24 8月

多摩市で武田薬品工業と地域包括ケア推進で協定締結

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今日(8月24日)の読売新聞多摩版に、多摩市が「地域包括ケアシステム」を推進するために、武田薬品工業と連携協定を締結したと報じています。記事では「医療やまちづくり」政策を掲げる市に対して、同社が協力を申し出た」とあります。また「同社は市内の医療機関同士の連携強化などに協力し、医療・介護従事者に最新の医療トピックスや医療政策などの情報を提供する。住民向け健康セミナーにも、講師を派遣する予定」とのことです。同社の医療政策の部長のコメントをのせ、「今後、医療や介護のニーズは地域ごとに大きく異なっていく。自治体と共に勉強しながら理想の形を模索したい」としています。市の担当部長は記事のなかで「医療関係の人材や情報が豊富だ」と同社を評価し、「市内で地域完結型のケアシステムを構築したい」としています。

 

地域包括ケアシステム制度を真に住民にとって改善運用していくことも、大きな課題です。都合のよい民間丸投げには反対ですが、民間の知恵とネットワークを活用しながら住民福祉の増進に資することは、重要だと思います。この民間企業との包括協定は府中市でも、いくつか進めているところですが、地域包括ケアシステムをめぐってはまだ実績はありません。この多摩市のケースの実践例を参考にしながら、すべての住民が等しく地域包括ケアシステムの恩恵を得ることができるようにするために、私も研究したいと思います。

結城亮(結城りょう)

 

24 8月

許せない!動物愛護団体理事長が保護した猫を虐待

【NNNニュース報道から・・動物愛護団体理事長が猫を虐待、死なせる】

 動物愛護と虐待に対する厳しい処罰の制度が求められるなか、昨日のNNNのインターネットニュースにおいて、動物愛護団体の理事長が猫を虐待し、死なせる映像が流されているという報道が流れていました。
 その報道によると「保護した猫を棒でたたくなどの虐待をしたとして、動物愛護団体の理事長が書類送検された。映像には、男が猫を棒でたたいたり、床にたたきつけたりする様子が映っている。環境保護団体LIAによると、この映像は2016年7月に撮影されたもので、猫は数日後に死んだという。捜査関係者によると、LIAからの告発を受けて警察が捜査し、今月15日、「茨城県水戸市動物愛護」というNPOの55歳の理事長を動物愛護法違反の疑いで書類送検したという。理事長は2016年、保護していた複数の猫を棒でたたくなどの虐待をした疑いがもたれていて、NPOは21日に活動を停止し、残された猫や犬は県を通して別の団体に引き取られたという。(以上報道より抜粋)
【自治体でも動物愛護と虐待防止の条例を求めたい】
こうした動物虐待のニュースを見るたびに、胸が締め付けられる思いがします。しかもよりによって、猫を虐待したのが動物愛護団体の理事長であるから、それが事実なら許せない話です。
 東京都には「動物の愛護と管理に関する条例」がありますが、市区町村で同条例がある自治体は多くはありません。こうした動物虐待を防止する行政施策について、私も各地の事例を研究していきたいと思います。また猫の殺処分ゼロをめざす民間団体の方々などとも連帯して、猫などを保護する行政施策の前進のために努力していきたいと思います。
結城亮(結城りょう)
23 8月

府中市教育委員会の来年度の中学校道徳教科書は、光村図書出版に決定

【府中市の教科書採択・・今年も昨年同様、非公開の臨時会での「協議」をへて公開の委員会で採択】

今日(8月23日)午後2時から開催された府中市の教育委員会において、来年度から市内公立中学校で使用される道徳教科書の選定採択の審議が行われ、審議の結果、教育長と4名の教育委員による審議のすえ、「光村図書出版」の教科書になることが決まりました。

今年も昨年に続き教科書採択の「協議」を非公開の臨時会を開催し(8月初旬)、そこでの「協議」をへて、今日の教育委員会(公開)での審議、決定となりました。この2回にわけて行う手法が教育委員会にとって適切かどうか、特に市民との関係において、また教育委員という「公の組織」として適切かどうか議論のあるところです。ぜひ私も議会で取り上げたいと考えています。

(結城りょう)

