府中市 ボートレース平和島の第1期新スタンドの落成式・・明るいテーマパークに生まれ変わるボートレース平和島に(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
昨日、府中市が主催している平和島競艇(ボートレース平和島、大田区)にの新スタンドの棟第1期が12月26日にオープンするにあたり、同新スタンドの落成式に、総務委員会副委員長として出席してきました(議長、副議長、総務委員長と同行)。
★家族そろって楽しめるテーマパークとして、生まれ変わるボートレース平和島へ
この落成式の様子について、ディリースポーツネットニュース(12月24日付)では、次のように配信しています。「24年11月より着工となった建設工事が計画通りに竣工。収容人数は約2500人で、1階インフォメーションにはコンシェルジュが常駐することで、ボートレース初心者をサポート」「1、2階の観覧席は海辺の公園のような爽やかな雰囲気に包まれており、誰もが気軽に訪れることができるスペースに。指定席やロイヤルシートとなる3階もシングル席やグループ席を取り入れることで、プライベート感と居心地の良さを両立させたフロアとなっている」と、その臨場感ある様子を伝えています。
またこの日の落成式には府中市の高野律雄市長も来賓として出席、「これまで以上にゆったりとくつろいでいただき、ご満足いただける施設へ生まれ変わったと自負しております」(ディリーニュースより)とあいさつされました。ちなみに第二期棟のスタンドは3年後に完成予定で、現在工事中とのこと。ボートレース平和島が近隣の商業施設との一体感、同時に家族でも楽しめるテーマパークとしても今後、さらに施設全体が刷新していくとのことです。(参考、ディリースポーツネットニュース12月24日付)
★ボートレース平和島の前身は「大森競走場」として東京都主催による遊戯施設としてスタート
この府中市には東京競馬場、多摩川競艇があり、遊戯施設のある街としても有名です。ところが以外に知られていないのが、大田区にある平和島競艇は府中市が主催しているということです。「ボートレース平和島」という施設です。東京都内にある3大ボートレース場(平和島・多摩川・江戸川)の中では最大の売上高をあげていることで有名です。
また平和島競艇は「大森競走場(おおもりきょうそうじょう)として1954年6月に東京都主催で開催されたのが最初である。しかし、売上が伸びなかったため翌年の1955年には都営による開催が中止され、1955年9月から府中市主催による開催となる」「1957年に平和島競走場に改称し、1960年3月から相模湖モーターボート競走組合(神奈川県城山町、津久井町、相模湖町、藤野町(いずれも当時)による一部事務組合)主催の開催も加わった。以降はこの2施行者によって開催されていたが、平成16年度をもって相模湖モーターボート競走組合が撤退し、現在は府中市による開催のみとなっている」(参考、ウィキペディアより抜粋)
★バブル絶頂期には、168億円の実収入を府中市にもたらした平和島競艇の売り上げ
以前、読売新聞多摩版の記事にもありましたが、この数年来、コロナ禍の影響もあってたか、売り上げが好調なのが、公営競技です。そのなかでも府中市が主催する平和島競艇についても、「2020年度の売り上げは前年度比25%増の約793億円、21年度は同3・1%増の約817億円を記録するなど好調」(読売記事)です。理由は記事にもありますが、巣ごもり需要にあります。この記事にもありますが、平成初期のバブル絶頂時には、約168億円の実収入を府中市にもたらしました。そのおかげで、府中市の当時の財政にも多大な貢献があり、美術館や生涯学習センターなどの建設にも貢献したのが、平和島競艇の売り上げです。
★バブル崩壊後、売り上げが低迷、利益がでないなか、合理化努力で純利益のねん出を図る
しかしながらバブル崩壊後は、競艇人気も落ち込み、一時期は府中市へ繰入金がゼロになった時期もあったとのことです。その後売り上げが低迷するなか、利益のねん出のために、市は平和島競艇場の事業関係者らの人員削減と機械化の推進、場外舟券売り場を各地に増やすなどの合理化努力を行い、少ないながらも純利益のねん出を図ってきました。最近では「インターネットなどを活用した取り組みも進む。6人の女子高校生ボートレーサーが活躍するオリジナルストーリーを企画し、ホームページで公開。レース映像が中心だったライブ中継も、コロナ禍以降は特に、タレントらをゲストに招くことに力を入れ、より親しみやすいものに変えていった」(読売記事)とのことです。
また現在、平和島競艇から府中市への実収入利益は、36億円超(令和5年度決算)になっています。この36億円は府中市にとって大変貴重な財源であり、市の基金(貯金)に積み立てられています。最近では、こども・子育て応援基金の原資になり、市の学校給食費無償化の原資にもなりました。
★府中市内にある多摩川競艇は青梅市の主催です
また多くの市民の方の間でも誤解があるのは、「府中市内にある多摩川競艇を府中市が主催している」という認識ですが、ここは青梅市が主催するものです。以前の読売新聞の記事のなかで府中市の同事業部の柏木部長は「公務員で収益を考える仕事は特殊かもしれないが、市民福祉の向上に寄与するという意味では同じ。競艇場に足を運んで、レースの迫力を体感してほしい」とコメントされています。(府中市議 ゆうきりょう)
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