05 9月

府中市議会総務委員会で「同性パートナーシップの公的承認についての陳情」が全会一致で可決

【同性パートナーシップの公的承認は社会の流れである】

 

今日(9月5日)の府中市議会総務委員会において、市民の方から提出されていた「同性パートナーシップの公的承認についての陳情」が全会派一致で可決されました。

陳情の趣旨は「府中市でも同性パートナーシップの承認制度を創設し、その存在を公に認める方策をとることにより、府中市を性的マイノリティーにとっても住みやすい、魅力ある多様性を認められるまちにしていただきたく、府中市としても導入にむけた協議を開始してください」という陳情趣旨です。

陳情理由のなかには、同性パートナーシップ条例が渋谷区で、世田谷区では「同性パートナーシップ宣誓制度」が制定されたこと。また同制度の承認が伊賀市、宝塚市、那覇市、札幌市、福岡市でも開始されたことや、大阪市でも実施される方向性がしめされていることを指摘。さらに五輪憲章でも性的指向による差別が禁止されていること、また東京都でも「LGBTを含む差別禁止の条例化を検討するよう指示をだした」ことも指摘。民間企業でもパナソニック、日本IBM、朝日新聞社などでも社員のうちの同性カップルにも異性間の結婚と同様の福利厚生を適用していることもあげています。

陳情では「性的マイノリティーへの理解の促進、差別の解消につながり、マイノリティーが自分らしく生きられる社会の実現をめざす」ことを求める内容です。

府中市議会でも以前、他会派の議員の方ですが、性的マイノリティーの理解促進、差別解消の施策を市に要望する議員の方もおられましたが、府中市議会においても、この陳情が全会派一致で可決した意義は大きいなのがあると思います。ぜひこの府中市においても渋谷区や世田谷区のように条例が制定されるよう、議会でも努力したいと思います。

結城亮(結城りょう)

05 9月

商店主からプロの技を学ぶ・・府中で初の「まちゼミ」

今日(9月5日)の東京新聞多摩版に府中で開催されている「まちづくり府中」が主催されている「むさし府中まちゼミ」の記事が掲載されています。記事では「府中市中心街の店に足を運ぶきっかけをつくる」のが目的。「今月末までに36店が菓子作りやマッサージ、資産運用など38の講座を繰り広げる」とあります。

記事では参加された市民の方の声を紹介、「店があるのは知っていたが、入ったのは初めて。分からないが、面白い」。マージャンを初めて体験された方は「マージャンは実力プラス運。初心者がプロに勝ってしまうのが面白さ」との声も紹介。

府中市では府中駅南口再開発が昨年7月に完了し、府中駅周辺市街地の活性化をめざし、「市街地活性化計画」を展開中、国の補助金もえて様々な施策を展開していますが、この企画もその一環だと思います。お店の業種体験をする企画でもあり、府中市駅周辺のお店やその特性を新たに知る機会ともいえると思います。この企画の開催期間は9月末までとのこと。

講座の詳細はホームページで紹介とのこと。

問い合わせは「まちづくり府中」電話042-370-1960

結城亮(結城りょう)

04 9月

フードバンクの活動拡大・・新たに都内、神奈川ダイエー16店舗

【毎日新聞の報道から】

 

今朝(9月4日)の毎日新聞朝刊24面に、「スーパーマーケットを展開するダイエーは、食品廃棄物の削減に貢献しようと、都内と神奈川県内の計16店舗でフードバンクかわさきとの連携を始めた」とあります。記事によるとダイエーは各地の店舗でフードバンク活動との連携を進め、計107店舗に拡大したとのことです。

フードバンク活動とは「賞味期限内でも廃棄処分されてしまう食品を必要としている人たちに届ける社会福祉活動、無駄に廃棄される食品を減らしてリサイクルする環境保全活動」と記事では解説。記事では「対象となる食品は①未開封、②賞味期限まで1ヶ月以上、③常温保存可能、④製造者または販売者の表示、⑤成分表示またはアレルギー表示があること」としています。

