12 3月

府中市でも高齢者施設のクラスター防止のために、施設ごとに定期的なPCR検査を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

9日付の朝日新聞に全国で相次ぐ高齢者施設での新型コロナ感染拡大防止対策の1つとして、定期的なPCR検査の実施を指摘しています。記事では「定期的なPCR検査の実施で感染者を早期に発見でき、政府は緊急事態宣言解除にむけたリバウンド防止策になる」と指摘しています。

★世田谷区が2万3千の施設、訪問介護事業所に検査を実施

記事によると厚労省の3月1日時点まとめによると、累積クラスター件数は高齢者施設が1089件で一番多く、つぎに飲食店、医療機関となっています。世田谷区では約1500ヶ所、約2万3千人の施設と訪問介護事業所などの職員に2ヶ月に1度程度、PCR検査をしているそうです。記事では「区の担当者は無症状の人の早期発見は高齢者の重症化予防に効果がありそうだ。積極的、定期的に検査を受けてもらえば施設での感染予防も徹底される」とあります。

一方で川崎市内の特養ホームの施設長の声として「スタッフ全員が検査を先週して、みんなが陰性でも、今日発熱者がでたらまた検査が必要になる。どの頻度で検査すれば入所者を守れるのか」という指摘もあるそうです。京都市でも新規入所者1000人含めて計1万7千人分の検査を実施予定とのことです。

★感染防止策はもちろん、クラスター発生以前の検査も必要

一般質問でも取り上げましたが、高齢者施設の場合、認知症の方もいてその対策についてはデリケートな面も多々ありますが、記事の最後に「対策をしたほうがいいのは当然だが、高齢者施設のクラスターが相次いでから実施するのでは遅い」(北海道医療大学の塚本教授)という指摘通りだと思います。

府中市においても、感染防止策やPCR検査を施設「任せ」にするのではなく、市が主導的に検査の実施を推進するよう求めていきます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

11 3月

府中市議会で「手話の普及および障害者の意思疎通の促進に関する条例」が全会一致で可決・・多摩地区では初の条例制定へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

今日(3月11日)の府中市議会本会議で、障害の有無にかかわらず、相互に尊重し合いながら安心して暮らすことができる地域社会の実現を目指し、手話の普及や障害者の意思疎通の促進について定めた「府中市手話の普及及び障害者の意思疎通の促進に関する条例」が全会一致にて可決されました。この条例は多摩地区では初の条例制定となります。

★言語の多様性の促進を・・共生社会めざす意義ある条例

この条例制定を促進している、全日本ろうあ連盟のホームページによると、「手話言語を通じて共生社会の実現をめざす」としたうえで手話言語法の制定をめざすとしています。目標として①言語には「音声言語」と「手話言語」があることの理解を広める。②手話言語を普及させ、きこえない・きこえにくい人が、きこえる人と共に生きる社会をめざすの2点をすえています。

そのうえで、5つの基本的権利として、①手話言語の獲得、②手話言語で学ぶ、③手話言語を習得する、④手話言語を使う、⑤手話言語を守るの5つを法律制定の権利として定めています。

共生社会をめざすことは現代の大きな流れです。こうした先進的な条例を多摩地区で府中市が初めて制定したことは、大いに意義あることです。今後は多くの市民の間に言語の多様性が醸成されることを期待したいものです。(写真は府中市のツイッターより)

 

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11 3月

府中市の災害時における避難所は安心か(その2)・・水とトイレは生活上の最大の課題(市民の方の投稿から)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

今日3月11日は10年前の2011年、東日本大震災が発生した日です。10年という歳月を経て、犠牲になった方々に対する深い哀悼の誠をあらためて捧げると同時に、必死に生き抜いていらっしゃる被災された住民の方々に対しても、強い連帯の意を捧げるものです。

いつ襲ってくるかもわからない大地震、あるいは水害などの災害ですが、市民が一時的に身を寄せる府中市の避難所の課題について、先日、市民の方から投稿を寄せていただきました。前回は2月14日付のブログでご紹介しましたが、その続きを紹介させていただきます。

 

