15 2月

市議会議員 ゆうきりょう から府中市への令和3年度 予算要望書に対する市からの回答・・災害情報伝達、垂直避難、要支援者名簿問題など(消防費編その2)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

私は会派「市民の風」として昨年10月、130項目以上にわたる令和3年度予算要望書を市に提出しています。今回は、数回にわたり「消防費」の2回目(主に災害関係)に関する市への要望内容と市からの回答を順次、ブログでお知らせしてまいります。

①市内の学園施設の一部を災害時、介護が必要な市民から身を寄せる「福祉避難所」として提供する協定の締結を検討してください。

★市の回答⇒けやきの森学園および武蔵台学園とは、水害時に利用できる避難所として協定を締結しています。今後も避難所として活用できる施設に協力を要請し、避難所施設の拡充を図っていきます。

②希望する世帯に対して防災行政無線の個別受信機を普及してください。

★市の回答⇒災害情報を取得するには、1つの手段だけでなく複数の方法で情報を取得することが有効であり、戸別受信機、LINE,SNSも情報を得る1つの方法ですが、他市の状況も勘案しながら調査・研究します。

③台風による水害時において市は都との間で協定を締結し、市内の都営住宅の空き部屋を水害時の避難場所として活用することを検討してください。

★市の回答⇒垂直避難は孤立するリスクがあり、必ずしも安全が確保できる避難方法ではないことから、浸水想定区域における垂直避難は逃げ遅れた場合の最終手段として考えるよう、市民に説明しております。また都営住宅の空き部屋も戸数が限られており、避難住民の選定も難しいことから、実施は難しいと考えます。

④府中市は災害時において「要支援者名簿」ではなく「要介護者名簿」になっていますが、「要支援者名簿」にするよう検討してください。

★市の回答⇒市では既存の「災害時要支援者名簿」を「避難行動要支援者名簿」として位置付けていましたが、「援護者名簿」の名簿がすでに定着していたことから、従前どおりの名称で運用しています。名称に関連したトラブルはありませんが、誤解や苦情を招く恐れがありますので、名称変更については、対象者や自治会関係機関への影響を考慮したうえ、検討していきます。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

15 2月

府中市でコロナ禍で外出が不安な高齢者、障害者の方などに、シルバー人材センターが買い物代行サービスを実施しています

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

新型コロナ感染者数は一応、現在は感染拡大が収まりつつあるようです。昨日の府中市の感染者数も5人で、計1137人となっています。

さて今日のコロナ禍において、要望の多いものに高齢者や障害者の方がたから「コロナ禍なので外出することで、コロナに感染する危険性があるので怖い。買い物代行の支援サービスなどはないか」という問い合わせです。

私もこの点、市に要望しています。「市ではこうした要望に応えるためにシルバー人材センターで買い物代行サービスをしており、市はシルバー人材センターの活動に補助をしている」とのこ回答でした。

また障害者の方に対しては「家事援助で買い物代行を提供しているほか、コロナ禍における特例として、同行援護でも買い物代行を提供している」との回答でした。

シルバー人材センターは通常の企業や団体が行うより割安のサービス料金です。ぜひお問い合わせください。シルバー人材センター 電話042-366-2322

★妊産婦の方へは、子ども家庭支援課へお問い合わせを

また妊産婦の方に対する買い物代行サービスについては、市が「産前産後家庭サポート事業」を行っていますので、こちらもぜひご利用ください。府中市子ども家庭支援課 電話 042-368-5333

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14 2月

市議会議員 ゆうきりょう から府中市への令和3年度 予算要望書に対する市からの回答・・災害救援、ボランティア支援、防災無線など(消防費編その1)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

私は会派「市民の風」として昨年10月、130項目以上にわたる令和3年度予算要望書を市に提出しています。今回は、数回にわたり「消防費」(主に災害関係)に関する市への要望内容と市からの回答を順次、ブログでお知らせしてまいります。

①水害時、災害時において住民生活を守るために航空自衛隊府中基地とも具体的な協力、連携のあり方を模索し、可能なかぎり協力してできることを検討してください。

●回答⇒災害時発生時は自衛隊に協力を要請し、救出救助任務などを担っていただくこととなります。現在、府中市総合防災訓練にご協力いただいておりますが、災害発生時前の平常時からどのような連携ができるか検討してまいります。

