02 7月

府中市学校給食センター 鶏肉産地偽装事件 今後どうしたら防止できるか・・海老名市(神奈川県)のケースに見る(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市の学校給食センターにおける、食肉偽装について多くの反響が寄せられいますが、先日、NHKインターネットニュース(6月27日付)によると今後の対策について、神奈川県の海老名市の対策について報じています。

★抜き打ち検査を実施している海老名市

同ニュースによると、以前、同じような産地偽装の被害に遭ったのが、神奈川県海老名市だそうです。報道では「海老名市では、食材の値上がりの影響で、令和2年度には4万4000円だった小学生1人あたりの1年間の給食費が、令和7年度は、5万6900円と、およそ1万3000円高くなり、家庭の負担を抑えるため、保護者が支払う金額は令和5年度から変えずに維持し、一部は公費で負担している」としています。

そこで海老名市では、価格の変動が大きい食材については、「なるべく安価で、品質のいい食材を選ぶため、毎月、複数の業者から見積もりを取ったうえで、入札を行って業者を選んでいます。選定の際には、管理栄養士も参加した会議で食品のサンプルの確認も行っていた」とのことでしが、令和5年、国産として納入された豚肉に外国産のものが混入していたことが判明したということです。

★産地偽装のものは安価で出回るので、業者選定の公正維持をできなくなる

「海老名市就学支援課の係長は『偽装されたものが納入されているという考えはなかった。産地が偽装された食材のほうが安価に出回るので、業者の選定で公正な競争を維持できなくなってしまう』と話す」。「このため海老名市では、令和6年度から、およそ20万円の予算を計上し、納入された食品を抜き打ちで検査している」として、同課の係長は、「専門家の目を入れる取り組みを市としてやることで産地偽装の抑止にもつながると思う。食材費が高騰するなかでも、給食の質や量を維持するために工夫している」と話していました。(参考、NHKインターネットニュース6月27日付)

★府中市でも2度の食品偽装事件をうけて、抜き打ち検査の検討を

府中市では学校給食の食材には原則として国産を使うことにしていますが、昨今の食材費高騰のおり、安価の食材を購入することも至上命題となると思われます。NHKニュースによると「府中市では毎月、複数の業者から見積もりを取ったうえで、職員や保護者を交えた『食材選定会』でサンプルの食品を実際に食べて業者を選定している」とのことです。ぜひ海老名市のような抜き打ち検査についても、今後検討するべきと思います。

また食材ということもあるので、難しいとも思いますが、市内にある業者などを積極的に活用することも必要かなと感じています。市内業者であれば、こうした不正なことを行った際、地域において致命的なことになるので、地元企業の製品の活用についても、検討してはどうかと思います。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

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