★悠長な市の答弁にがっかり・・避難所のトイレの重要性を知っているのか

避難所箇所のトイレについては、マンホールトイレが現実的かつ応急的な対応として必要であると思われます。しかしながら2011年の府中市議会だよりでは「現在、 市立中学校 11 校 中6校に計 27基、 片町・朝日町・ 矢崎町の防災倉庫に計 23基、 合計 50基の災害対策用マン ホールトイレを配備している。同トイレについては、多目的貯水槽と付随したものであると考えているため、今後の計画では平成23年度の第七中学校における多目的貯水槽の設置にあわせ、同トイレの配備を行っていく予定です」。

「学校における多目的貯水槽の23年度の第七中学校における多目的貯水槽の設置にあわせ、同トイレの配備を行っていく予定です。また、残りの中学校4校についても今後配備を進めていきたいと考えている」。

なんとも悠長な回答だと感じます。いざとなった場合、この程度の設置数で対応できると本気で考えているのでしょうか?マンホールトイレは多目的貯水槽がなくとも応急的には使用可能であり、自治会などを通じて広く多くを備えておく必要があるのではないでしょうか?。

★避難時の「衣食住」は公助が基本であるはず

避難してきた住民たちがトイレを我慢するため、これまでも種々の問題が生じてきた過去の災害を、何ら考慮していないのではないだろうか?。「自助、共助、公助」と言いますが「寝食足りて礼節を知る」もあるように、いつライフライン等が復旧するか不明な中で、自分の食料等を他人に分け与えるのを期待するのは甚だ疑問で、できる「共助」は知れています。例えば、防災センターなどを浅間町の基地留保地跡に建設するというような思考が、府中市にはないのでしょうか?ぜひとも現実を見据えた公助の充実を訴えていただきたい。(市民の方の投稿より)

 

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11 3月

府中市が「飼い主のいない猫対策パネル展」を開催します 3月23日~26日まで(府中市役所内にて)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市では、3月23日から3日間、「飼い主のいない猫対策パネル展」を市役所内で開催します。私も飼い主のいない猫対策について、一般質問でも取り上げ、またNPO法人「府中猫の会」の石浜代表と高野市長との懇談の場にも同席させていただいたこともあるだけに、引き続きこの問題について、議会でも取り上げていきます。

 「市には、飼い主のいない猫により、ごみが荒らされる、庭にふん尿をされるなどの相談が多く寄せられており、市では、このような問題を解決・改善するための『地域猫活動』を支援しています。この活動には地域が一丸となり、市・市民・ボランティアなどが協働で取り組むことが大切です。このことから、飼い主のいない猫対策への市民の皆さんの理解を深めていただくため、次のとおりパネル展を開催します」。

日時・・3月23日(火曜日)から26日(金曜日)、午前8時半から午後5時

会場・・府中市役所西庁舎1階 市民談話室

内容・・地域猫活動の紹介ほか

10 3月

府中市の防災会議の委員にも女性委員の増加を求めたい・・全国自治体の防災会議、少ない女性の視点

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

3月8日付朝日新聞1面に「防災会議 少ない女性の視点」「東日本大震災 被災42自治体、委員1割未満」という見出しの記事が掲載されています。朝日新聞の独自調査では東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の42市町村の防災会議(防災計画を審議する会議)における女性委員の割合は8.5%で、なかには女性ゼロの自治体も12にあると伝えています。

また記事によると、内閣府によると「全国の市町村平均で8.8%(2020年)で、女性1人もいないのは全体の2割にあたる348市町村だった」としています。

記事では避難所における女性の視点が欠けていることを指摘し、「男性が物資を配るので、生理用品がもらいにくい」「化粧品がほしいと言ったら、『非常時に何を言っているのだ』と怒られた」「子育てや介護など主に担ってきた女性は、生活者としての視点をより強くもっていて、男性だけでは気づきにくい点に目配りができる」(岩手大学名誉教授、菅原悦子さん)。

★防災会議の委員のうち3割程度は女性が必要ではないか

府中市においても防災会議が設置され、同会議で市の防災計画が立案されていますが、私も確かに女性の委員構成という点には意識が希薄だったと思います。しかしながら、この新聞記事にもあるように、防災の場、特に避難所においてこそ女性の視点が大いに必要なことは言うまでもありません。授乳、着替え場所、トイレなど配慮した避難所構成のためにも、基本的に委員のうち3割程度は女性委員が必要ではないでしょうか。ぜひこの課題について3月議会の予算委員会でも取り上げたいと考えています。

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