりでした。記事では「市教委によると、昨年11月に産地偽装に関する情報が寄せられ、12月に食品検査で、産地偽装された鶏肉の安全性に問題はないと確認したが、検査機関に産地の判別を依頼したところ、今年1月に『外国産の可能性が高い』との結果がでた」とあります。
★府中市が軽く見られている・・産地偽装事件が起こる背景
2年連続して発生した事案なだけに、大変深刻に受けとめなくてはなりません。同時に監視体制を強化するという点で、どのようにすればよいのか、このあたりもよい手段が見つからないのではないでしょうか。なにしろ入札に参加する条件として「国内産」であることを義務づけていますが、それを平気で破る業者がいるわけですから、防止の手段が何かあるのか、ということです。社会のモラルが根底から破壊されているということに尽きますが、こうした事件は内部通報などで明らかになるケースが多いです。同時に府中市が軽く見られている、ということもであるのではないでしょうか。
市としては全国の点検例を詳細に調べ、こうした事態を極力防ぐための方法を、早急に講じなければなりません。私もこの点、調べて議会でも取り上げて、対策について要望などしたいと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)
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府中市 学校給食センターに産地偽装の鶏肉が納品されていた・・警察に匿名での情報提供で発覚(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)