31 1月

府中市民と撮った映画「くらやみ祭り」を国際映画祭に出品へ

 全編を府中市内で撮影した映画「くらやみ祭の小川さん」(浅野晋康監督)が完成しましたが、この作品について大国魂神社や府中観光協会でつくる、製作実行委員会は、国際映画祭に出品する予定との記事が、読売新聞多摩版に掲載されています。
この映画は、府中市民の約500人がエキストラとして出演。記事では「試写会で作品を鑑賞した大国魂神社権宮司の猿渡さんは『祭りを通して人がつながっていく姿は、どこのまちでもあること。多くの人に共感してもらえたら』と話す」。
映画のストーリは、リストラされた56歳の主人公(俳優の六角精児さんが主演)が、複雑な家庭環境のもと、生きがいをなくしていた時に、地元の人々に手を差し伸べられ、前向きに生きる姿を描いた作品です。「そのきっかけになるのが、くらやみ祭り」という設定です。
完成から間もない1月下旬に、同製作実行委員会は国際映画祭に出品することを決めたと言います。
府中市が映画全編にわたって舞台となった作品だけに、国際映画祭で評価を得ることを大いに期待したいと思います。
結城亮(結城りょう)

31 1月

府中市の国民健康保険税、値上げではなく値下げこそ必要・・公費負担額増で国民皆保険制度を守れ

【国保会計の自治体独自の繰り入れを引き続き求める】 

 共産党議員団は昨年の12月議会で赤野秀二議員が府中市の国民健康保険の税額引き上げの議案提案に対して、国保加入者の立場から質疑を行いました。現在国保に加入している人は、年金生活者、個人事業主、無収入の方など、比較的収入が少ない人が加入しています。そこで府中市などの自治体は、加入者の国保料の増額、高騰を抑えるために一般会計から繰り入れ金を投入してきました。しかし国は昨年4月から国保の運用を都道府県に一本化して、自治体からの繰入金をゼロにするよう求めています。
もしそれにしたがい、府中市が繰入金をゼロにすると「一人あたり7万5千円から14万3千円に国保料が引きあがる」との答弁でした。たとえば年間所得250万円、45歳の夫婦と子ども二人世帯では、実に年収の1割以上の負担となることが試算で明らかになりました。これではとても国保には加入できず、無保険世帯となるわけです。

【均等割世帯への減免制度を求める】

 
また国保では所得に応じて税を加算する「所得割」と世帯の人数で掛け算される「均等割」の合計額で税額が計算される仕組みがあります。「均等割」の仕組みは他の税制にないもので、子どもが多い世帯など世帯人数が増えるほど国保税の負担が増える仕組みです。
赤野議員は「均等割りは無くすべきと考えるが、せめて他市でも実施されている多子世帯への均等割り減免制度を、府中市でも実施してほしい」と求めましたが、市の答弁は「他市の動向をみる」とのことでした。
質疑のなかで赤野議員は「国保税が高いために、滞納している世帯は所得200万円以下が全滞納者の82%になっている」と高額の国保税が加入世帯を苦しめている実態を指摘。全国知事会でも「国保税については、協会けんぽ(サラリーマンが加入している)並みに保険料を引き下げるために、国費として1兆円程度を増額繰り入れすべき」と求めていることも紹介。
府中市は今後20年間で繰入金の解消を行う計画で、来年度からの国保料引き上げはこれにレールを敷くものです。赤野議員は質疑の最後に「国保料の引き上げは滞納者をさらに増やして、国民皆保険制度を壊すことになる」と指摘し、国保料引き上げ中止を求めました。
結城亮(結城りょう)

31 1月

府中市が災害時における被災者支援に関する協定を締結

府中市は東京都行政書士会府中支部との間で、「災害時における被災者支援に関する協定」を締結しました。市のHPによると、「この協定は、地震や風水害等の大規模災害が発生した場合、被災者支援のために行政書士会が関与できる業務相談を東京都行政書士会府中支部と府中市が相互に協力して実施することを目的とし、協定を締結するものです」とあります。

