11 5月

府中市 保育所入所 「落選狙いはダメ」厚労省が保育所入所の審査を厳格化へ(読売新聞)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★落選狙いで人気のある保育所に入所希望、あえて落選して育休の延長を図る

先日の読売新聞によると、厚労省は来年4月から育児休業給付の延長審査の厳格化に乗り出すとのことです。理由は「延長には保育所に入れなかったことを示す書類が必要で、落選狙いで人気の保育所だけに申し込みをするケースが相次いでいた」とし、「提出書類を増やし、落選目的だと判断した場合は、延長を認めない」とあります。

記事によると、育児・介護休業法では、最大で休業前賃金の67%を受け取れるとし、例外として最長で2歳になるまで延長が可能。「申請には、保育所に落選した場合、自治体が保護者に発行する『保留通知書』が必要で、職場を通じてハローワークに提出する」「保留通知書をもらうために、人気が高く、入りにくい保育所にあえて申し込み、落ちる事例が続出」。また育休の取得は10年前の倍になっているそうです。

★落選狙いの申し込みはみんなやっている

記事のなかで、子ども二人を育てる30代女性は、落選狙いの保育所申請をしたことについて、「子どもも入所できるのなら、絶対にここ(保育所)がいいけど、今回は落ちてほしい」と願っていたとあり、「あと1年は子どものそばにいてあげたい」と考え、「最近、地元自治体から入所っできなかったことを示す書類が届いて胸をなでおろした」「落選狙いの申し込みはみんなやっていて、悪いこととは思わない。当選してしまったら辞退するつもりだった」と明かしています。

★落選狙いは、自治体の担当者にとっては、業務の負担増に

また記事では自治体に対しても「落選する方法を教えてほしい」「当選したが、本当は育休を延長したかった」などの保護者からの問い合わせが寄せられ、業務がひっ迫する自治体も多々あるそうです。また荒川区では「昨年4月の入所申し込みを分析したり、保護者に聞き取りしたところ、1367件のうち、125%にあたる169件が落選狙いだった」とのことです。「区の担当者は『すべての希望者が入所できるよう、事前面談を行うなど業務の負担は大きい』」としています。

★虚偽報告で育休の給付金を受け取ることは、不正受給にもあたる可能性

そこで厚労省は来年4月以降、育休の延長を申請する際、新たな申告書を義務づけるとし、①入所希望日、②通所に30分以上かかる保育所だけを希望する場合はその理由を明記、などの記載を求め、本当に希望しているのかどうか見極めるそうです。記事のなかで厚労省は「虚偽申告で給付金を受け取れば不正受給にあたる可能性がある。制度の趣旨を広く理解してもらい、落選狙いの申し込み1件でも減らしたい」としています。

恐らく、この記事にあるような意図的に落選を狙うケースは、府中市の保育支援課でもあるのではないでしょうか。国が雇用保険法の正令を改正してまで、申請の厳格化をするというこは、かなりの報告が全国からあがっているはずです。この問題について、一度、予決算委員会などでも質疑したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

10 5月

府中市 単身高齢者支援・・ 国が身寄りなき高齢者の老後、支援制度を試行へ、日常生活から死後対応まで(朝日新聞)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★身寄りない高齢者の支援がない状態、民間事業者に委ねると預かり金100万円

先日の朝日新聞に政府は身寄りのいない高齢者の老後に支援制度を検討、「日常生活から死後対応まで試行へ」との見出しで、記事が掲載されました。この記事では、「行政手続きの代行など生前のことから、葬儀や納骨など死後の対応まで、継続的に支援する取り組みを一部の市町村で代行、全国的な制度化をめざす」としています。

単身高齢者が増えている今日、高齢化、単身化を背景に、病院や施設に入る際の保証人や手続き、葬儀や遺品整理など、家族や親族が担っていた役割を果たす人がいない高齢者が増え、誰がそれらを担うかが問題となっています。「提供する民間事業者は増えているが、100万円の預かり金が必要」などの現状から、厚労省が公的支援の仕組みを試行するとあります。

★社協などに相談窓口、委託業務の案

記事によると、「1つは市町村や社会福祉協議会などに相談窓口を設け、『コーディネーター』を配置する」として、死後の遺品整理など様々な相談になるそうです。「法律相談や終活支援を担う専門職、葬儀や納骨、遺品整理を委任できる業者などとつなぎ、契約手続きを支援する」内容。

「もう1つは、市町村の委託、補助を受けた社協などが、介護保険などの手続き代行から金銭管理、緊急連絡先としての受託、死後対応などをパッケージで提供」し、国による補助で少額でも利用できるようにするものだそうです。記事のなかで日本総研の研究員の方は「身寄りがいない高齢者の支援はこれまで受け皿がなく、『隙間』と言われており、画期的だ」と評価しています。

私も2月の市議会一般質問で、終活支援相談事業の要望、提案を市に行いましたが、こうした独り身高齢者の支援策についても、問題意識をもっていただけに、ぜひ政府の施策がすべての市町村に制度化されることを期待しています。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2040年に65歳以上高齢者は800万人、50年には100万を超える見通しで、確実に単身高齢者は急増するはずです。ぜひ府中市においても、他の自治体に先がけて、単身高齢者の支援策の実施について、質疑、要望したいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

09 5月

府中市 不登校生徒(中学生)へ教育機会の確保を「学びの多様化学校(分教室)」・・保護者向け説明会の実施について(5月9日)

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、不登校の中学生(生徒)への教育機会を確保するため、不登校生徒を対象に市立中学校と同様に授業を行う「学びの多様化学校(分教室)」を令和7年4月に開設する予定です。
そこで「学びの多様化学校(分教室)」への入学を検討している方等に対して、同学校の対象や開設に向けたスケジュール等に関する説明会を次のとおり実施します。(市のHPより)

