18 10月

(府中市 学校教科書)文科省が教科書の新指針案「2030年から教科書は紙中心、デジタルは補完的あつかいに」(府中市議会議員 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★デジタルの教科書は小学4年生以下は認めず

10月18日付読売新聞一面に「新たな教科書 紙中心」「大臣指針案 デジタルは補助」との見出しで記事があります。記事では「2030年以降に小中高で導入されるデジタル教科書のあり方を示す文科省の『大臣指針』素案が判明した」「新たな教科書は紙を中心として、デジタルは補助的、補完的な扱いと位置付けた」「紙を使わないデジタルの教科書は小学4年生以下は認めず、小学5年以上も英語や実技系教科などに限定。導入後、学習や健康への影響を検証し、必要に応じて見直すことも盛り込んだ」としています。

★指針案に「障害のある児童生徒への対応も行う」との指針も盛りこまれる

記事では「文科省が紙中心を打ち出したのは、有識者会議で、発達心理学の専門家から『年齢が低い子どもは認知能力が発達途上にあり、デジタルの影響が大きい』」「紙の活用が学習で効果的といった指摘があったことなどが背景にある」とのことです。また超党派の国会議員でつくる「活字文化議員連盟」からも、紙主軸の継承や学力、健康への影響の検証を求める要望書がでていたそうです。また「手書きの重要性に配慮して、『書く活動の授業中での確保』を明記。AIの搭載は『実証研究などを注視しつつ検討する』との言及にとどめた」そうです。同時「障害のある児童生徒への対応も行う」との指針も盛り込まれたとしています。

大臣指針のポイント・・①すべての学年、教科で紙中心、②小4以下は「おおむね紙」、③小5以上は「主に紙」、④小4以下はデジタルは認めない、⑤デジタルは小5以上は英語と実技系教科などに限定(参考、読売新聞10月18日付記事)

★紙教科書の強み(メリット)・・ネットでの分析から

①高い記憶定着と深い理解: ページをめくる感覚や、本全体のどの位置に情報があるかという「空間的な手がかり」が脳を刺激し、記憶に残りやすいとされています。じっくり考えて深く学ぶ学習に適しています。

②自由な書き込みによる思考の整理: 余白に数式や図、自分の考えを直接手書きすることで、問題解決のプロセスや自分の間違えた跡を視覚的に残し、思考を整理できます。

③目や体への負担が少ない: デジタル端末と違い、ブルーライトによる視力低下や目の疲れ(ドライアイなど)のリスクが低く、長時間の学習でも健康面への悪影響が抑えられます。

④トラブルフリーで集中できる: バッテリー切れ、機器の故障、ネット環境の不安定さに左右されず、いつでもどこでも開くことができます。また、ゲームやSNSといった誘惑の通知が入らないため、学習に集中しやすい環境を作れます。

★紙教科書の弱み(デメリット)・・ネットでの分析から

①物理的な重さと管理の負担: 複数の教科書やノートを持ち歩く必要があり、特に通学時の荷物が重くかさばります。また、整理整頓や紛失防止などの管理の手間もかかります。

②情報の更新・修正ができない: 一度印刷されると、最新の時事問題や統計データの変更、誤植などの情報をリアルタイムに更新することができません。

③検索性や一覧性に劣る: デジタル教材のようにキーワード検索で瞬時に目的のページに飛ぶことが難しく、特定の情報を見つけるのに時間がかかる場合があります。

④マルチメディアを活用した学習ができない: 音声(英語のネイティブ発音など)を聞いたり、理科の実験動画を見たりといった、視覚・聴覚を組み合わせた動的なコンテンツを単体で扱うことができません

★タブレット端末の教科書についての 現状と懸念(保護者からの声より)

以前のゆうきりょうさんのブログで、府中市の教育について発信されているのを拝読しご連絡させていただきました。市立小中学校で導入されているChromebookを用いた学習について、保護者として感じている懸念をお伝えし、ぜひ見直しのご検討をお願いしたく、ご連絡いたしました。

新たに導入されたChromebookはタブレット型で、ペン入力ができるようになりました。しかし、ペンに慣れていない小学生にとっては鉛筆より扱いづらく、学習効率が落ちています。特に国語の書き取りでは、きれいな線が引けないことから漢字を書くこと自体を嫌がり、学習に向き合えなくなっている子どもも出ています。また、テストでは画面を切り替えないと問題文が見えない構成のため、ワーキングメモリが十分に発達していない子どもにとっては、紙に比べてテストや宿題に取り組みにくく、学習上のハンディキャップになっています。

★保護者の間では、紙を中心としたテストやドリルに戻してほしいという意見がほとんどです。

実際にテストがタブレットで行われるようになってからは、漢字のテストの点数が下がる、算数で途中式が書けないといった悪影響が出ており、通知表の成績やテストの平均点も過去の学年に比べて落ちていると聞いています。家庭でも、紙の宿題に比べて親がフォローしづらく、教科書を持ち帰らないため学校での学習を話題にする機会も減り、親子のコミュニケーションが薄れていると感じています。「広報ふちゅう」ではタブレット導入のメリットが周知されていましたが、私の周囲の保護者の間では大変不評で、紙を中心としたテストやドリルに戻してほしいという意見がほとんどです。

学校現場の先生方と地域の座談会でお話しましたが、こうした課題を感じながら声を上げにくく、高い負荷の中で授業を進めていると伺っています。北欧では、タブレット学習のデメリットが指摘され紙の教科書へ回帰する動きも報じられており、非常に心配しています。(以上、保護者の方の声から)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

※ 府中市議会議員  ゆうきりょう の朝の駅頭市政報告は、原則、毎朝下記の予定で行っています。駅頭では「市政通信」を配布しています。市政相談、生活相談なども受け付けています。なお雨天時や、自身の都合により中止の場合がありますが、お気軽にお声をおかけください。駅頭には朝5時~8時までいます。

月曜日・・西武線多磨駅東口

火曜日・・京王線多磨霊園駅南口

水曜日・・京王線東府中駅北口

木曜日・・西武線多磨駅西口

金曜日・・京王線多磨霊園駅北口

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