私もこのブログで他市が様々な民間団体との間で、災害時における協定締結についても触れてきましたが、こうした自治体の取り組みは今後も大いに促進するべきだと思います。私が以前勤務していた、東京土建府中国立支部も数年前に、府中市との間で防災協定(地震や災害の際に、東京土建の組合員が住民の災害救援復興活動に全面的に協力することを協定化したもの)しました。こうした災害時における被災者支援活動には、民間団体の知恵と協力なしには早期の復旧は困難だと思います。ぜひ今後も、こうした災害復旧時の課題について、市に対しても要望、提案していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

 

31 1月

府中駅南側、宮町通り沿いに新しい駐輪施設ができます

「ちょこりんスポット」について、昨日ブログでも記載しましたが、府中市はその代替駐輪施設のひとつとして、府中駅の南側、宮町通り沿いに約300台駐輪できる施設を建設中で、2月1日に開設予定と、以前議会に報告がありました。

 一方で最近、商業施設「くるる」の駐輪施設(府中駅東側)が、突然閉鎖になりました。私も頻繁に利用していたこともあり、また休日などはかなり満車になっていたので、多くの市民の方が不便になると思います。今回の新規の駐輪施設は、「くるる」の駐輪施設の代替となのでしょうか。

 「ちょこりんスポット」が廃止になることもあり、府中駅周辺に自転車を利用して買い物などに来る市民の方が減少しないかどうか、心配です。府中駅周辺の駐輪施設の課題については、市民団体の方々とも相談して、あらためて議会でも取り上げたいと考えています。
結城亮(結城りょう)

30 1月

府中駅周辺の駐輪場対策はどうなる・・ちょこ・りん・スポットは「役目」を終えたのか?

【東京五輪の景観対策?】

今朝(1月30日)の読売新聞多摩版に、2月12日で閉鎖となる、ちょこりんスポットについての記事が掲載されています。記事では、2003年に導入された、ちょこりんスポットによって府中駅前の放置自転車が皆無に近い状態になったことなども紹介し、「先駆け的な試み」としてのちょこりんスポットの効果を紹介しています。記事では「歩道上の駐輪区画は今では珍しくない。しかし05年に改正道路法施行令が施行されるまでは、原則として歩道の転用は認められておらず、市の取り組みは施行令改正など国の対策を先取りしていた」とし、市は「駐輪場」ではなく、あくまでも「一時的な置き場」としての特例であるとしています。

記事ではちょこりんスポットがなくなることで、「本来の姿」になるという市の考えを紹介、「自転車が歩道に置かれなくなれば、街並みがすっきりする」という市内の女性のコメントも紹介しています。また市の担当者のコメントとして「歩道上の自転車がなくれなれば、市の顔でもある、けやき並木の景観が本来の姿にもどる。来年の五輪では自転車競技のコースにもなるので、美しい景観を世界にアピールできる」と伝えています。

【ちょこりん廃止で、駅周辺へ足が遠のきはしないだろうか・・】

私も街頭に立っていると、ちょこりん閉鎖について市民の方から多数、声がよせられています。また昨年9月議会では一般質問でも取り上げました。私が心配するのは、高齢の方などが府中駅周辺で買い物をする際、ちょこりんがなくなると、「自転車を府中市の第二庁舎の地下に駐輪場を拡張するので、それで対応してほしい」と市は考えているのですが、私のようなものでも地下に自転車を置きに行くという作業は、大変億劫なものです。高齢の方は自然と駅周辺に足が遠のくのではないかと懸念されます。
「ちょこりんの代わりの施設を用意したから、いいですよね」というものではなく、駅への自転車利用者への思いやり、優しさをもう少し市に認識してもらえないものか、そんなことを考えてしまいます。
いずれにしても、府中駅周辺の駐輪対策は今後も市民の方から要望が多数よせられることと思いますので、常時、情報を発信していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)

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