13 11月

府中第六小学校で「川金」ダンパー6本が不適合

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(11月13日)の読売新聞多摩版に、記事によると府中6小で不適合のダンパーが6本使用されていたとの記事があります。これは建築機材製造グループ「川金ホールディングス」の子会社による免震・制御装置の性能改ざん問題で、府中市は12日、市立6小に使用されている制振オリルダンパー40本のうち、6本が契約基準に適合していないと発表したとあります。

記事では「府中6小では2010年から2011年にかけて耐震工事を行い、校舎20か所に地震の揺れを抑える制振装置を取り付けた。1か所には2本のオイルダンパーが使用され、計6本が不適合だった」と報じています。「同社は市に対して『小さな地震の場合、室内の揺れが大きくなる可能性があるが、大きな地震では問題はない』と説明。市教委は『問題のあるダンパーの交換を求める』としている」。

 

府中市の小中学校は2000年代後半から数年かけて学校の耐震補強工事を行っていますが、その施行内容に不備があると発覚したのは今回が初めてです。今後は学校校舎の老朽化対策の計画との関係もありますが、いつ大きな地震がくるかわからない東京においては、今回の不適合なダンパーについては早急に交換することは当然ではないでしょうか。市に対して迅速な対応を求めたちいと思います。

結城亮(結城りょう)

12 11月

府中市「緑の基本計画」、豊富な緑の一方で住民の悩みとは

【街路樹の落ち葉の清掃問題・・市民の善意だけでは解決できない時代に。住民の高齢化が拍車をかける課題】

 

住民のみなさんとの対話活動のなかで、寄せられる相談が多いのが、街路樹の落ち葉の清掃に関する内容です。府中市は「ほっとするね、緑の府中」というキャッチコピーがあるように、街には街路樹や道路端にはつつじが豊富にあります。私も府中市に引っ越してきたとき、「緑が多い街で安らぎを与える街」だと思いました。それはそれで大変素晴らしいのですが、同時にこの街路樹の落ち葉清掃を誰が行うかということで、相談が寄せれることが多いのも特徴です。

 

【1990年代初頭とは全く違う時代背景になってしまった】

 

府中市には「緑の基本計画」というものがありますが、この街路樹を豊富に育成するという計画は、1990年代の初頭に国の方針ともあいまって、行われたとのことです。当時の府中市は平和島競艇からの実収入が最高時で168億円もあったとのことで、大型公共施設の建設と並んで、この豊富な街路樹やつづじなども道路に豊富に植えられたとのことです。当時、市には事業推進本部も設置されたと聞きました。

 

しかしながらあれから約30年近くが経て、人口の高齢化が急速に進み、市の予算収入も頭打ちとなるなかで、街路樹の清掃については「市民のみなさんの自発的な協力をえて行う」というのが市の方針です。「府中まちなかきらら」という清掃ボランティアも、市民に募っています。しかし住民の高齢化で「これまでは清掃ができる体力があったが、高齢になり落ち葉の清掃は本当にしんどい。なんとからならいものか?」という相談が、私にも多数寄せられています。恐らく他の議員さんにも多いのではないでしょうか。

市も現状では解決策を見いだせていない状況です。1990年代初頭の当時には予想できなかった事態が進行している、ひとつの事例ではないでしょうか。財政の余力がある時代の市の施策が、今後は市の「負の遺産」とならないように、大胆な解決策を見出さなければなりません。私も現場の住民のお声を聞いて、取り組みたいと思います。

結城亮(結城りょう)

12 11月

町田市で高校生と市議会議員の意見交換会を開催

町田市では先日(10日)、2回目となる高校生と町田市議会議員との間で意見交換会を開催しています。参加対象は市内在住または市内在学の高校生、内容はグループワークと発表などで2時間程度。

「高校生ならではの要望」を市議会議員に率直に話し合う機会として、大変注目される企画ではないでしょうか。18歳選挙権がスタートした今日、高校生の段階から政治、市政に対して興味をもっていただくことは大変意義ある企画であり、一番身近な市議会議員と意見、要望をぶつけあることも大変有意義だと思います。また議員の方も高校生の新鮮な意見、要望は大いに勉強になるものであり、政策立案にも活かされると思います。

ぜひ府中市でも実現できないものか、一度予算委員会あたりで質疑できたらと思います。

結城亮(結城りょう)

 

11 11月

府中市でも民間ブロック塀の耐震補強などの安全対策を強く求めたい

【住民から寄せられる民間ブロック塀の耐震補強などの安全対策への助成措置】

 

最近の住民の方からいただくご要望のなかで、「ぜひ民間のブロック塀の安全対策として、市の助成を求めたい」という声が多いです。これは今年5月の大阪北部地震の際、学校のブロック塀倒壊に犠牲になった小学校の女子児童の事故をうけて、世論が広がりました。府中市も学校のブロック塀、万年塀については緊急に安全対策の予算措置をするなど機敏な動きをしています。一方で民間ブロック塀の安全対策(耐震補強など)については、まだ動きがありません。この点、共産党議員団は9月議会の一般質問でも取り上げ、私のブログ(8月10日、9月13日、10月10日付)のなかで、広がる他市の助成制度の動きについても記載。近隣でも八王子市、国分寺市、多摩市などでも民間ブロック塀の安全対策に補正予算措置や新たな助成制度を設けるなどの対応を機敏にしています。府中市も以前は民間の生垣設置に関する補助事業もありましたが、事務事業点検で廃止になりました。

国も次年度予算では民間ブロック塀の耐震補強などの予算措置を講ずる動きもあります。ぜひ国とも連動して府中市の機敏な動きを要望したいと思います。共産党議員団もこの要望については、19年度予算編成要望で取り上げましたが、私も再度議会でも取り上げたいと考えています。

結城亮(結城りょう)

10 11月

府中1小(寿町)の西側通学路における、児童の安全確保を求める

共産党議員団は2019年度予算編成要望を行いましたが、そのなかに寿町の府中第一小学校の西側にある、通学路の安全確保を求めました。これは近隣の住民の方から寄せられた要望で、自動車が通る道路と児童が歩く歩道があるところです。住民の方から伺ったところ、「自動車が歩道に乗り上げて走行したり、歩道に乗り上げた状態で停車しているのをよく見かける。通学時の児童たちにとっては大変危ないので、自動車が走る道路と歩道との間に柵を設けるなどの安全措置を行ってほしい」というものでした。私が見に行った時も車が歩道に乗り上げて停車していました。

こうした通学路の安全確保の声を住民の方から寄せていただくことで、私も街の安全対策のことで勉強になります。今後もこうしたお声をよせていただきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

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