12 1月

(府中市)東京都が都内公立小中学校の給食費を補助・・保護者向けに給食費無償化を実施する区市町村に対し、都が半分を負担へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞多摩版に東京都が来年度予算において、区市町村の公立小中学校の給食費について、保護者向けの支援を行う区市町村に対して、支援額の半分を補助することを予算化したとあります。この東京都の新年度予算案に259億円を計上するとしています。

★学校給食無償化が広がらない多摩地域にも、強い援護策

この記事にもありますが、都内では23区の行政区では無償化の動きが広がる一方で、多摩地域の自治体では府中市など一部にとどまっており、その背景には財政面での負担があると思われます。記事では「都の補助は、区市町村による支援を後押しして、保護者の負担軽減につなげる狙い」があるとしています。新年度予算案には都内すべての区市町村が無償化することを前提として予算を組んであるとのことです。

府中市においても昨年10月から市内の公立小中学校の学校給食費が無償化されており、市の担当課によると「学校給食費は、小学校が月額3600~4000円、中学校が4400円。無償化の対象は小学校(22校)が1万3252人、中学校(11校)で6016人となっている」として、「市の負担の増加額は、6か月分で約4億2600万円を見込んでおり、財源は財政調整基金を取り崩して充当する」とのことでした。

これを年間にすると8億5千万前後の費用を見込むものであり、それを毎年実施する府中市の財政にとっては負担が重くなります。その負担に対して都がその半分を財政補助がされることで、府中市の負担もかなり軽くなり、今回の都の施策によりすべての都内の自治体において、学校給食費の無償化が実現することを願いたいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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12 1月

(府中市)府中市内の公共施設9ヶ所の井戸における、地下水のPFAS、PFOA調査の結果について・・国の基準値を超える検出量はなし

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

横田基地周辺などで検出されている、有機フッ素化合物、PFAS、PFOAについてその基準値を超える量の検出が心配されています。府中市内においても市民のなかから心配する声が多数あります。

府中市でも議会でこの問題について取り上げる議員さんが複数いるなかで、12月議会一般質問において、自由クラブの山本真実議員が市内の井戸水におけるPFAS調査の実施を求めたところ、高野市長からの答弁で「実施する」との答弁がありました。この市長答弁に基づいて、府中市では市内9つのある公共施設の井戸水について調査した結果を、市のHPで以下のように掲載していますので、お知らせします。

★国の基準を超えるPFASは検出されず

府中市が管理する公共施設には9か所の井戸があります。
これらの井戸は、いずれも飲用に使用しているものではありませんが、有機フッ素化合物が近年問題となっていることもあり、このたび基本的な検査項目と併せて、府中市独自で有機フッ素化合物の水質分析調査を実施しましたので、その結果を公表するものです。なお、有機フッ素化合物については、国が示している暫定目標値(PFOS及びPFOAの合計で50ng/l以下)を超えるものはありませんでした。

記1:国が示すPFOS及びPFOAの暫定目標値は、PFOS及びPFOAの合計値で50ng/l以下です。
注記2:PFHxSは基準値が示されておりませんので参考です。

結果一覧 ⇒ ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。基本的な検査項目を含む検査結果一覧 (PDF:255KB)

~この井戸水について、もし震災などの際、飲料などにも使用される可能性がないとは言えないので、今回の調査と結果について、市の対応を評価したいと思います。今後ともこの問題について、注視していきたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)

★府中市内におけるPFAS問題に関する件について(市政通信24年1月号より掲載)

12月の府中市議会一般質問で、山本真実議員(自由クラブ所属、参政党)が府中市のPFAS対策について質疑をされ、そのなかで高野市長は「府中市内の公共の井戸、9ヶ所についてPFASの水質調査を行う」と答弁しました。また答弁では「府中市ではこれまで災害時においても、井戸水を使用しなかったために調査をする考えはなかった」としながら、「今後は使用する可能性もある」とし、今回のPFASの水質調査を実施する方針となったとのことです。

★東京都は府中市内8ヶ所の水源井戸について、PFASの影響を理由とし今も取水停止中

以前、住民の血液検査を実施している市民団体が28市町村に住む551人分の検査結果を公表した際、「井戸の取水を停止した浄水施設がある国分寺や立川など7市の住民で血中のPFAS濃度が高い傾向にあり、専門家は『飲み水に使ってきた水道水が主な原因』とみている」との新聞報道があり、当時の調査で最もPFAS、PFOSの数値が高かったのが国分寺市の住民で、平均値より約3.4倍高かったとあります。ちなみにPFASの影響で取水停止中の浄水施設の井戸数は、府中市には8ヶ所(武蔵台浄水所の水源井戸5ヶ所、若松給水所の水源井戸3ヶ所)あり、東京都は今も取水を停止しています。

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11 1月

(府中市)武蔵野市の公立小学校で学校配布のタブレット端末を使い、男子児童が女子児童の着替え盗撮していた!

