24 9月

(府中市 ちゅうバス)運転手不足、交通空白地域などの課題に、府中市の公共交通はどうなるか(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市のコミュニティバス「ちゅうバス」に関する市民の方からのご意見ご要望が複数寄せられます。この「ちゅうバス」については、2025年7月に策定された「府中市地域公共交通ネットワーク再編計画」に基づき、転換期をむかえています。すでに26年4月からすでに一部ルートの変更や見直しが始まっていますが、今後の計画の柱は「交通空白地帯の解消」と「新技術・新車両の導入」にあります。

★地域公共交通の課題と将来の技術導入

府中市では、コスト上昇や運転手不足の課題に対し、自動運転やAIデマンド交通の導入が視野にいれています。2023年度から2029年度までを期間とする「府中市地域公共交通計画」を策定、民間路線バスの減便や運転手不足に伴って発生・拡大する恐れのある交通空白地域・交通不便地域(生活不便地域)に対して、複数の具体的な将来計画を進めています。

★持続可能な地域公共交通ネットワークへの再編をめざす計画

1,コミュニティバス「ちゅうバス」の再編と効率化

現在、市内を細かくカバーしているコミュニティバス「ちゅうバス」について、路線バスとの重複区間を解消し、利便性を維持しつつ路線の最適化を図っています。運転手不足の中でも空白地域を増やさないよう、移動実態に応じたルートの見直しを行っています。

2,小型車両・ワゴン車による「地区内交通」の実証運行

大型バスや通常の「ちゅうバス(小型バス)」でも進入が難しい狭い道路が多い住宅街などの不便地域に対しては、さらに小回りの利く「ワゴン車両(乗客定員9〜10名)」による実証運行や、狭隘(きょうあい)道路に対応できる「小型EVバス」の導入検討が進められています。

3,デジタル技術や「AIデマンド交通」の導入検討

深刻化する乗務員不足をカバーしつつ、利用者のニーズに応じた移動手段を確保するため、将来的には従来の路線バスのように決まった時刻表を持たない「AIデマンド交通(予約型乗り合いサービス)」や、自動運転バス、MaaS(マース)といった次世代技術活用の調査・研究、、議論をしています。

4,地域住民が主体となる移動支援(地区内交通手段)

市縁辺部などに点在する公共交通不便地域における、高齢者や交通弱者の買い物・通院を支えるため、乗合タクシーやタクシーの活用に加え、住民自身や地域コミュニティが主体となって移動をデザインする新たな仕組みの構築も、中長期的な検討課題に位置づけられています。

また「ちゅうバス」の一部の運行区間において、乗客定員9〜10名のワゴン車両(タクシー事業者が運行)を使用した実証運行を行っています。

(1)実証実験(実証運行)の実施場所

主に以下の3つのエリア・路線を対象に実施されています。

①武蔵台循環 武蔵台エリア 定員9名、②新府中街道ルート 北山エリア 定員9名、③よつや苑西循環 四谷エリア 定員 10名、運行期間・・令和8年4月1日~令和9年3月31日まで

(2)実証実験の目的

主な目的は、深刻化する公共交通の維持課題に対応し、地域に最適な効率的かつ持続可能な運行形態を検証することにあります。具体的な背景と目的は以下の通りです。

①深刻な運転手不足への対応
運輸業界全体で大型・中型バスを運転できる乗務員が不足しているため、普通二種免許でも運転が可能なワゴン車両を活用することで、運行の維持を図ります。

②利用率の低い路線の効率化(コストの抑制)
乗車率が低い割に維持費や燃費がかかるコミュニティバスの見直し区間において、小型のワゴン車へダウンサイジング(適正化)することでコストを抑えた効率的な運用を目指します。 [1, 2]

③本格運行(路線再編)に向けた有効性の検証
実際の運行環境で各種データ(利用客数、収支状況、住民からの意見など)を取得し、計画目標の達成や本格運行へ移行できるかの課題や有効性を評価します。 [1, 2]

★市民のニーズにかなう「ちゅうバス」を求めて(ゆうきりょう議会質問から)

私は府中市議会令和4年第4回定例会で、府中市のコミュニティーバス「ちゅうバス」の運行改善について、将来的な方向性も含めて質疑で取り上げました。

1,「ちゅうバス」にもシルバーパスの適用を要望

★ゆうきりょうの質問⇒高齢者のコミュニティバス「ちゅうバス」への利用促進のためにも、東京都のシルバーパスを利用することを検討できないか、という点です。府中市の場合、コミュニティバスについて運行のための財政補填をしているわけですが、ぜひこの際、シルバーパスについても活用いただき、高齢者の方が地域社会で活動できる場の保障を、さらにお願いしたいという提案です。この点、市の考えを伺います。

★府中市の答弁⇒ 東京都ではシルバーパス条例施行規則の規定により、原則的に地方公共団体の委託を受けて乗合旅客を運送する運行系統は、バスの運用区間から適用を除外されているとのこと。ただ例外的に一般の路線バスと同等の運賃体系の場合であっても、地方公共団体とバス事業者の協議が整ったときは、コミュニティーバスであっても適用対象となることもある。また、府中市の「ちゅうバス」については、1乗車100円と一般の路線バスと異なる運賃体系であることから、適用対象にはなじまないと考えている。

2,公共交通地域の空白地域解消のために、小型EVバスの導入などの検討をう要望

★ゆうきりょうの質問⇒大型バス、コミュニティバスが入れない住宅街など公共交通の空白地域を解消するため、小回りのきく車両『小型EVバス』の導入や、AIなどの新技術を導入して、利用促進を図っている、近隣自治体もあるが、府中市もこうした施策について、民間事業者との協力もえて、施策を検討できないものかという点です。

★府中市の答弁⇒府中市では地域公共交通計画にもとづき、ちゅうバスの諸課題の解決を中心としたパスネットワークの効率化を図るなかで、近隣自治体の事例を参考としながら、住宅地などの地区内交通を支える最適な移動手段についても、検討をすすめる予定だ。

3,ちゅうバスの運行時間延長を要望

★ゆうきりょうの質問⇒ちゅうバスの運行時間の延長を希望する利用者の方々のお声を多数お聞きします。この点、市の考えを伺います。

★府中市の答弁⇒現状は困難であるが、アンケート調査などで得られた運行時間帯へのご意見を踏まえると、今後の地域公共交通計画の施策を推進するなかで、ちゅうバスの運行時間延長の可能性についても、検討する必要があると考える。

※府中市議  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には原則、朝5時から8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

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