11 9月

府中市の「『飼い主のいない猫』対策ガイドライン」を知ってますか

【小さな命を大事できる府中市は、未来ある子どもたち、ご高齢者、障害者など、様々な人達にも寛容になれる。そんな素敵な府中市にしたい】

 

地域における「飼い主のいない猫」について、糞尿やごみ漁りなどの被害ががっても対策を求める声が市民の方からたびたび寄せられています。府中市内でも飼い主のいない猫たちのために、その命を救うために一生懸命頑張っている市民や団体のみなさんがおられます。そうした方々の要望をうけて府中市では「飼い主のいない猫」対策ガイドラインを策定しています。

 

私も街を歩いていると、公園などで「飼い主のいない猫」の世話活動をされている市民の方の姿をよく見かけます。先日も私のブログで「NPO団体 府中の猫の会」のみなさんの活動を若干紹介しましたが、こうした方々の善意を無駄にしてはならないと思いました。私たち市民も協力して、同時に行政の支援もうけながら、「飼い主のいない猫」を守り、「殺処分ゼロ」をめざす取り組みに協力できたらと思います。

 

府中市でもこうした団体はじめ、市民の方々の要望をうけて、猫対策として年間350万円の予算をつけ、10台の猫捕獲器を購入したとのことです。また市独自のガイドラインも策定している自治体は、きわめて少数とのことです。このガイドラインは市の環境政策課のHPからダウンロードできますので、ぜひご覧ください。また東京都福祉保健局では「飼い主のいない猫」との共生をめざす街ガイドブックを発行し、「問題解決のABC」をマニュアルにもしています。ぜひご覧ください。

先日お会いさせていただいたNPO「府中猫の会」の代表をされている、石濱江里子さんの言葉が強く印象に残っています。「小さな命を大事できる府中市は、未来ある子どもたち、ご高齢者、障害者など、様々な人達にも寛容になれる。そんな素敵な府中市にしたい」とおっしゃっていたことに、大変感激しました。

私も微力ながら、「飼い主のいない猫」のために尽くしたいと思っています。

結城亮(結城りょう)

11 9月

調布飛行場 自家用機の運行再開問題・・「なぜ今」被災市民ら反発

今朝(9月11日)の東京新聞多摩版に、昨日開催された調布市議会の調布飛行場等対策特別委員会では、東京都が示した自家用機の自粛解除方針に対して、委員からは「拙速だ」との意見が相次ぎ、都の責任も追及する意見もあったと報じています。記事では同委員会に都の港湾局幹部も出席し、自粛解除方針を伝えたことに対して、委員の側は「なぜ事故原因の大きな一因となった遊覧飛行を都は見抜けなかったのか」「見過ごしてきた都側の注意義務違反の責任は」など意見に、都側も回答に窮したと報じています。

また記事では「『飛行場問題を考える市民の会』のメンバー、村田キヨさん(78)は『住民説明会の時には自家用機の飛行再開について何も言わなかったのに、その後すぐに3市に言ってくるなんて、だまし討ちだ』」などの声を紹介しています。

 

今日は府中市議会でも基地跡地等特別委員会が開催されますが、この問題で市の担当者からも説明があると思います。3市のひとつである府中市も先日、高野市長が都が発表した自粛解除方針には懸念を表明しており、市議会でも都の方針への批判の意見が出ることは間違いないと思います。都の安易な自家用機運航再開のための「自粛解除」方針に対して、住民生活の安全を守る立場から、都側の責任追及含めて、運行再開には慎重な極めて態度をしなければなりません。

結城亮(結城りょう)

10 9月

府中市議会 陳情 「再生エネルギー推進条例(仮 称)制定のための関係者から構成される検討協議会を設置すること」が不採択(建設環境委員会)

今日(9月10日)開催されている府中市議会 建設環境委員会において、2つめの陳情「 スマートエネルギー都市の構築の実現を期し、再エネ推進条例(仮 称)制定のための関係者から構成される検討協議会を設置すること」が、市民の方から提出されましたが、残念ながら委員会では「不採択」となりました。

 

陳情では「2期目の高野市長が公約した『スマートエネルギー都市の取り組み拡大』は2017年2月21日『地球温暖化対策推進計画(2011年策定)の見直 し』により『スマートエネルギー都市の構築』の施策となりました。府中市は2018年度にスマートエネルギー都市実現の機運醸成のために市民提案 型協働事業として、『みんなで考えよう自然エネルギーin府中』を行っています」。

「現在、府中市では『スマートエネルギー都市の構築』に関して本市に適 したあり方の探索と具体的な施策を環境審議会に諮問しているとのことで す。 『自然エネルギー』、『スマートエネルギー都市』に関する質問は、今ま でも議会で取り上げられております。関心を持つ議員が中心になって、関 係部署、関連審議会委員、市民などが参加してどのような条例化が可能か を検討すべきと考え、下記陳情項目を要望するものです」(陳情内容抜粋)。