また記事ではダイエーの担当部長のコメントをのせ「フードバンク活動に協力することで、環境問題と福祉に同時に貢献できる。お客様の理解をえて、今後も連携店舗を増やしていきたい」とあります。

 

【企業、NPO,市民、行政も一体となった取り組みを】

 

フードバンク活動については、府中市議会でも複数の議員の方々が取り上げています。格差と貧困社会の今日、余った食品を廃棄するのではなく、飲食可能な食品については、生活困窮家庭に提供することは重要なことではないでしょうか。この記事にあるように、企業が環境、福祉という公共の概念を実現するために努力することは、企業のあるべき公共性、社会的貢献という意味からも有意義な取り組みだと思います。

こうした企業やNPO,市民、そこに自治体(行政)もなんらかの支援策を講じることができるようになれば、食品廃棄物削減とあわせて生活困窮者世帯にも貢献が広がるはずです。ぜひこうした施策についても調査したいと思います。

結城亮(結城りょう)

03 9月

9月定例会 4日(火)に共産党市議団が一般質問を予定

今日(9月3日)、明日(4日)と府中市議会では本会場で一般質問行われます。

共産党市議団は4日に予定しています。目黒議員が「図書館活動の新たな前進を求めて」。

私(結城)が「市教育委員会の教科書採択手法の有り方および教育委員の役割、教育委員会と市民との関係を問う」「府中駅周辺の駐輪場対策および、ちょこ・りん・スポットの果たす役割について、市民ニーズを反映した今後の駐輪対策を求める」

 

赤野議員が「危険なブロック塀などへの市の対応について」「熱中症から市民を守るための積極的施策を求めて」

 

服部議員が「国民健康保険税の負担軽減のために」「待機児童解消を進めるとともに、保育の質の確保を」

以上4人で7件の質疑を行います。あくまでも推測ですが、目黒議員と私が4日の午前中、赤野議員が4日の午後、服部議員が4日の夕方ごろと思われますが、3日の進行状況によっても変わります。

住民の命と暮らしを守る府中市政をが共産党議員団のキャッチコピーです。今回の市民の暮らしを守るための具体的な施策を要望しています。ぜひ市民のみなさん、傍聴においで下さい。

結城亮(結城りょう)

02 9月

紙おむつ、公費で回収へ 武蔵野市認可・認証保育所で

【朝日新聞多摩版の報道から】

 

今朝(9月2日)の朝日新聞多摩版に、「武蔵野市が保育所から保護者が持ち帰っていた子どもたちの使用済み紙おむつを、公費で園から回収することを決めた」と報じています。来年4月から市内の認可、認証保育所で実施予定とのこと。回収費の委託費を来年度当初予算に盛り込み、月曜から金曜まで週5回の回収を検討、1900万円ほどの予算としています。

この紙おもつはほとんどの自治体で保護者が帰宅時に持ち帰るケースが多いのですが、武蔵野市の施策は保護者からは大変喜ばれることでしょう。記事では「(紙おむつを保護者が持ち帰る目的として)『子どもの健康状態を、保護者が便で確認する』という狙いもあるとされるが、保護者の間では『おむつを持ったまま買い物に行きづらい』、『衛生面が心配』などの声があった」とのことです。「紙おむつを使っているのは0~2歳児で約1500人が対象」。記事によると「都内では紙おむつを回収しているのは、区や市があるものの、ほとんどは認可保育所のみの回収」とあり、「武蔵野市の子ども育成課は『保護者にとっても施設にとっても、負担が少なくなると思う』と話す」としています。

 

武蔵野市の場合、認証保育所まで対象を広げたことは大変評価されると思います。府中市でも市内の保育所の子どもたちの紙おむつの処理はどうなっているのか、また今後の対策をどう考えているのか、ぜひ武蔵野市のケースを参考にして決算委員会でも質疑をしたいと思います。

結城亮(結城りょう)

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