②災害時における緊急対応や復旧活動において、ボランティア確保の施策について検討してください。

●回答⇒社会福祉協議会との間で、災害時のボランティアセンターの速やかな立ち上げや物資の確保について協議を進めております。市としてどのような連携をしていけるのか、今後も検討してまいります。

③多摩川沿いの防災無線の音量について、質と量をともに性能を引き上げるよう検討してください。

●回答⇒現在、防災行政無線のデジタル化を実施しており、デジタル化とあわせてスピーカーの改善や特定地域の音量をあげるシステムなどの構築を実施してまいります。

④東京競馬場やボートレース多摩川との間で、緊急避難先として同競馬場、競輪場を開放するよう協議検討してください。

●回答⇒東京競馬場については、地震災害時の広域避難場所として協定を締結しています。水害時においては、浸水想定区域内の垂直避難については孤立するリスクが高いことから、浸水想定区域内の施設を水害時に開放する予定はありません。(次回につづく)

 

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14 2月

府中市の災害時における避難所は安心か(その1)・・水とトイレは生活上の最大の課題(市民の方の投稿から)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

さて昨夜2月13日、午後11時7分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、最大震度6強を観測、関東もかなり揺れました。被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

いつ襲ってくるかもわからない大地震、または水害の危険性ですが、市民が一時的に身を寄せる府中市の避難所の課題について、先日、市民の方から投稿を寄せていただきましたので、以下2回にわけて紹介させていただきます。

 

★不安要素の強い府中市の避難所の備蓄体制・・水の復旧には1ヶ月を要する

府中市で起こる現実的な災害は水害(一部の地域)及び地震(東京直下型)だと推察しています。水害は近年の多摩川氾濫危機で体制不備が露見しましたが地震についても現実を見据えていないように感じています具体的には、水とトイレです。

食料はどの家庭でもいくらかは備蓄していると思われますし、短期間での他地域からの支援も期待できます。しかし、水とトイレについては他地域からの迅速かつ十分な支援は量及び設備、運搬の面から期待薄だと思われます。容積、重量を伴う水については備蓄は平均すれば家庭毎せいぜい数日間であろうと思われます。私は10日間ほど備蓄していますが、場所をとるため借家の方などを考えると、現実は難しいと思います(水道の復旧は少なくとも一か月かかるでしょう)。

★府中市の災害時における給水施設は5つしかない・・これで対応できるか

またトイレについて、災害用簡易トイレを備蓄している家庭がどれほどいるのか甚だ疑問があります。仮に備蓄していたとしても、下水道の復旧が三か月ほどと予想される中でそこまで備蓄している家庭は皆無であろうと思われます。

これに対し府中市では、災害時の給水施設がトータル5つの施設しかなく、しかも災害井戸については位置も運用についても公開しておらず、市民から見て内実は全くは不明です。これで実際に対応できると考えているのか甚だ疑問です。(次回へ続く)

 

13 2月

2月12日時点、府中市の新型コロナ感染者数2人微増の1128人に・・「ふれあいの里」クラスターを教訓に高齢者施設での検査徹底と対策を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市の新型コロナ感染者数は前日より2人微増の計1128人となっています。都内全体でも連続で500人を切っています。

 

★読売新聞が社説で高齢者施設でのクラスター対策について提言

昨日(2月11日)の読売新聞に高齢者施設における新型コロナの集団感染を防ぐために検査の徹底をという主旨の社説が掲載されています。それによると「最近1週間に高齢者施設で発生したクラスターは95件、飲食店の20件や医療機関の55件を上回っている」とし、「感染者を早期に発見するために何よりもまず、PCR検査の拡充が重要」としています。

感染者がでた場合の緊急策として「拡散を防ぐため、施設内の生活区域をわけるなどの初期対応が大事になる」「政府は都道府県に対して、感染者がでた施設に支援チームを派遣するよう求めている」とあります。

また今回の「ふれあいの里」でもありましたが「感染者が認知症だと、病院側が徘徊などを懸念して受け入れを敬遠しがちだ。入院先が見つからず、施設内で療養を続けているうちに感染が拡大するケースがある」と分析しています。さらに介護態勢の整備の必要性も主張し、介護職員の応援派遣体制の仕組みを整えるよう提言しています。

この読売新聞では以前、南会津町の高齢者施設のクラスター発生の記事が掲載されましたが、その教訓を社説にしています。この内容は府中市内でも発生した「ふれあいの里」の大型クラスターを検証する意味です。3月議会の一般質問でも参考にします。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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