府中市 子どもの権利 子どもまんなか 子どもたちの未来に希望を・・世田谷区が「子どもの権利条例」制定(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょうブログ)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★中高生が条例プロジェクトに参加、前文と条例項目を自ら考えて提案
先日の東京新聞多摩版に都内の世田谷区が、子どもの権利や保護を定めた「子どもの権利条例」を施行したとの記事があります。同条例は2001年に制定した「子ども条例」を改正し、名称に「権利」を加えたとして、「子どもたちに考えてもらった前文と具体的な権利を規定した」とのことです。
記事によると、中学生や高校生が考えた権利として①第5条「自分らしくいられ、個性が尊重される権利」、②第6条「思い切り遊び、自分にとって楽しいことをする権利」、③第7条「健康に暮らせる権利」、④第8条「自分らしく学び、成長・発達できる権利」、⑤第9条「地域に参画する権利」があり、前文には「区や大人へのメッセージとして『私たち区や大人は、子どもにとって一番よいことは何かを真剣に考え、対話し応えていくよう努力します』などの文を記した」とのことです。
世田谷区では「区は昨年、中学生と高校生でつくる条例検討プロジェクトをつくり意見交換、前文や権利についてアイデアを出してもらった」とし、同区の保坂区長は「子どもが小さな市民として主人公の条例ができた。どこまで伝えていけるかが行政、区教育委員会の仕事。子どもたちとコミュニケーションを続けていきたい」と話しています。(東京新聞多摩版5月1日付参照)
★未成年の段階から「権利と義務」について考え、主体的生きる力を育むためにも意義ある取り組み
こうした条例は大変意義あるものです。条例案を作成する過程で、当事者である子供たち、多くの10代に参加、意見を闊達に語らせる機会を設けたことも良い取り組みだと思います。18歳未満の児童生徒、子どもたちに「権利と義務」という関係を考えてもらうこと、そして自分たちが大人になったときに、どういう社会をつくるか、こうしたことを考えてもらう機会としても、子どもの権利条例は有意義だと思います。
今政府はこども家庭庁を中心に、こども「まんなか」政策を推進し、府中市においても施策を実行していますが、当事者である子どもの声を聞いて施策を考えるという姿勢は希薄だと思います。中高生が主体性を持って生きていくために、実際の行政参加のなかで図っていくことは、とても重要ではないかと考えています。ぜひこどもの権利とこどもの声を現実の施策に生かすという点からも、世田谷区のようなこどもの権利条例について、広がることを期待したいものです。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
※府中市こども計画案⇒ hosikodomokeikakuann
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