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★男子児童が女子児童の着替えを盗撮、児童間で盗撮画像を共有していた

今朝の朝日新聞多摩版で武蔵野市の公立小学校で複数の男子児童が学校から配布されたタブレット端末を使い、女子児童の着替えを盗撮していたとし、警視庁が調べていることを伝えています。記事では「関係者によると、高学年の複数の男子児童が昨年12月、女子児童が更衣室として利用していた教室に端末をしのばせ、着替えの様子を盗撮」「盗撮行為は複数回にわたり行われ、多数の女子児童が被害にあった」「男子児童は端末に入っているアプリを使い、盗撮した画像を児童間で共有もしていた」とし、武蔵野署が学校から事情を調べているとあります。

★こうした事件は氷山の一角?!何が人の尊厳を傷つける行為かの教育も不可欠

この記事では、昨年12月に学校側が保護者会を開催、「被害にあった児童の保護者の一人は『娘の心の傷は深く、加害児童と顔をあわせたくない』と登校に不安を感じている」とし「教育委員会が主体的に再発防止に取り組んでほしい」としています。

また記事ではこうした事件が起こる背景について、「今回の事件は氷山の一角、今の時代、誰でも当事者になりうる」「学校でICTに関する教育はしても、盗撮などの具体的な事例を挙げて説明しておらず、表面的な指導になりがち。何が人の尊厳を傷つける行為でなぜ悪いのかまで、子どもの理解が追いついてないのではにないか」「加害児童だけの問題ではなく、その子が学ぶ機会をつくってこなかった大人や社会の問題として対処していく必要がある」(NPO法人、ピルコンの染谷理事長)と専門家の方は指摘されています。

~恐らくこうした事件は起こりうるのではないかと、薄々感じてはいましたが、やはり表面化してしまいました。インターネット上でも様々な盗撮行為の画像が流失していますが、そうした画像を見る子どもたちが、タブレット端末を使い真似する行為が発生したことは、悲しいことです。

この記事のなかで専門家の方が述べているように、人の尊厳を傷つける行為が何であるかという教育、体験がない状態のまま、学校教育に活用されるはずのタブレット端末が、悪用されている実態が明らかになりました。他市で発覚した事例とはいえ、私もこの問題を重く見て、ぜひ3月の市議会予算委員会では、この問題について質疑をしたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)

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10 1月

(府中市長選挙)府中市内の住宅耐震改修のさらなる支援策の強化を・・能登半島地震で表面化した進まない住宅耐震

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

1月1日に発生した能登半島地震では、高齢と過疎化により進まない住宅耐震が課題となりました(産経新聞より)。記事のなかでは「高齢者の多い過疎地ほど耐震改修が進まない構造的問題がある」「数百万円に上る自己負担のコストがネックとなり遅々として進まない」などの課題が指摘されています。私も以前、市議会一般質問でこの課題について質疑をしたことがあります(2017年第1回定例会)。そこで7年前の質疑ですが府中市の耐震問題について、以下掲載します。

★府中市の耐震改修化率向上にむけての市の考え方

●府中市の答弁⇒ 平成25年から32年までの間に約130万戸の耐震診断及び耐震改修を実施し、平成32年までに耐震化率を少なくとも95%にするとともに、平成37年までには耐震性が不十分な住宅をおおむね解消することを目標としています。

★府中市内の昭和56年5月以前に建築された住宅、その耐震改修が済んでいない住宅数・・高齢化と金銭的負担が課題

●府中市の答弁⇒ 平成25年9月時点での昭和56年5月以前に建てられた旧耐震基準の木造戸建て住宅の総数は約1万2,660戸で、そのうち耐震性が不足していると見込まれる戸建て住宅が約1万1,140戸となっています。
昭和56年5月以前の旧耐震基準の住宅にお住まいの方々は高齢化が進んでいます。事実、今年度、耐震診断の相談があった方々の約76%が65歳以上という結果になっています。年金受給者の方々がほとんどという中で、耐震改修を行うには金銭的負担が大きいということが一番の課題であると認識しているところです。