〔陳情項目〕 「スマートエネルギー都市の構築」の実現を期し、再エネ推進条例(仮 称)制定のための関係者から構成される検討協議会を設置すること。

 

【時期を得た陳情、結果は残念、しかし世界的流れは自然再生エネルギー促進】

 

私はこの市民の方からの陳情は大変時期を得たものだと思います。自然再生エネルギー促進は、「3.11」の福島原発の事故をうけ、我が国にあった「原発安全神話」は崩壊しました。その後の世界をみても、自然エネルギー促進が大きな流れではないでしょうか。この陳情はあくまでも「検討協議会を設置すること」とあり、条例制定はその次の段階であることです。この点なら最大公約数で他会派とも一致できると思うのですが、残念な結果になりました。しかし、この自然再生エネルギー促進の市民運動は、今後も府中市内において活発に行われることを願い、私も賛同していきたいと考えています。

(不採択を表明・・市政会、公明党、市民フォーラム、採択を表明・・共産党、生活者ネット)※市民フォーラムの委員の方は当初「継続審査」を主張しましたが、少数否決により「不採択」を表明されました。

結城亮(結城りょう)

10 9月

府中市議会陳情「府中駅周辺における歩行者回遊の安全と利便性のためについての陳情」

本日(9月10日)の府中市議会建設環境委員会において「府中35番街商店会」からの陳情案件、「府中駅周辺における歩行者回遊の安全と利便性のためについての陳情」が、全会派一致で採択されました(市政会、市民フォーラム、共産党、公明党、生活者ネット)。

 

陳情要旨では、「府中駅前通り甲州街道から宮町中央通りの間に横断歩道等設置することによる周辺を回遊する歩行者への配慮とあり、その主な理由として「(府中駅南口再開発完了後)府中駅前通りの甲州街道から宮町中央通りまでの間には、府中駅前通りを横断することのできない状況にあり、そのため、せっかく整備され魅力あるまちづくりができたにもかかわらず、歩行者の回遊においては、不便さを感じている方が、たくさんおられます。特に、高齢者や、体の不自由な方にとっては、大変な負担になっております。そのような中、多くの方々から横断歩道の設置が望まれております」「府中駅前通りに横断歩道を設置する等、バリアフリーの視点を重視する中に、自由な回遊をもたらす策を講じていただきたく、関係当局に働きかけるなどしていただきますよう、お願い申し上げます」(一部抜粋)。

 

〔陳情事項〕
府中駅前通りに横断歩道等を設置に向けての検討並びに計画すること

 

私もこの陳情には賛同です。府中駅南口再開発完了後、それまでバスロータリーを横断できる歩道がなくなり、伊勢丹の店舗のあるところまで「大回り」しないと渡れなくなったことで、「ストレス」を感じるものです。この横断歩道がないために、府中駅東側の商店街への客数の落ちて、閉店する店舗もみられるなど、活気が失われているように思います。建設環境委員会では全会派一致の賛同を得られたので、本会議でも採択される運びとなるでしょう。超党派でこうした問題は取り組むべきと思います。

結城亮(結城りょう)

09 9月

市の職員で働く魅力をアピール・・福生市役所

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(9日)の読売新聞多摩版の報道で、福生市が職員募集用のPR動画を作成し、市の職員の魅力とやりがいをアピールする取り組みが報じられています。記事では「『あなたの熱意が輝くまち』と題して動画で、市の職員4人が出演」「職員らは職場環境の良さもアピールし、『子どもが病気の時も安心して休める』などを強調している」。「市は3年前から、職員採用時の一般教養試験を廃止し、民間企業で広く用いられている基礎能力試験を導入。面接を重視する姿勢も打ち出している」としています。「市の職員課の担当者は『自治体職員は窓口業務が主というイメージを、職員の生の声を伝えることで変えて、採用側と応募者の希望がマッチングするようにしたい』と話している」。

 

福生市の取り組みは、大変ユニークな取り組みではないでしょうか。私も議員になって思うのは、自治体を活気あるものにして将来繁栄する自治体をつくるために果たす自治体職員の役割が、決定的に重要だと認識しています。その意味で言うなら、自治体職員とは「自治体が繁栄するためのシンクタンク機能」であると思っています。自治体職員がどれだけ熱意をもって仕事に取り組むのか、そのためには職員の創意工夫と熱意をどれだけ引き出すか。そのために、市が自治体を「愛する」職員をどれだけ育成するかという課題にもつながるのではないでしょうか。

私は自治体職員の人事評価については、「減点主義」ではなく「加点主義」の評価にするべきと考えています。何かことをなそうとして失敗して減点されるより、積極的にチャレンジする職員の姿勢を評価する人事評価にすべきと思います。

ぜひ府中市もこうした活気ある市職員を多く育成して、福生市のように積極的な職員募集の取り組みをしてほしいものだと思います。

結城亮(結城りょう)

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