21 3月

府中市の東京オリンピック関連予算・・ 外国人一般観光客の誘致断念の方針をうけて、その予算執行はどうなるのか

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

昨日、東京オリンピック・パラリンピック(オリ・パラ)における、海外からの一般観光客の受け入れ断念のニュースが伝えられました。今朝(21日)の読売新聞によると、それによるマイナスは「日本経済に2000億円」と伝えています。「五輪は日本の魅力を国外に直接伝える絶好の機会だっただけに、政府も戦略の練り直しを迫られる」としています。

★府中市も新年度に外国人観光客誘致関連だけで6千5百万円以上の予算を計上

府中市も令和3年度予算において、東京オリ・パラにおいて外国人観光客を見込んで、予算を組んでいます。

①「外国人など観光客おもてなし事業」と「観光情報センター管理運営(業務委託)」として1137万円(市の独自財源)。

②「ロードレースなどおもてなし事業」として4400万円(都の補助金と市の財源)

③「外国人観光客誘致促進事業」として1027万円(市の独自財源)

④「外国人など観光客向けプロモーション動画掲出事業」として1064万円(市の独自財源)

⑤「オリ・パラ競技大会など関連事業」として1億6423万(国と都の補助金、市の独自財源)

⑥「オリ・パラ記念モニュメント整備事業」として979万円(市の独自財源)

総合計、2億50300万円程度の予算を組んでいます。当然のことながら今回の外国人観光客の断念という方針をうけて、①、②、③、④などの予算の使途目的がほぼ喪失するわけです。

★使途がなくなった予算は、新型コロナ感染防止策への執行を求めたい

私は新年度の予算要望のなかに、「もしオリ・パラが中止の際は、その関連予算の執行について柔軟な対応を求めたい」と要望、市の回答は「国や都の動向を注視しつつ、関連事業の停止を含めた適切な対応を講じます」とのことでした。

今回の事態をうけて私も会派として、再度緊急要望を提出したいと考えています。執行の必要がなくなった予算を、ただ基金に積み立てるだけではなく、新型コロナ感染拡大防止という観点で、市民の命を守るための独自施策に執行することを求めたいと思います。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

20 3月

府中駅「ぷらりと京王府中」にある「東京オリンピック オフィシャルショップ」が閉店に・・東京五輪開催のインバウンド効果が喪失

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

インターネットの「JCASTニュース」3月19日号で、注目されるニュースが配信されています。「(東京オリンピック オフィシャルショップが)府中駅の駅ビルにあるショッピングゾーン『ぷらりと京王府中』の2階と好立地にある。 (同店舗閉店の投稿者の)ツイッターでは2021年3月17日、店舗の正面とともに、『お客さま各位』とした貼り紙の写真も投稿された。貼り紙では、3月21日をもって閉店すると告げられ、客への感謝の言葉が添えられている」。

★全国でも五輪ショップの閉店が相次ぐ事態に

同配信ニュースではさらに以下のように伝えています。「内部組織『東京2020ライセンシング事務局』は19日、五輪開催前の府中店閉店について、J-CASTニュースの取材にこう説明した。 『販売事業者さまのご判断のもと、組織委員会としても協議を進めた結果となります。 新型コロナウイルス感染拡大の影響であると事業者より聞き及んでおります。再オープンにつきましては、現時点では未定となります』」。なお同ニュースによれば、3月16日現在で全国の49店が閉店、オープンしているのは35店のみだそうです。

★府中市も東京五輪成功にむけてインバウンド効果を見込んでいたが・・・

東京オリンピック・パラリンピック開催の目的の1つに、東京五輪の開催を通じてインバウンド効果を期待することもあります。この五輪を契機に来日する外国人の方々によってもたらされる国内経済への経済波及効果(日本国内での消費拡大など)を期待していたわけです。

府中市もこうした「国策」にそってこの数年間、東京五輪の成功にむけて数々の施策を打ってきました。現に令和3年度予算案のなかにも①東京オリパラ関連事業費として1億6420万円、②東京五輪の記念モニュメント整備費として979万円をそれぞれ計上しています。

ところが現在の新型コロナ感染拡大の最中に、果たして「オリンピックの成功」となるのでしょうか。政府もついに「海外一般客の受け入れ断念へ 日本側が方針」(朝日新聞3月9日付)と決断するに至っています。つまりインバウンド効果がなくなってしまったわけです。これでは一体なんのための五輪開催なのか・・・。こうした疑問が国民世論として広がっていることを感じるものです。