★住宅耐震改修の助成額引上げについて

●府中市の答弁⇒ 耐震改修助成額の引き上げについてですが、時限的に国の補助制度が拡充されることに伴い、来年度に限り、耐震改修の助成限度額を現行の80万円から30万円引き上げて、110万円とすることで、平成29年度の予算に計上しています。

★ゆうきりょうの意見、要望①・・1981年~2000年以前の建物の金物補強も必要

⇒ 2016年に発生した熊本地震では、平成12年以前、2000年以前の建物が大分倒壊して問題になったんです。つまりそうした住宅というのは柱に金物の補強がされていないんですよね。これが軒並みばたばたと倒れて問題になったと。当然、府中にも平成12年以前の建物は相当多くあると思いますので、これについては、今国交省もいろいろ調査しているそうです。要するに、一定の方針が出たら、間髪入れずに府中市も機敏に平成12年以前の建物対策をやって、検証、対策を講じていただきたいと思います。

★ゆうきりょうの意見、要望②行政と民間、市民が協力しあって耐震課題に取り組む協議会組織の発足を

この府中市でも、市民、それからいろんな建設業で携わっている民間人や民間団体があるが、こうした現場の知恵とノウハウを大いに生かして、防災、減災に取り組みを発展させることが大事だ。そのために、減災や防災に関する住宅、技術などの制度情報をいろんな人から集めて、それを住民に発信していくというセンター機能を持つ組織みたいなものを考えてはどうかなと思う。例えばいくつかの23区ではできて、多摩市でも結成されているが、耐震補強推進協議会という組織が結成され、多くの建設業に携わっている人の声を集めて、それを行政がまとめて市民に発信するという、そんな仕組みを検討するべきではないか。

~今から7年前の質疑ではありますが、住宅耐震の問題は今日においても活かされるべき課題であると考えています。ぜひ今度の府中市長選挙においても、今回の能登半島地震の教訓をくみ取り、施策の強化につなげてほしいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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10 1月

(府中市)東京都が災害時における通信障害の発生に備え、市区町村に携帯型の衛星通信機器を配備へ(読売新聞)

★能登半島地震の教訓・・災害発生時に携帯電話が使用不能となる

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝の読売新聞多摩版に東京都は市区町村に携帯型の衛星通信機器を配備すると伝えています。記事によると、「今回の能登半島地震の被災地で携帯電話の基地局が使えなくなって通信障害が起きたことを踏まえ、災害時の通信手段として活用する」とのことです(新年度予算で4億円を計上)。これにより24年度中に区部と多摩地域へ53台、島部へ18台配備、都庁に6台を予定、設置場所については役所などで、行政機関同士の連絡に使うとあります。

記事では「宇宙企業スペースXの衛星通信網『スターリンク』を利用、地上の通史網が使えなくなってもインターネット接続や通話ができるようにする」そうです。他にも都は災害時の備えとして、携帯トイレの備蓄を現在の200万人分から40万人分を増やすほか、社会福祉施設を対象とした非常用電源設置補助制度を新設するとあります。

今回の能登半島地震の住民生活への対応が遅れている理由の1つに、携帯での通信障害があるのではないでしょうか。東京都は区部、多摩地域などあわせれば人口が1396万人もいるだけに、通信障害は被害をさらに広げることに直結すると思われます。その意味で今回の都の素早い対応は評価できるのではないでしょうか。ぜひ府中市においても今回の災害時の対応について、検証し生かしてほしいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

★国府の縁で府中市が石川県の七尾市に支援物資を送る(東京新聞)
 また今朝の東京新聞多摩版によると、府中市は9日、石川県七尾市に支援物資を届けたとして、「七尾市から要望があった非常用飲料水(1リットル入り)1800本とアルファ米2千食、ブルーシート200枚」を支援物資として送ったとのことです。k時によると「(両市は)ともに律令(りつりょう)制の役所『国府』があった自治体として、交流を続けている縁で支援を申し出た」とのことです。
 府中市は2009年に開催された「国府サミット」以来、能登に国府があったとされる七尾市と交流している縁があるそうです。また市では8日夜から、防災危機管理課の職員5人がトラックなど2台で出発し、9日午前中に七尾市役所に到着、支援物資を搬入したそうです。
私も今回の能登半島地震を受けて、府中市から支援策の必要性を感じていただけに、早い市の対応に感謝の気持ちを表したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などご意見、ご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp
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