府中市 自閉症・情緒障害特別支援学級の設置を求めたい・・第5次府中市特別支援教育推進計画を読む(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
「第5次府中市特別支援教育推進計画」が府中市から公表され、市議会文教委員協議会でも年末に報告がありました。この「第5次推進計画」において、自閉症・情緒障害特別支援学級について、複数の委員からその設置を求める発言がありました。またこの間、府中市議会においても私が2022年第1回定例会で一般質問を行い、その後も公明党や共産党の議員の方からも、一般質問で自閉症・情緒障害特別支援学級設置の要望がありました。こうした経過を受けて、今回の第5次推進計画では、限定的な表現であるものの、その設置について「検討する」との文言が複数個所あります。以下、その関連する記述について掲載します。⇒ 特別支援教育推進計画案
★全ての通常の学級に特別な教育的支援を必要とする児童・生徒が在籍している可能性がある(国の調査から)
〇第5次推進計画より抜粋①・・・国が令和5年3月に公表した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」の報告書において、通常の学級に在籍し、学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童・生徒数の割合は、小・中学校において推定値8.8パーセントであることが示され、全ての通常の学級に特別な教育的支援を必要とする児童・生徒が在籍している可能性があることが明らかになりました。
★特別支援教室を利用しても指導の定着が難しく、通常の学級で不適応を起こす児童・生徒が少なからずいる現状がある
〇第5次推進計画より抜粋②・・特別支援教室を利用する児童・生徒は引き続き増加することが見込まれます。また、特別支援教室を利用しても指導の定着が難しく、通常の学級で不適応を起こす児童・生徒が少なからずいる現状があります。そのような児童・生徒に必要な支援や学校への支援の充実に向け、自閉症・情緒障害特別支援学級の設置を含め引き続き検討する。
〇第5次推進計画より抜粋③・・・自閉症・情緒障害等の児童・生徒の学びを保証するため、通常の学級や特別支援教室における指導と支援体制の一層の充実を図る取組を推進します。なお、自閉症・情緒障害特別支援学級の設置について、引き続き、他市の成果と課題等について研究し、検討していきます
★自閉症・情緒障害特別支援学級の設置を含め引き続き検討する
〇第5次推進計画より抜粋④・・・特別支援教室を利用しても指導の定着が難しく、通常の学級で不適応を起こす児童・生徒が少なからずいる現状があります。そのような児童・生徒に必要な支援や学校への支援の充実に向け、自閉症・情緒障害特別支援学級の設置を含め引き続き検討するとともに、子ども発達支援センターや療育機関等と柔軟に連携できる具体的な支援体制の構築を図る必要があります。
〇第5次推進計画より抜粋⑤・・・当該ビジョンの基本的な方針の一つである「教育のインクルージョンの推進」においては、「多様な人が共に支え合う共生社会の実現に向け、通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある多様な学びの場の一層の充実」が強化のポイントとして掲げられています。
★子どもへの支援のあり方としてどういう形がいいのかということを自閉症・情緒障害特別支援学級の設置も含めて引き続き検討(審議会事務局)
〇審議会での委員の発言議事録から①・・・この資料4の取組2のところの成果について、単純な疑問として伺いたいが、「自閉症・情緒障害特別支援学級について他市の動向などを調査研究する」と書いてあるが具体的にどんな研究結果が得られたのかを教えてもらいたい。
〇審議会での事務局の発言から①・・・自閉症・情緒障害特別支援学級の調査研究については、他自治体に直接的に視察に行ったというような形ではないが、近隣市を含めて都内の他自治体の設置状況を調査することや、自閉症・情緒障害特別支援学級の実際の運営の仕方やその課題などについて聞き取りを行っている。
〇審議会での事務局の発言から②・・・前回も自閉症・情緒障害特別支援学級については話題に上がって、やはり大規模な投資にもなって、学習指導要領が通常学級と一緒で子どもたちの勉学の面と、それと教員の専門性の面と、両方ともに必要で、なかなか難しい問題だという話は伺った。ただ、検討しているということが抽象的で、具体的な課題というものがなかなか見えてこない。素人考えかもしれないが、具体的なところが見てこないので、難しいとしてももうちょっと具体的なところが見えるとよい。
〇審議会での事務局の発言から③・・・現状で通常の学級の中で困っているお子さんがいるという状況については対応していかなければいけないと認識している。そのための手段として、自閉症・情緒障害特別支援学級の設置ということが適切な方向になるのか、もしくは今の仕組みを充実させる中で、そういうお子さんたちやそういった児童・生徒が在籍している学校も含めて支援していくような体制を充実させていく方がいいのか、そのあたりのところを検討していきたいと考えている。自閉症・情緒障害特別支援学級固を設置する、しないと検討するということではなく、子どもへの支援のあり方としてどういう形がいいのかということを自閉症・情緒障害特別支援学級の設置も含めて引き続き検討していきたい。
~この自閉症・情緒障害特別支援学級の設置について、再度2月の市議会一般質問でも取り上げたいと考えています。またブログでもこの点について掲載していきます。(府中市議 ゆうきりょう)
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