府中市 シルバー人材センターの活用でシニアー世代の活躍を・・フレイル・認知症対策で健康寿命を伸ばそう(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★各地で減少するシルバー人材センターの会員数
シニア世代が社会で活躍できる施策が期待されていますが、高齢者に短期の仕事、軽作業を紹介、委託するシルバー人材センターの会員数の減少が課題となっています。この点で読売新聞(24年10月29日付)では「企業などが従来の職場で働き続ける高齢者が増えている」ことが背景にある」として、各地のシルバー人材センターでは、会員の獲得に力をいれるために、様々な対策を講じているとしてしています。
この記事によるとシルバー人材センターは、地域貢献を通じて高齢者に生きがいを感じてもらうために、1975年に江戸川区でスタート、全国の会員数は2009年度に79万人を超えたそうですが、昨年度は約67万人に減っているそうです。記事では「企業や家庭から仕事の依頼があっても、会員不足を理由に断らざるえないセンターもでてきた」とあり、「過去1年間、仕事をしていないという会員が約2割を占めている」そうで、その理由について「厚労省が各地の人材センターに調査すると、高齢者のための車の運転免許を返納し、移動が難しい人がいることがわかり、送迎費の補助をはじめたところもある」とのことです。
★会員減少理由の1つに力仕事、補助的な仕事、家事手伝いなどが多数を占める実態
また会員減少のひとつに「人材センターであつかう業務は、除草や清掃などの仕事が全体の54%、家事手伝いなどのサービスが27%を占めるなど、力仕事や補助率的な仕事が中心」で、最近ではIT分野の仕事を受注する動きもあり「青森県八戸市とむつ市の人材センターは、都内のソフトウェア会社が両市に置く、サテライトオフィスに会員を派遣する」「会社員だった会員らがパソコンを使って、AIに正確な情報を学習させる業務『アノテーション』に携わているそうです。
★シニア世代の認知症、フレイル対策としても有効なシルバー人材センターの活動
この記事では、シルバー人材センターの役割について、①高齢者の就労促進だけでなく、福祉的な役割もある、②規則正しい生活がおくれる、③仲間と交流ができるなど「心身の状態が衰えるフレイルや認知症の予防にもつながる(城西大学、塚本教授)」という指摘があります。「実際、全国シルバー人材センター事業協会が約9万4000人に行った調査では、入会動機が『生きがい』が最多の35%、『経済的理由』が21%を上回っている」そうです。(参考記事、読売新聞24年10月29日付記事)
★小山くにひこ都議も掲げるシニア世代の活躍の施策
~小山くにひこ都議会議員は、都議選政策のなかで「シニア世代が輝ける東京、府中を実現し、認知症・フレイル対策で健康寿命を延ばす」と掲げています。この点ではその具体策として、シルバー人材センターの活性化が必須ではないでしょうか。とくに今後、現在60代前後、50代後半の方々がシルバー人材センターで活動する際、IT、AIなどを駆使した活動も予想されるだけに、シルバー人材センターの新しい方針も必要ではないでしょうか。こうした新しいシニア世代の活躍にむけても、小山都議の政策に期待したいものです。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
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