府中市 学童クラブでも「 小1の壁」の問題解消を・・民間の活力で、受け入れ時間の早朝時間開始と指導員増員を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★都内の中野区が、学童クラブの受け入れ開始時間を午前7時半に30分前倒
今朝の日経新聞ネットニュースによると、都内の中野区では、2026年4月から、「土曜や夏休みなどの期間に区立学童クラブの受け入れ開始時間を午前7時半に30分前倒しする」と配信しています。同ニュースによると、平日については小学1〜3年生を対象に、同時刻から8時15分まで小学校で見守り事業を始めるそうです。また「保育所に通っていた子が小学校に進学して登校時間が遅くなり、預け先に困る『小1の壁』」の問題の解消に取り組む」のが目的とのことです。
★長期休業期間も午前8時から学童クラブの開始へ
また学童クラブでは土曜や夏休みなどの長期休業期間は現在、午前8時から児童を受け入れているとのことですが、「26年度からは事前申請があれば午前7時半に開くようにする」としています。同ニュースのなかで、中野区の酒井直人区長は「児童の登校時間よりも(保護者が)早く出勤する家庭で、朝の子どもの居場所に対するニーズが高まっている」と述べたとして、「区が保護者にアンケートを取ったところ、34%が小学校や学童での早朝受け入れを希望した」と報じています。(参考、日経ネットニュース 9月23日付)
~この中野区の学童クラブの受け入れ態勢については、恐らく府中市内の保護者の方々からもニーズあると思われます。一方で現場の学童クラブ指導員数が余裕がないこともあり、現場で対応できないと思われますが、この条件をクリアすれば、中野区のような運営も可能です。(ゆうきりょう)
★学童クラブの民間活力導入で、保護者のニーズに応える運営体制を
府中市においても2021年4月から、学童クラブにおける児童の預かり時間について、19時までになりましたが、以前から複数の議員から、学童クラブの預かり時間の延長の要望がだされていたこともあり実現しています。
府中市は、現在、市内22ヶ所ある学童クラブのうち、14ヶ所については運営を民間に委託していますが、いわゆる「公設民営」という方式で市(行政)が設置した学童クラブ施設を、民間企業(団体)に委託して運営する方式です(残りの8ヶ所の施設はこれまで通り市が運営しています)。
この点では、2021年2月22日付の朝日新聞では、「学童保育 進む民間委託」という見出しの記事が掲載され、民間委託が成功している自治体、成功せずに行政の運営に戻した自治体などの経験が掲載されています。この記事によると、神奈川県の小田原市は「保育時間の延長やサービス向上を目的に、企業への委託を始めた」とあり、市の担当者の声として「時間延長を実現するためには、指導員の増員が必要。だが市が募っても集まらない」のことで、委託によって指導員は増え、人件費は公営時より増えたとのことです。
ぜひ府中市においても、保護者のニーズに応える学童クラブの運営のためにも、民間活力の利点を引き出し、「小1の壁」の問題解消をめざしてほしいものです。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)
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