 

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

20 3月

府中市の新型コロナ関係の施策・・府中市新年度予算の焦点④

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

令和3年度府中市予算(総額1097億)のなかでも新型コロナ感染拡大防止とそれに関係する予算が計上されています。

なかでも①「PCR検査センターへ行く手段がない市民を搬送するための陰圧車両のリースおよび搬送委託を行う」ものとして596万、②「生活困窮者の経済的自立を支援するため、就労支援に係る相談員などを増員する」ものとして約1190万、③「新型コロナ感染症拡大にともない要件緩和された生活困窮者住宅確保給付金を支給」するものとして約5610万円、その他コールセンター設置や医師会への委託接種費用なども計上されています。

①については私も要望していましたので実施され安心しました。また生活困窮者への支援についても複数の議員さんからも要望されており、とくに生活保護を受給する際、「扶養照会」をしないよう複数の議員さんが要望されていました。私も同じ意見です。自治体の判断で「扶養照会」を省くよう求めたいと思います。

府中市に対する新型コロナ関係施策では、国や都の施策に上乗せするかたちでの策が多く、インパクトのある市独自の制度施策が少ないのが残念です。こうした課題についても引き続き、随時、要望書なども提出していきたいと考えています。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

19 3月

府中市がプレミアム付き商品券の第二弾を検討中・・府中市議会、総括質疑で市が答弁

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

昨日(3月18日)、府中市議会の予算委員会で総括質疑が行われ、6つの会派から質疑がされました。この質疑のなかでコロナ後の景気回復策として、また府中駅前の新しいランドマークタワー「Mittenn」(ミッテン)や新しい商業施設ホテルの開店などが相次ぐなか、地域経済の回復策として、市は今回実施したプレミアム付き商品券の実施を検討中であることを明らかにしました。詳細の内容についてはまだ明らかにはなっていません。

★チケットを早期に現金に換金できるようしてほしい

地域経済の景気回復策として大いに期待されるのですが、今回実施した教訓をいかすことを改めて、市に要望したいと考えています。1つは市税を投じる以上、前回、チケットを希望したのにもかかわらず、購入できなかった方に対する優先度、またチケットを扱う業者の方から強く要望されたのが、現金への早期換金策です。とくにお店を自営される方は、現金商売がなによりの強みであり、日銭を稼ぐことがメリットであるわけです。それがチケットを扱ったことで、現金に換金するのに1ヶ月以上も経過してしまうのでは、そもそも意味がなくなります。こうした点も改めてほしいものです。その他市民の方から多くの要望があったと思われます。

前回の反省と教訓をしっかり踏まえて、市民から高く評価される第二弾のプレミアム商品券になることを要望したいと思います。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

18 3月

府中市内の公立中学校の体育館に空気調和設備(冷暖房)の設置工事が実施されます・・府中市新年度予算の焦点③

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市の令和三年度予算のなかに、市内公立中学校体育館に空気調和設備(冷暖房)設置工事の予算が計上されています(計5億5300万円)。府中市はすでに公立小学校の体育館には冷暖房を設置工事を完了させていますが、中学校については予定中でした。

私も2018年12月議会の一般質問で小中学校体育館に冷暖房設備の設置を求めて質疑を行ったことがあります。この10年来の酷暑のなか、市内の小中学校でも猛暑のために授業の中止や終業式を体育館ではなく、教室で行なっているという事例もあり、体育館へのエアコン設置は喫緊の課題だとして市を質しました。

当時の市の答弁では、この問題では対応の緊急性は認識していたものの、実際の答弁では「国や都の補助金の動向も注視しながら、現状では合理的かつ効果的な体育館の温度調整の手法の方向性を示し、整備を進めていくには一定の時間が必要であると考えている」という内容にとどまっていました。

府中市の場合、学校老朽化対策との関係もあり、早期改築着手校以外の第一グループ、第二グループの学校に分かれていることから、その改築改修時期まで待つとなると、相当期間を要することになることが懸念されましたが、市はその後比較的早期に体育館への冷暖房設置を決断しました。中学生のみなさんの環境改善につながり、健全な教育環境の育成に役立つことを期待したいものです。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus