府中市 市立新総合体育館建設にPFI事業を活用した場合のメリット、デメリットとは(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
先日のブログ「新総合体育館は府中市の地域経済活性化、都市間競争で優位に立つ切り札になりうるか」について、今後計画されている、市立総合体育館建設構想について、その特徴と懸念される点について記載しました。
私は同施設の建設にあたっては、PFI事業(Private Finance Initiative)を活用することで、その負担を軽減できるのではないかと考えています。PFI事業とは公共施設の設計・建設・運営に民間の資金やノウハウを活用する手法であり、行政、民間企業、住民(利用者)のそれぞれに大きなメリットもある反面、デメリットもあります。そこでPFI事業について、生成AIで調べたところ下記のようにまとめられています。
★PFI事業によるメリットとは(行政、民間、住民)
1,行政側のメリット
①財政負担の削減と平準化:・・民間の技術による効率化で、事業期間全体のコスト(LCC:ライフサイクルコスト)を削減できます。また、建設費を一括で支払わず、事業期間にわたって分割して支払うため、予算を平準化できます。
②リスクの最適分担:・・建設の遅延や運営コストの上昇といったリスクを、それを最も管理しやすい民間事業者に分担させることで、行政の予期せぬ負担を回避できます。
③行政の効率化:・・維持管理や運営を民間に任せることで、行政組織ののスリム化や、より専門的な行政サービスへの注力が可能になります。
2,民間企業側のメリット
①新規事業機会の拡大:・・従来は行政が独占していた公共サービス分野に参入でき、長期にわたる安定した事業機会を確保できます。
②創意工夫の発揮:・・仕様発注ではなく「性能発注(求める成果を指定する)」により、自社の高度な技術や経営ノウハウを自由に提案・活用できます。
③信用力の向上・・ 公共事業の受託実績は、企業としての社会的信用やブランドイメージの向上に寄与します。
3,住民・利用者側のメリット
①サービスの向上・・ 民間の創意工夫により、開館時間の延長や付帯施設の充実など、従来よりも利便性の高い公共サービスを受けられるようになります。
②早期整備・・ 行政の予算制約により後回しになりがちな公共施設でも、民間資金を活用することで早期に整備・供用される可能性があります。
★PFI事業によるデメリットとは
生成AI検索によると、PFI事業のデメリットは、①公共サービスの質の低下リスク(民間が利益優先で質を落とす可能性)、②自治体側の管理・把握の負担増(民間への丸投げ防止のため専門知識と管理能力が必要)、③契約・入札プロセスの長期化と複雑化、民間へのリスク移転過多によるコスト増、ニーズ変化への対応の難しさ(長期契約のため柔軟性欠如)、④地元企業の参入障壁の高さ(資金力・実績・提案力が必要)などが挙げられます。(以下、生成AI検索による記述を引用)
1,公共側(行政)のデメリット
①管理・監督の負担増:・・民間の業務内容を把握し、品質を管理する専門知識と手間が必要になる。
②契約・入札の長期化・複雑化:・・適切な契約内容の策定や民間事業者の評価に時間と労力がかかる。
③公共性の低下懸念・・ サービス利用料の値上げや、本来の公共性が失われるリスク。
④ニーズ変化への対応の難しさ:・・長期契約のため、IT関連など変化の速い分野では柔軟な対応が難しい。
⑤法的リスク:・・手続きミスがニュースになったり、首長が議会で説明責任を負うリスク。
2,民間側(事業者)のデメリット・課題
①高リスク・高負担:・・事業リスクが大きいため、リスクプレミアムが上がり資金調達が困難になる場合も。
②参入障壁の高さ:・・資金力、経営能力、提案力、実績、マネジメント力などが求められる。
③収益性の低さ・・ 競争が激しく、期待される収益が低いケースも。
④計画立案の困難さ:・・膨大な時間とコストをかけて計画書を作成する必要がある。
⑤過度なリスク移転:・・民間へのリスク移転が過大になりすぎると、提案が抑制される。
3,全体的な課題
①過度なコスト削減要求・・ 要求水準と予定価格のバランスが崩れ、質の高い提案が出にくくなる。
②トラブル発生時の対応:・・経営破綻や施設損傷などのトラブルが発生した場合、事業の継続が困難になることがある。
★府中市ではルミエール府中でPFI事業が行われています
府中市におけるPFI事業の代表例としては、府中市市民会館・中央図書館複合施設維持管理・運営等事業(ルミエール府中PFI事業)があります。(以下、生成AIによる引用)
①内容・・ 府中市市民会館と中央図書館(ルミエール府中)の維持管理・運営を民間事業者に委託。
②方式・・ RO方式(既存施設の改修・運営)で、第2期は2022年から約15年間実施。
③事業者・・大林ファシリティーズ、佐藤総合計画、京王設備サービス、図書館流通センター(TRC)などで構成される「第2期PFI府中市民会館・中央図書館株式会社」。
④特徴・・図書館業務(運営・資料管理など)の一部をTRCが担当し、電子図書館や学習室Web予約などでサービス向上を目指す。
~インターネットによると近年では、地域課題の解決に向けて、地域企業が代表企業として参画する「ローカルPFI」などの取り組みも推進されているとのことで、今後調べてみたいと思います。またブログでも紹介したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
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