府中市 市立小中学校の始業式を9月からに実施へ・・暑さ対策で熱中症リスクを減らす取り組み(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
昨日のNHKインターネットニュースでは、府中市内の小中学校が2学期の始業式を9月1日からに変更した件を報じています。
★夏休みが増える分の授業数は、1日5コマの授業数を6コマにすることで対応
同ニュースでは「厳しい暑さの中、子どもたちが登下校中などに熱中症になるリスクを減らそうと2学期のスタートを遅くして9月に変更する学校もあります。
しかし暑さは9月も続くとみられ、学校では子どもたちに日傘を差すことなどを指導しています」として、府中市の市立小中学校では、「厳しい暑さの中、子どもたちが登下校中などに熱中症になるリスクを減らそうと、ことしは2学期のスタートを遅くして33校の小中学校すべてで始業式を9月1日に行うことにしました」と伝えています。
同ニュースでは市立小柳小学校を取り上げ、「夏休みが増えた分減ることになる授業時間については、1日5コマの授業を6コマにするなどして対応する予定で、冬休みは例年と同じ日数を確保する」として、「学校は子どもたちに対して、登下校中に帽子を着用したり必要に応じて日傘を差したりするよう指導している」と伝えています。
★「熱中症のリスクをいかになくしていくかが学校の課題」(小柳小学校校長)
また同ニュースでは府中市の小中学校が熱中症対策を強化していることを伝え、今年度から夏休み期間中のプールの開放をとりやめたり、運動会の実施時期を「5月中か10月以降」に見直していることを報じています。ニュースのなかで小柳小学校の内井利樹校長は「熱中症のリスクをいかになくしていくかが学校の課題だ。やれることをやっていくことが今後も必要だと思う」と話していることを伝えています。ニュースのなかで文部科学省は「ことし5月、熱中症対策として夏休みを柔軟に運用するよう通知を出していて、夏休みを延長する代わりに冬休みを短縮して授業時間を捻出することも検討して欲しい」と通達していると報じています。(参考、NHKニュース8月19日付)
★熱中症から子供を守る6つの工夫
※注記:なお、活動を行うに当たっては、引き続き、WBGTを測定し、実施の判断を行います。1 授業日の工夫 2 場所の工夫 3 時間の工夫 4 環境の工夫 5 衣服の工夫 6 飲食の工夫
これまでも各学校においては、熱中症事故防止に向けてWBGTの計測や教育活動の工夫等を行ってきました。しかしながら、近年の酷暑・残暑はかなり厳しい状況です。このような状況を踏まえ府中市教育委員会では、全ての市立小・中学校と協力し、令和7年度以降、6月から9月までの4か月間を「熱中症予防要配慮期間」として設定し、一層の熱中症予防対策の徹底を図ります。(以上、教育委員会のHPから抜粋)