府中市は「外国人との多文化共生社会をめざす」・・外国人の存在が不可欠な日本社会の現実にどうむきあうべきか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
あけましておめでとうございます。今年もこれまで通り、府中市議会議員、ゆうきりょうは「毎日ブログで情報発信」「毎朝駅頭」(中止の場合もありますが)をテーマに、精進していく決意です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
★「外国人の存在について、全自治体の半数超、54%が地域の存続に外国人が欠かせないと回答」(産経新聞1月1日付記事、市区町村自治体調査より)
さて元旦の産経新聞一面に「外国人 地域に影響 70% 全1741市区町村アンケート」との見出しで記事が配信されています。産経によると全1741の市区町村の首長を対象に、在留外国人、訪日外国人に関するアンケートを行い、「70%が外国人の急増に伴い地域に何らかの影響がでている」と回答。「このうち76%が良い・悪い影響の両方があると答えた」とあり、「一方で、半数超の54%が地域の存続に外国人が欠かせないと回答、理由は「労働力の確保」が占めたとあります。(なお回答率は1433自治体で82.3%)
記事では「外国人がもたらす良い影響について、最も多かった理由は「人手不足の解消で845自治体。「観光など経済の活性化」をあげたのが578自治体だったそうです。これに対して「悪い影響で最多だったのが、文化・習慣上の摩擦で515自治体、次いで350自治体が、日本語が話せない外国人の子どもへの対応などに代表される、教育現場での難しさ」をあげているとのことです。
一方で「外国人をめぐる対応施策について、多くの自治体が多言語対応の整備や日本語教育支援などの、住民との共生推進を重視していると回答」、「ただ財源や人的資源が不足しているとして、国が明確は方針を示すことや、支援を求める声も多く寄せられた」そうです。
★外国人との文化、習慣の違いが街の美化、学校現場にも影響広がる
同紙の3面では「摩擦と依存 浮かぶ現実」「文化、習慣、違い苦慮」との見出しで、各自治体が「少子高齢化と人口減少にさらされながら外国人との共生を模索する姿」と指摘しています。具体的な事例としては「ゴミ出しをめぐるトラブル」として、「150を超える自治体が収集日を守らなかったり分別せずに捨てたりすことに悩んでいる」「道路ぞいのゴミ収集所に産業廃棄物などを大量に放置」(埼玉県神川町)などの例もあるそうです。他には「税金、公共料金の未納に悩む声も多かった」「個人市民税を納めずに帰国」(兵庫県淡路市)「(滞納者の)追跡調査・督促などに膨大な事務量が生じている」)(広島県府中市)などの声があったそうです。
さらに「学校教育現場での難しさ」をあげた自治体が350あり、「約50ヶ国の外国人が住む茨城県常総市は、『不登校になる子どもが少なくないうえ、保護者が学校の仕組みを理解していないことが多い』」とのことです。また「治安上の懸念」と回答した自治体が311あり、「中古車販売などに従事する外国人が無断で敷地に入りこんだり、必要以上に購入を勧誘する」(北海道訓子府町)、」「日本人の雇用が失われるという不安をもつ住民の声があがる」(長崎県新上五島町)などの声をあげています。
★少子高齢社会の今日、労働力の確保として欠かせない外国人の存在
こうした外国人が定住することへの批判的意見のある一方で「半数超の自治体が外国人は欠かせないとした最大の理由としてあげているのが、『労働力の確保』」で704自治体あり、「外国人増加にともなう良い影響では『人手不足の解消』が845自治体の回答で最多」だったことから、経済面での効果を指摘しています。具体的な事例としては、群馬県嬬恋村のキャベツの収穫、愛媛県八幡浜市のみかんの栽培をはじめ、奈良県吉野町の木材産業などの例をあげ、「外国人がいなければ各産業が成立しないのが実情」(千葉県銚子市)、「市民、とくに子供たちが多文化に触れ、理解をすることは、視野を広げられ、グローバルな人格形成ができる」(茨城県守谷市)という指摘があります。
★インバウンド効果をもたらす外国人による訪日客の影響
他にも良い影響としては「観光などの経済の活性化」をあげているのが578自治体あり、インバウンド効果をもたらす外国人の訪日客の増加を指摘しています。日本の通貨が国際的に安くなっている今日、これを利用するためには、外国人の訪日観光客を増加させることは、経済戦略上、必須の課題ではあるだけに、こうした意見は当然です。同時に訪日客の問題で悪い影響と答えているのは「オーバーツーリズム」をあげた自治体が184あり、訪日外国人客のマナーの悪さが街の美化、風紀を乱している実態を指摘しています。
また同記事では最後に、オーバーツーリズム対策と観光振興のバランスをとる施策の展開とあわせて「人口減少や喫緊の課題で、雇用維持や地域振興のためには外国人が欠かせない。共生できる街づくりを進めたい」(静岡県富士吉田市)の声を紹介しています。
★府中市は多文化共生社会の方針をかかげ、具体的に外国人との交流を支援
外国人と共生の問題で府中市では「多文化共生センターDIVE」を開設。同HPには「DIVEは、府中市に暮らす外国人と日本人の多文化共生をすすめる拠点です。それぞれの文化のすばらしさを認めあいながら、ともに笑顔で暮らせる街をめざしています」とその方針を明確にしちます。※“DIVE”は Diversity(多様性)、DIVE(その中に飛び込む)ということからつけられた名前です。
この「DIVE」では、①交流、②外国につながる多文化共生支援、③相談窓口、④情報発信を柱に活動をしています。府中市内には、東京外語大学の存在もあり、この点では先進都市の1つと言えるのではないでしょうか。
★日本に移住する外国人に日本のルール、習慣を身につけるほうが「得」だと思わせる社会ルールの確立を
昨年の参議院選挙では、外国人問題が争点の1つに浮上し、選挙結果に大きな影響を与えましたが、私も今後、わが国が少子高齢社会をむかえるなかで、労働力確保のためにも、また経済交流のためにも外国人の受け入れはやむえない施策と思います。それだけに産経新聞の記事で、上智大学の岡部みどり教授が指摘している「(日本の)治安の良さ、清潔さに象徴される『日本の魅力』をテコにした戦略で、(外国人が)快適に暮らすには日本のルールや習慣を身につけることが『得』だという感覚を育み、現実的なメリットとして提示すること」「経済成長、国民の賃金上昇を最優先としつつ日本の国柄や社会の安定に主軸を置いた政策を構築する必要がある」との意見に賛同するものです。(参考、産経新聞、1月1日記事)
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