08 1月

府中市 こども食堂・・ 児童の朝食を提供する取り組みが、全国各地に官民協働で広がる(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★大阪府の泉佐野市が週2回、市内すべての小学校で朝食の会を実施

先日の朝日新聞に大阪府の泉佐野市が市内全小学校で週2回、希望する児童に無料で朝食をとることができる「こども朝食堂」をはじめたとの記事があります。記事では「『朝食は家庭で取るべきだ』『自治体が朝ご飯を提供する必要があるのか』といった批判があるなか、続けてきた背景とその事情」について掲載しています。

同記事では市内の小学校で市から委託を受けた社会福祉法人のスタッフの方々が、児童のために朝食を提供している様子を伝え、この日は平日で朝7時半から子どもたちが訪れています。記事によれば、泉佐野市は2023年に無料の朝食を提供する「こども朝食堂」を一部の学校で始めたそうで、昨年10月からは、5つの事業者に委託し、市内の13すべての小学校で週に2回、実施しているとのことです。同市では今年度約9700万円の予算を計上、ふるさと納税の寄付金も活用しているそうです。

★朝食を食べることができない児童が多く散見、朝食の習慣化をめざす市の方針

記事では朝食提供への批判が起こるなか、「家庭の経済的事情で食べられない子どもへの貧困対策だけではない」と説明、「市が実施する児童へのアンケートでは、朝食を食べない理由として『食欲がない』『起きるのが遅い』という回答のほかに、『おうちの人が仕事で朝食が用意されていない』という回答が多く見られた」とあります。また記事には「朝食堂を始めたてから『朝ご飯を毎日食べている』と回答した割合が74・1%から86.7%まで増加したという。市は朝食を習慣化してもらうことで、健やかな成長や学習意欲の向上につなげたいと考える」としています。

ちなみにこの朝食堂への参加は不要で、食べたい子どもは普段より20分ほど早く登校するだけでよく、家庭の事情も問わないそうで、児童の利用率は約2割ほどとのことです。また「教員の負担が増えない工夫もした」として「学校の家庭科室を利用するものの、校門の解錠など当日の作業はすべて事業者に任せた」「学校側には、開催日とメニューの記載されたチラシを児童に配布する事だけを依頼」しているとのことです。

★八王子ではボランティアによる朝食の提供も

また同記事では、東京では八王子市の「子ども食堂カフェ北野」の取り組みを紹介。「近隣の小中学校に通う子どもらむけに、ボランティアスタッフが平日の毎朝6時45分から無料で朝食を提供している」とし「大人も300円で食べられるため、出勤時間が早い親が一緒に訪れるケースもある」そうです。こうした取り組みが福岡県飯塚市、大阪市の東淀川区でも似たような取り組みがされていることを、記事では伝えています。(参考、朝日新聞1月4日付記事)

★府中市では、前年予算956万円を1130万円に拡充、子どもや高齢者など世代間交流ができる場に

府中市では今年度(令和7年度)予算のなかに、子ども子育て応援事業の1つに「地域で子ども食堂などを実施する団体の活動資金の補助について、支援対象団体数を13団体から17団体にする」として、1130万円(前年が956万円)の予算が計上されています。

府中市だけでなく全国的にも年々広がるこども食堂ですが、先日の読売新聞多摩版では「昨年12月末時点で都内23区に設けられた子ども食堂は、少なくとも746ヶ所に達した」とあり、「貧困対策として始まったが、子どもが気軽に過ごせたり、世代間交流ができる場としても注目を集めている」とあります。

★こども食堂を通じて、悩み事の相談や勉強を見て欲しいなど、寄せられている声を反映した事業展開を団体の方々とともに検討したい(府中市の答弁)

私も以前(2018年12月)の府中市議会一般質問において、子どもの居場所づくり、子ども食堂への支援策を求めて質疑をしたことがあります。当時から府中市も答弁のなかで子ども食堂の存在を重視しており「昨今、地域におけるつながりの希薄化や家庭における孤食が社会問題となるなか、子ども食堂の活動は地域の方々からのご厚意に支えられており、大変意義あるものと認識している」とし、「本市の市民提案型協働事業を活用していただいている」「子どもの居場所づくりで求められている、悩み事の相談や勉強を見て欲しいなど、寄せられている声を反映した事業展開を団体の方々とともに検討していきたい」としています。

また質問のなかで「市は現在の市民協働事業からさらに一歩進めて、本格的な行政支援策を求めたい」と質疑したところ、まだスタートして日が浅い事業なので今後の活動を見極めたい、「国や都の動向を注視しながら、子どもの居場所や交流の場などとして広がりがある、子ども食堂への支援を検討してまいりたいと考えている」との答弁でした。

★子ども食堂を広げるために、企業とも積極的な連携を求めたい

子ども食堂をめぐっては、最近では大手食品メーカーなども子ども食堂を運営する団体に対する財政支援なども行なっており、また「子ども食堂を運営したいが、ノウハウをおしえてほしい」とか「私の子ども、子ども食堂に連れて行きたい」などの声が寄せられていると聞きました。

今後の要望として、こうした情報の集約化、ワンストップ化についても行政が支援して、市と学校と子ども食堂運営者がつながるように、行政としても環境づくりをしてほしいということも要望しました。府中市内においても、今後は学校区ごとにその存在が広がり、泉佐野市のように朝食会を提供できるまでの広がりになることを期待しています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口、火曜日・・京王線多磨霊園駅南口、水曜日・・京王線東府中駅北口、木曜日・・西武線多磨駅西口、金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

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