22 8月

荒川区で酷暑から住民の命守る施策・・冷房機器の購入費、設置費助成制度

今年の夏は酷暑ですが、8月下旬になってもまだ暑い日が続いています。荒川区ではこうした酷暑から区民を守る施策を実施しているので紹介します。以下は荒川区のホームページに記載してある内容です。

今年の酷暑で、全国で熱中症が多く発生しています。熱中症は、冷房機器を適切に利用し水分をこまめに取ることで十分に防ぐことができます。荒川区では、対象となる世帯に冷房機器の購入・設置費用を助成します。

対象・・自宅にエアコン(ルームエアコン・窓用エアコン・冷房専用エアコン)が設置されていない、次のいずれかの世帯に属する方
※注釈 7月24日時点で荒川区に住民票がある

①65歳以上の高齢者のみの世帯

②身体障害者手帳、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳保持者もしくは要介護4以上の認定を受けている方がいる世帯

③就学前の子どもがいる世帯

助成内容・・次のいずれかの購入(2点まで)・設置費用

  • エアコン(ルームエアコン・窓用エアコン・冷房専用エアコン)
  • 扇風機、冷風機、冷風扇、除湿機、サーキュレーター

※注釈 7月24日(火曜)から8月31日(金曜)までに購入した冷房機器に限る

助成限度額・・5万円(1世帯1回まで)

 

【共産党荒川区議団も酷暑対策を区に申し入れ】

 

共産党荒川区議団も今年、7月25日に西川区長あてに酷暑から住民を守る施策についての要望書をされています。注目したものとして①生活保護世帯、低所得世帯への以下の緊急支援を行うこと、②小中学校、学童クラブ、にこにこスクール、保育園などのプールも含めた夏季屋外活動については、熱中症対策を最優先して対応することなどを緊急要望しています。

こうした命を守る施策を機敏に要望する共産党区議団の動きは、住民から信頼を得ることでしょう。自治体は住民福祉の増進が第一の義務であることは地方自治法でもうたわれていますが、こうした施策を推進することを国にも、また東京都、そして行政区にも要望したいものです。

とくに生活困窮者の方で、冷房もない住民の方には今年の酷暑は命を削るほどの厚さです。ぜひこのような施策について、9月の決算委員会においても取り上げ、府中市にも要望したいと思います。 ※写真は7月25日に荒川区に要望書を提出する共産党荒川区議団(同区議団のHPから)

結城亮(結城りょう)

 

21 8月

府中第2小の校舎拡張、増改築について・・文教委員協議会

【駐車場に2階建ての新校舎を増築】

 

今日(8月21日)の府中市議会文教委員協議会において、府中第2小の児童増加問題に端を発した校舎改築増築問題について、市教委から報告がありました。

市教委からは今後1200名の児童数が予想される府中2小について、2階だての校舎を増築し、駐車場のところに敷地面積15,333,22m2、建築面積312,87m2、延床面積581,16m2で鉄筋コンクリート造り2階建ての校舎を増築する報告がありました。1階と2階はバリアフリーの造りで、1、2階ともに図工室と図工準備室を設置するとのことです。この増築により2小全体で34の教室数となり、1200人児童数に対応できるとしています。市教委は「今後10年間は児童数が1200人をきることはない」という想定をしているとのことです。また新築した校舎に図工室を設けた理由については、「児童の普通教室を離れた校舎にはなるだけ設定したくないとの学校現場サイドの要望を優先した」としています。

私は質疑のなかで、2小が数年前に教室が不足していたことを理由に、小学1年生の35人、6クラスによる学級編成が2年生に進級した時には、37人の5クラス編成に変わったことをあげ、今後こうした事態があるのかを質疑したところ、その可能性は否定しませんでした。また近くにある「わくわく農園」の敷地の活用は考えられるのかについて質問したところ、同農園は学童保育の分園にするとの答弁がありました。

私も2小の児童増加問題については、昨年6月の定例会で質問をしているだけに、大変興味ある報告でした。答弁から伺えるのは、余裕のある教室数ではないようですが、当面、この対応しかないと思われます。周辺地域の今後の人口数、児童数という課題はどうなるか完全には推測できませんが、今後も現場の声を聞いて、私も2小の児童数と校舎問題について、再度取り上げたいと思います。なおこの2小の報告については、今年度第4回定例会で議案となるとのことです。

結城亮(結城りょう)

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