07 6月

小金井市が新しい福祉会館と新庁舎の複合施設を建設へ

今朝(7日)の朝日新聞多摩版に、小金井市が新しい福祉会館と複合施設として、新庁舎を建設する方針を決めたとあります。2020年度までに基本設計を終え、2020年度中に着工。22年3月に完成予定で、同春からの供用をめざすとあり、総事業費は約90億円6千万円を見込んでいるとのこと。

「JR武蔵小金井駅と東小金井駅の中間にある、中町3丁目の『蛇の目ミシン工場の跡地』(約1万1千平方メートル)に建てる。市有地で新庁舎は7階だて、新福祉会館は5階建て、総事業費のうち58億円は借金でまかなう。残りは一般財源と基金を活用」とのこと。今月の市議会定例会に提案するとのことです。

これまでも小金井市は新庁舎建設をめぐり、議会も紛糾していましたが、今回は具体的な提案がされました。たしかに現在の同市の庁舎は建物を借りた形での運営であり、庁舎をもちたいというのは、市の念願であったろうと思います。一方で市民からすると「用件さえ済めば、市役所が豪華だろうが、質素だろうが関係ない」というのもまた、普通の認識ではないでしょうか。このあたりのバランス感覚が大事だと思います。

ちなみに小金井市の新庁舎の総事業費は90億6千万を見込むとありますが、恐らく値上がりすると思われます。府中市も当初、150億円との見込みでしたが、今は211億円にまで計上。このあたりは議会側が青天井に膨れ上がらないように、チェック機能が必要だと思います。

結城亮(結城りょう)

06 6月

町田市が保育士確保へ就職相談会・・学生らに呼びかけ

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(6日)読売新聞多摩版によると、町田市が不足する保育士や幼稚園教諭をめざす学生を対象に就職相談会を市内のホテルで開催するとの記事があります。記事では「市内で保育園などを運営する34法人がブースを設けて、学生らはそれぞれの職場環境などを聞く」とあります。記事によると、保育士や幼稚園教諭の志願者に特化した相談会を自治体が主催するのは、多摩地域26市で発とのことです。

記事では「町田市の子育て支援課によると、市の待機児童数は146人で、うち0~2歳児が143人を占める。市は待機児童ゼロにむけて、0~2歳児の小規模保育所を10施設、定員190人を整備して、来年4月に開園予定」とのことです。「市は学生らに幅広く参加をよびかけており、町田市のほか八王子、相模原、川崎、横浜市など、保育士らの養成に取り組む近隣の大学、短大、専門学校にもチラシを配布する」とあります。問合せは 町田市子育て推進課 電話042-724-4468へ

 

この記事を見て、町田市の待機児童ゼロへの意気込みを感じるものです。私も思うのは、待機児童ゼロをめざすとして、器(保育所)をたくさん作っても、今日においては子どもたちを指導する保育士さんの労働力が決定的に不足しているのが深刻です。聞くところによると、保育士さんの資格を持ちながら、保育士の仕事をしていない方が全国に60万人いると指摘されています。この人たとは、保育士という職業に志をもちながらも、賃金や労働条件などの待遇面が劣悪なために、保育の仕事を放棄せざるえない方々ではないでしょうか。この方がをどのようにして「発掘」するかが、行政の腕の見せ所ではないでしょうか。そして一日も早く、多摩26市で待機児童ワーストワンという不名誉な位置を、府中市から返上させなければなりません。

この町田市の取り組みを私も少し研究して、ぜひ府中市でも実施して、待機児童ゼロと良質な保育士確保実現を求めたいと思います。

結城亮(結城りょう)

05 6月

介護施設3割が入所拒否・・増える「身元保証」ない高齢者

【東京新聞の報道から】

 

先日5月21日付の東京新聞夕刊1面で、「高齢者が介護施設に入所する際、身元保証人がいない場合、受けいれ拒否する施設が約3割に上っていることが、厚労省調査で判明」との記事がありました。記事では「単身や身よりのない人らが保証人を用意できないケースで、国は入所を拒否しないよう求めているが、施設側に費用の支払いや死亡時の引き取りなどへの不安がある」としています。

記事によるとこの調査は委託先のみずほ銀行総研が昨年実施したもので、特養ホームや老健施設など4900ヶ所に実施したもの。高齢者施設が保証人に求める役割としては「緊急時の連絡」「遺体や遺品の引き取り」「入院時の手続き」「利用料の支払いや滞納時の保証」との回答が多数とのこと。あわせて厚労省は医療機関にも実態調査をして「医療機関でも身元保証人がいないことを理由にした入院拒否があることから、厚労省は全国6000ヶ所の医療機関にも同様調査を実施。6月に公表する」とあります。

 

この種の話はよく聞く所ですが、大手紙が掲載したことで社会問題になりそうです。高齢者施設がこうした事態に陥っているもうひとつの原因としては、やはり介護従事者、介護職員が不足していることも起因しているのではないでしょうか。高齢者介護施設の職員は低賃金、過重労働で労働力確保がままならない状況です。根本的な矛盾の解決を図らねばなりません。

なにより高齢社会の今日、一番困窮するのは高齢者施設に入所するべき方々が、この記事のような事態のもとで、生命が守られない状況にあるわけです。府中市においてもこうした事態があるのかどうか、私も調査検証したいと思います。

結城亮(結城りょう)

04 6月

府中市議会一般質問で「行政と地域住民による見守り活動の有り方」&「貧困ビジネス」問題を取り上げます

6月8日(金)から府中市議会平成30年度(18年度)第二回定例会がスタートしますが、一般質問は11日(月)と12日(火)、午前10時から開会します。

私の一般質問のテーマは、①行政と住民による支えあい見守り活動の在りかたと孤立死対策の有り方について、②「社会福祉法」の改定にともなう、貧困ビジネス規制の在り方について質疑をします。今、質問作成中でありますが、2つのテーマもともに、住民の方などから話を伺い、作成する質問です。2つのテーマもともに、生活困窮者に寄り添い、行政として何をすべきかを質したいと思います。

ちなみに私の質問の順番は12番目を予定しており、12日の午前中になる可能性が高いのですが、まだ登壇日はさだかではありません。

ぜひ市民のみなさん、お誘いあわせの上、府中市議会一般質問に傍聴に来てください。結城亮(結城りょう)

04 6月

府中とゆかり、選手らと交流・・府中ボールふれあいフェスタ

今日(4日)の読売新聞多摩版に、3日に郷土の森総合体育館で開催された「府中ボールふれあいフェスタ」の記事が掲載されています。記事では「車いすバスケットボールでオーストラリアの代表チームが、エキジビションの試合を披露。スピード感あふれるプレーを披露すると、子どもたち歓声をあげた」とのこと。また「イベントには、ラグビーのサントリーと東芝、フットサルの府中アスレチックFCなどの選手、スタッフらも姿を見せた」とのことです。

府中市は2020年の東京五輪・パラリンピックでオーストラリアのホストタウンともなっているだけに、市内の児童、生徒らにこうした企画を通じて、臨場感あふれるスポーツ体験をしてもらうことは、有意義なことだと思います。

私も東京五輪・パラリンピックにおける府中市の姿勢について、異議ある点もありますが(朝日サッカー場の改修問題、官民共同のあり方など)、スポーツを通じて子供達が健全に成長し、発育環境が良くなることをもちろん否定するものではありません。今後も、市のオリパラに関連する企画について、注目していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus