29 4月

NPO法人「府中猫の会」譲渡会に行ってきました・・空き家での猫多頭崩壊の対策を

今日(4月29日)、NPO法人「府中猫の会」の譲渡会に出席してきました。この譲渡会にたびたび参加していますが、いつも多くの来場者がいらっしゃって、大変活気があります。地域の飼い主のいない猫を捕獲、保護して譲渡会にだすまでに、大変なご苦労、手間、多額の費用がかかると思います。

 

写真にもありますが、私が抱っこしている猫ちゃんは、独居老人のお宅で飼われていたのですが、その家主の方がお亡くなりになり、猫の多頭飼育崩壊の家で捕獲されたとのことです。

 

猫の多頭飼育崩壊が問題になっていますが、そうした現場からも市役所を通じて猫の会さんに連絡が増えているとのことです。このような自宅は空き家になってしまいますが、今後、市としても空き家の活用対策はもちろんですが、空き家のなかで飼われいた猫の多頭飼育の崩壊問題についても、今後調査していきたいと思います。

28 4月

ドキュメント「候補者たちの闘争、選挙とカネと政党」(岩波書店、井戸まさえ著)を読む

府中市議選も終わり、一息ついているところですが、以前から読みたい著作で、元衆議院議員の井戸まさえさん著作「ドキュメント 候補者たちの闘争、選挙とカネと政党」(岩波書店)を読みました。旧民主党などで県議、代議士と歩まれた井戸まさえさんの実体験にもとづく著作で、議員として仕事する私にとって、大変迫力ある、また時に「縛り付けられる」なリアリティーあふれる文章を前に、一気に読みました。

 

内容は冒頭から、2017年11月に行われた解散総選挙の経過から始まります。民進党が突如解党し、小池百合子当時代表の希望の党に合流することになった経過について、当時、民進党に所属し、代議士として再起をめざす井戸さんが、政党間の思惑に「巻き込まれ」ながら、ある意味「漂流」する姿を通じて、わが国の政治、政界の実態をリアルに描いています。

 

この総選挙を通じて、政治とは、政治家とは、政党とは、選挙とは何か。そうしたことについて、長年政治の世界で活躍されてきた、井戸さんの政治家としての考えを通じて、現在のわが国の政界のリアリティーな姿を描く、まさに力作ともいえる著作です。感想を述べればきりがないのですが、とくに印象に残っているのは、現在の政局を見る際、立憲民主党の枝野代表について見る視点です。著作のなかで故仙谷由人元代議士が「政治的ずるさは前原より枝野だな」と語っていたとされる部分です。

 

実は私も以前、宴席の場で菅直人代議士(元総理)と一緒になる場面がありました。その際、隣の有権者の方が菅さんに「枝野さんはどういう政治家なのか?」と尋ねた際、菅さんは「前原より枝野のほう政局感が鋭く、時の政局に応じて機敏に動ける政治家だ」と話していたことを、著作を読んで思い出しました。

 

井戸さんの著作を通じて、政治家とは選挙民に選ばれる存在ゆえに「はかない」存在であることを、私自身も実体験をもって読み取ることができる著作です。田中角栄元総理は「政治家は風、民衆は大地だ」と言われたそうですが、まさに「言い得て妙」と思います。

政治に関心のある方も、ない方も、これから政治家を志す方もぜひ、ご一読をすすめるものです。

結城りょう

 

27 4月

府中市にも児童相談所(児相)の開設を・・虐待防止法改正で中核市に児相義務化

今朝(4月27日)付きの毎日新聞5面に、共産、立憲など野党5党1会派で政府の児童虐待防止関連法の改正案への対案を衆院で提出したとの記事があります。sれによれば、中核市への児童相談所の設置義務付けなどが柱と報道しています。記事では「野党案は、親の体罰禁止や児相の専門家対策では政府案と類似し、児童の設置義務の拡大、児相で保護者らの指導、相談を担う児童福祉司の増員基準の法定化などで独自性をだした。ただし「設置義務づけは中核市長会が反対している」とあり、「児童福祉司の増員基準も『法律で定めると今後増員のたびに法改正が必要になってしまう』と慎重意見が根強い」」とあります。

 

府中市議会でも他会派の議員の方が府中市にも児相設置を求めていましたが、私も同意見です。府中市は中核市と同様な規模の自治体です。以前マスコミでも報道されましたが、府中市内でも児童虐待が明るみになりました。この際、法改正をうけて、府中市にも児相設置を求めて、さらなく対策の充実を要望したいと思います。

結城りょう

27 4月

府中のくらやみ祭りが近づきました・・結城りょうもお囃子で参加させていただきます

府中の5月ゴールデンウイークといえば、くらやみ祭りです。今年は私も参加させていただきます。昨年の8月以来、幸町の「幸町振興会」の方にお囃子を習っていました、今回のくらやみ祭りでデビューさせていただきます。5月3日に参加予定です。府中のお祭りに自分も参加させていだけるのは、本当にうれしく思っています。今日はさっそく、幸町の方にご協力いただき、祭りの服を購入に行きました。

私はこうした地域の行事への参加が少なかったので、とてもわくわくしております。日頃の練習の成果をだせるように、楽しみながら頑張ります。

なお府中市のHPでは、くらやみ祭りについて以下のように掲載していますので、ご紹介します。

 

くらやみ祭の主な見所

5月3日(祝日)

  • 府中囃子(ふちゅうばやし)の競演 午後6時から8時 けやき並木通り(京王線高架南側)
  • 競馬式(こまくらべ) 午後8時 旧甲州街道

5月4日(祝日)

  • 子どもみこしと万灯大会 午後零時半ごろ 大國魂神社拝殿前・神楽殿前、午後1時半ごろ けやき並木通り
  • 太鼓の響宴(きょうえん) 午後5時から6時 大國魂神社大鳥居前
  • 山車の巡行 午後6時から9時 大國魂神社周辺の旧甲州街道とけやき並木通り

5月5日(祝日)

みこし渡御 午後6時から9時 大國魂神社本殿から御旅所へ(6張(はり)の大太鼓が先導)
一昨年から巡行路が延長し、大國魂神社を出たみこしは、けやき並木通りを約100メートル北上し、ル・シーニュと伊勢丹・フォーリスに挟まれた路上を約100メートル東に進み、さらに約100メートル南下し、旧甲州街道に入り、再び大鳥居前を通って西の御旅所に向かいます。

 

5月6日(休日)

みこし還御 午前4時から8時 御旅所から各町内を回り、大國魂神社の参道を通って本殿へ
(午前7時ごろに大國魂神社大鳥居前、7時半ごろに拝殿前)

 

 

26 4月

「子どもの貧困 数値目標削除 超党派議連、法改正案まとめる」

今朝(4月26日)の東京新聞一面で、今通常国会に提出予定の超党派による「子どもの貧困対策推進法」に関する記事が掲載されています。記事では「親から子どもへの『貧困の連鎖』を断ち切るための『子どもの貧困対策推進法』の見直しを検討している、超党派の『子どもの貧困対策推進議連』は二十五日、法改正案を大筋でまとめた。焦点となっていた、子どもの貧困率などを改善する数値目標の設定については、原案段階では明記されていたが、一転して削除することが決まった」とあります。

さらに記事では「子どもの貧困率は、平均的な年間可処分所得の半分を下回る世帯で暮らす、十八歳未満の子どもの割合。最新データの二〇一五年は13・9%で、七人に一人が貧困状態にある」とも指摘しています。

「現行法は、子どもの貧困率について「改善に向けた施策」を大綱で示すよう定めているだけで、貧困率を何%まで改善するかという数値目標の設定まで求めていない。当事者や支援団体の声を受け、今回の改正論議では、子どもの貧困率や、ひとり親世帯の貧困率、生活保護世帯の子どもの高校進学率などの改善目標を大綱で明示するよう、原案で定めていた」とも報じています。

 

◆子どもたちの未来のため 導入へ再考を

 

前回の私のブログ(4月13日付のブログ)でも掲載しましたが、数値目標の設定は、子どもの貧困率を改善できる具体策を講じるためには、絶対に必要だと思います。安倍晋三首相も今年一月の施政方針で「家庭の経済事情にかかわらず、子どもたちの誰もが、自らの意欲と努力によって明るい未来をつかみ取ることができる社会を創る」と主張していました。

 

この記事にもありますが、安倍総理がこの発言を本気で主張しているのであれば、今回の結論は見直すべきではないでしょうか。今の日本社会、経済的に「貧困」の世帯は世代間を超えて連鎖していきます。「貧困」家庭に生まれたら、中産「階級」家庭に上るのが困難な社会です。府中市でも政府の方針に基づいて、「子どもの貧困」調査を実施し、新年度から方針をスタートしましたが、私は経済的に困窮する家庭の子どもたちの未来を切り開く条件をつくるためにも、今こそ政治の「決断」を求めたいと思います。

 

結城りょう

 

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