【日時】 5月24日(金曜日)午後7時から8時まで
【場所】 中央文化センター ひばりホール
【内容】 保護者向けに市が計画している学びの多様化学校の概要を説明
【申込】 参加を希望する方は5月22日(水曜日)までに⇒ 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。オンラインフォーム(外部サイト)より申し込んでください。
注記:「学びの多様化学校」については⇒ こちらのページをご覧ください。

注記:「学びの多様化学校」の愛称を募集しています。⇒ こちらのページをご覧ください。

※問い合わせ先 府中市教育委員会指導室 電話042-335-4450

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08 5月

府中市 熱中症警戒アラート が発令された際は、児童、生徒が通う民間スポーツクラブの活動も停止してほしい

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。(ゆうきりょうブログ 検索⇒ ゆうきりょう)

5月の連休も明けて、これからは初夏にむけて暑い季節となります。また今年の夏も暑い日々が続きそうですが、市民の方からのご要望の1つに、熱中症から児童、生徒の命、健康を守るために府中市へ部活動や民間のクラブ活動への指導を求める声があります。

★国が発する「熱中症アラート」警報「厳重警戒」「危険」のレベルではスポーツ活動の中止を

数年前の7月ごろですが、市内の民間のスポーツクラブに通わせているお子さんの保護者の方からも、「炎天下において、熱中症アラートが発令されている状況下においては、活動を停止させてほしいのですが、どこに要望したらいいのでしょうか」という内容の相談が寄せられました。

「熱中症アラート」とは、数年前から環境省と気象庁が「熱中症に対して、特に危険であると判断されるような気象状況が予想される場合に、WBGTをもとにした予防対策の促進、徹底を促す ⇒  既存のWBGTの危険度階級とも親和性の高い情報として発表」(環境省のHPから)するもの。それを4段階におけて発表するものです。この4段階のなかで「厳重警戒」が28度から31度、「危険」が31度以上という基準が定められ、この2つの警戒下においては、活動を中止するよう求めています。

★自治体からも民間スポーツクラブに対しては「注意喚起」はできるが

各自治体の教育委員会においては、「熱中症アラート」が発令された際の部活動の対応について、活動の指針を示しめすところもありますが、同時に、民間のクラブにおいてもこうした指針が必要ではないかと思われます。民間のスポーツクラブの場合、指導者、コーチの方が「熱心」なあまり、勝つために、熱中症の恐れのある状況下においても、練習を続けるコーチの方もいるそうです。こうしたクラブチームにおいて、「もしも」の事態が発生した場合には手遅れです。一方で民間クラブチームの活動に、どこまで行政が「介入」「指導」できるかという問題はあると思いますが、熱中症による犠牲者を出さないために、見過ごすことはできないと考えます。

この問題では以前、府中市長あてに提出した予算要望書のなかに、1項目ありますので、市の回答とあわせて以下の通りです。

①市民主体のスポーツクラブチームに対する熱中症の啓発、活動指針を環境省の「熱中症アラート」の発令などに基づいて「指導」することを検討ください。

★市の回答⇒熱中症の危険が予測される場合には、スポーツ活動を行う際、暑さ指数および熱中症警戒アラートを参考に、体調管理や水分補給など熱中症予防に関する注意喚起を行っていきます。

~行政サイドとしては、民間への指導については、及び腰のようです。しかしながら、重大事態が発生した後では遅いのではないでしょうか。このような課題について、再度、議会でも質疑をしたいと考えています。ご意見ご要望などお待ちしております。(府中市議 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

07 5月

府中市 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の愛称を募集します

府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、不登校の中学生(生徒)への教育機会を確保するため、不登校生徒を対象に市立中学校と同様に授業を行う、分教室型の学びの多様化学校を令和7年4月に開設する予定です。この「学びの多様化学校」が、市民の皆さんや利用する生徒たちに親しんでいただけるように、愛称を募集します。(市のHPより)

1,募集内容・・・新しく設置する学校(分教室)の概要についてページの下部に記載していますので、応募にあたりご確認ください。また、応募に当たっては、次の点にご留意ください。
○不登校生徒が社会的に自立することを支援する新たな学びの場にふさわしい名称であること
○特定の個人や団体(府中市を除く)を明らかに想起、連想させる名称ではないこと
○公序良俗に反する名称ではないこと
注記:決定した愛称の権利は、市に帰属します。
注記:選定にあたり、補正や補記をする場合があります。

2,募集期間・・・令和6年5月2日(木曜日)から6月6日(木曜日)まで
注記:郵送の場合は必着

3.応募方法⇒ 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。オンラインフォーム(外部サイト)より応募してください。
教育センターまたは指導室(おもや3階)にも応募用紙を用意しています。
応募用紙でご提出いただく場合には、上記窓口に提出するか、郵送にてご提出ください。
郵送先:〒183-0055 府中市府中町1―32 府中市立教育センター 愛称募集係宛て

4.用途など

・愛称として採用されたものは、当該施設の名称として施設、掲示物に表示します。
・愛称として採用されたものの一切の権利は府中市に帰属するものとします。(著作権法第27条、28条を含む。)

5,選考結果・・・選考結果は広報ふちゅう及び市教育委員会ホームページに掲載するほか、採用された方にお知らせします。

6.学びの多様化学校について

●名 称:府中市学びの多様化学校(分教室)
注記:いわゆる不登校特例校
●所在地:府中市清水が丘1丁目3番地
注記:移転後の教育センターの一部
●学校種別:中学校
施設の概要: 下記のリーフレットに記載⇒ ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。府中市「学びの多様化学校」案内リーフレット (PDF:554KB)

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