(府中市 東京競馬場)府中市にある東京競馬場は、市にどういう利益をもたらしているのか(府中市議会議員 ゆうきりょう)
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
これまで市民の方から聞かれることのなかに、「府中市内にあるJRA東京競馬場(日本中央競馬会)は、市にどれだけの利益をもたらしているのか?」「競馬場の売り上げは市に収益としてあるのか?」という問い合わせがあります。
東京競馬場の競技は、公営ギャンブルではないため競馬の「売上(収益)」そのものが直接府中市の財政に入る仕組みはありません。しかしながら、①財政支援、②地域経済の活性化、③コミュニティ還元、④観光資源など、多方面で府中市に多大な貢献をしてくれています。
★財政面での直接・間接的サポート
①環境整備のための「寄附金(協力金)」
JRAからは、競馬場周辺の道路拡幅、公園整備、防音・環境対策、さらには地域のイベント(ソフト事業)といった環境整備に活用される「寄附金」が毎年数億円規模で府中市に支払われています。
②固定資産税などの地方税収
広大な敷地や巨大なスタンド施設があるため、これらにかかる固定資産税などが府中市の貴重な税収入となっています。
③ふるさと納税への協力
最近では府中市の「ふるさと納税返礼品」として、普段は入れない東京競馬場の特別観覧室への招待メニューなどを提供し、即日完売するなど自治体の寄付金集めに大きく貢献しています。
★人流の創出と地域経済の活性化
①年間約200万人の集客力
東京競馬場は、府中市内最大の集客施設であり、年間約200万人もの来場者を市内外から呼び込んでいます。
②周辺店舗への経済効果
なかでも日本ダービーやジャパンカップなどの大規模レース開催日には膨大な人流が生まれます。そのため府中駅や東府中駅、府中本町駅周辺の飲食店、コンビニ、ホテルなどの商店街の売上に貢献しています。現在も府中市は、この人流をさらに中心市街地へ回遊させるまちづくり施策を進めています。
★地域コミュニティや市民への還元
①イベント開催と協賛
毎年夏に開催される花火大会をはじめ、競馬場を会場とした地域のイベントや、府中市の「市制施行記念競走」といった市民向け行事を積極的に共催・協賛しています。
②防災拠点としての機能に期待
圧倒的な広さを持つ敷地と頑丈なスタンド、大規模な駐車場は、災害時の避難スペースや物資の集積拠点、防災訓練の会場としての役割も期待されています。
③馬事文化と福祉活動
馬を通じた地域社会貢献活動や、東京馬主協会を通じた市内福祉施設への寄付や支援なども行われています。
④平日の「公園」としての開放
レースが開催されない平日や場外発売日でも、敷地内の緑豊かな公園や遊具施設が市民に無料開放されており、子育て世代の憩いの場、日常的なレクリエーションの場として機能しています。
★東京競馬場とのタイアップ(回遊性創出)の施策や仕組みづくりで、経済効果を発揮
東京競馬場は年間約200万人もの来場者を誇る東京競馬場の集客力を、市では府中駅周辺の中心市街地(まちなか)の活性化につなげるため、「東京競馬場タイアップ(回遊性創出)」施策や仕組みづくりを進めています。この課題については、これまでも市議会のなかで複数の議員さんも、質問テーマとして取り上げる方もいます。とくに近年は、インターのネット投票普及やアクセスの良さから「競馬場内だけで完結して帰ってしまう層」が多いという課題を解消するため、行政と商工会議所、民間事業者が連携した様々なアプローチが取られています。
★飲食店・商店街とのタイアップ施策
①東京競馬応援サポーターズ(馬券提示特典)
東京競馬場で購入した「勝馬投票券(馬券)」を市内の協力飲食店等で提示すると、ドリンク1杯無料などのサービスや特典を受けられるイベントが実施されています。レース終了後に観客を街の飲食店へ誘導する代表的な仕組みです。
②ポスターや記念入場券の配布
むさし府中商工会議所などと連携し、市内の数百もの店舗に「ジャパンカップ」などの大規模レースを告知するポスターやのぼりを設置して街全体を盛り上げ、街中への来店を促しています。
★街巡りを促すイベントや仕掛け
①デジタルスタンプラリー
競馬場から、周辺の「大國魂神社」や「馬場大門のケヤキ並木」、駅周辺の商店街などを結ぶデジタルスタンプラリーを企画し、自然にまちなかへ足を延ばしたくなる仕組みを作っています。
②ウォーキング・ガイドツアーの実施
府中市観光案内人が同行するウォーキングイベントや、競馬場のバックヤードツアーと周辺の歴史スポット(郷土の森や下河原緑道など)を組み合わせた街歩きツアーが定期的に開催されています。
③東京競馬場での「府中市イベント」開催
競馬場内の特設ブースにて、府中市のふるさと納税PR、市内拠点のキッチンカー出店、伝統的な「武蔵国府太鼓」の演奏、ご当地キャラクター「ふちゅこま」の登場など、競馬場にいるファンに向けて市の魅力を直接アピールする場を設けています。
★公共空間の活用と官民協働の強化
①けやき並木通りのイルミネーション
府中のシンボルである「けやき並木通り」のライトアップイベントは、東京競馬場(JRA)からの協賛・連携のもとで運営されており、夜間のまちなかへの人流創出に貢献しています。
②「協働・共創の窓口」による民間提案の募集
近年、競馬場に若年層やファミリー層が増えていることから、府中市は「東京競馬場から府中のまちなかへの回遊を生み出したい!」というテーマを掲げ、民間企業から最新のマーケティング手法やSNS、データを活用した新しい回遊モデル・プロモーションのアイデアを広く募集しています。
~このように、東京競馬場の存在は、間接的な利益を府中市にもたらしている存在として、なくてはならない施設と言えます。「府中市と言えば東京競馬場があるところ」と言えば、多くの人に、府中市をイメージしてもらえる貴重な存在です。今後とも、府中市を盛り上げる施設として、様々な知恵と工夫でその効果を発揮させる施策が必要です。(府中市議 ゆうきりょう)
※写真はJRAのホームページから掲載
※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp 電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202
※ 府中市議会議員 ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝5時~8時までいます。
月曜日・・西武線多磨駅東口
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木曜日・・西武線多磨駅西口
金曜日・・京王線多磨霊園駅北口