13 8月

府中市 熱中症対策・・小学校、学童クラブ、けやきッズにおける熱中症対策の要望(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

先日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方から、学校、学童クラブ、けやきッズに対する、熱中症対策について要望をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★先生には児童への学校での水分補給を心がけてほしい

学校、学童、けやきッズに対する要望です。この夏だけではないですが、大変な暑さで学校でも家でも、こどもの体調管理に神経を使います。過保護と思われても、子どもの健康を守りたいので、是非、対応をお願いしたい事があります。

熱中症対策で学校、学童、けやきッズの方針や実際にしてることなどが、あまりよくわかりません。塩分タブレット、スポーツドリンク持参可能にはなっています。学校の先生、毎時間毎に水分補給の声掛けをして欲しいものです。先の見通しを立てて、喉が渇く前に水分補給出来ない児童は多いと思います。

★学校に冷水機の設置を

また学校に、冷水機があったらいいのになぁと思います。外遊びの基準がプール指導のような基準(水温気温)のようなのがあるとおもいますか分かりにくく、中休みの外遊びは何度以上不可とか、その気温はどこで測っているのかなどがわからない。

★学童クラブ、けやきッズでは児童が帰る際、水筒に水の補給をお願いしたい

また学童クラブでは水筒の麦茶の補充をしてくれるので、大変ありがたいです。ですので下館の際に水筒が空っぽでないかの確認をして欲しい。下館間際に大汗をかく遊びは控えて欲しい。汗がひいて、落ち着いた状態で帰り支度をして欲しい。

けやきッズ、同じくかえるときに水筒が空っぽでないかの声掛けをして欲しいです(麦茶の補充はないので、水道水を入れるので充分です)。「学校を出たら自己責任」みたいな印象を受けるときがあります。水分補給や自分の体調について、できる子もいると思いますが、出来ない子、たくさんいると思います。うちの子は、まだまだ出来ないタイプで本当に毎日心配です。

毎日、体調は大丈夫かと、家に帰ってくるまで心配が尽きないのは、親のメンタルにも悪いです。先生方はいつも一生懸命やっていただいてると思っていますし、感謝してます。なかなか言いにくい要望で、言い方や受け取り方で「モンペ認定」されてもやだなぁと思います。このような保護者の要望、意見など、ぜひ受け取っていたただきたいと思います。(保護者の方からの要望より)

~今年は6月段階から猛暑となり、恐らくこの暑さは10月いっぱい続くのではないかという気象予報もあります。熱中症対策の要は水分補給にありますので、ぜひこの要望については、9月の市議会決算委員会でも質疑要望したいと思います。(ゆうきりょう)

★熱中症配慮期間を設定、児童、生徒の安全第一の授業と行事を(教育委員会)
府中市教育委員会では、近年の猛暑という環境をうけて熱中症予防対策を徹底した、授業、行事の実施へ取り組んでいます。(以下、府中市教育委員会のHPより抜粋)
 令和7年5月17日(土曜日)から5月31日(土曜日)までの期間に、市立小・中学校33校中29校が運動会を実施しました(天候による順延のため、一部の学校は6月に実施)。暑さが本格化する熱中症要配慮期間(6月から9月)を避け、例年より時期を早めての実施となりました。さらに、テントを設置して日差しへの対策をするなど、各学校が熱中症対策を講じて実施しました。
これから益々暑さが厳しくなります。熱中症予防対策を徹底し、児童・生徒の安全を第一としながら、教育活動の充実を図って参ります。また、府中市立学校が取り組む熱中症予防対策について、今後も随時取組を発信していく予定です。

 

★熱中症から子供を守る6つの工夫

 府中市立小・中学校の「校庭及び室外プール以外は冷房環境が整っている」という強みをいかし、教育委員会及び学校は、これまでの 慣例に捉われることなく、柔軟な発想で熱中症を予防するための工夫・改善を行い、児童・生徒の健康と安全を守る教育活動を実施していきます。
※注記:なお、活動を行うに当たっては、引き続き、WBGTを測定し、実施の判断を行います。1 授業日の工夫 2 場所の工夫 3 時間の工夫 4 環境の工夫 5 衣服の工夫 6 飲食の工夫

 これまでも各学校においては、熱中症事故防止に向けてWBGTの計測や教育活動の工夫等を行ってきました。しかしながら、近年の酷暑・残暑はかなり厳しい状況です。このような状況を踏まえ府中市教育委員会では、全ての市立小・中学校と協力し、令和7年度以降、6月から9月までの4か月間を「熱中症予防要配慮期間」として設定し、一層の熱中症予防対策の徹底を図ります。(以上、教育委員会のHPから抜粋) (府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

11 8月

府中市 学童クラブ(放課後児童クラブ)・・学童クラブ利用者の保護者からの声にどう、事業者と行政はどう対応すべきか(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★保護者の意図と違う事業者の対応に不信感

先日の東京新聞に、横須賀市(神奈川県)の民設民営の学童クラブを利用している保護者からの意見、クレームなどに事業者や行政がどう応えるかという視点での記事があります。同記事のなかではその具体例として、「市内の民設民営の学童クラブに小学校の娘さんを預ける保護者の方が、学童内で年上の男児から意地悪をされているとの声を、事業者あてにメールで伝えた」ところ、担当者からは「相手の保護者にクレームを報告しました」との対応がメールで返信された」として、この保護者の方は「児童本人(娘さん)から話も聞かない段階で、どうして(そうした対応をしたのか)。相手の保護者に謝ってほしいというわけではない」と不信感をいだいたとのことです。

また記事では、こうした対応に保護者の方が横須賀市の担当課に相談すると「指導します」との回答だったが、「それ以降も同学童クラブの代表者が大声で子供を怒鳴る場面を目撃するなど、適切な運営だとは思えないことが続き、子どもを退所させた」とのことです。

★保護者と職員との日ごろから対話ができる関係が大事

この記事のなかで、横須賀市学童保育連絡協議会の事務局の方は「子ども同士のトラブルが起きたら、まず本人たちに話を聞いて情報収集し、そのうえで保護者や子どもの気持ちの橋渡しをするのが職員の仕事」と指摘。また記事では全国の学童保育連絡協議会の佐藤事務局次長は「保護者は何かあってから対応するではなく、常日ごろから職員や保護者同士、違和感があった時に話ができる関係をつくってほしい。一緒によくしていこうという気持ちが大事」と話しています。また「学童側と話したり、行政などに訴えたりする際には、『個人ではなく、複数の保護者の声として届けてほしい。そうすることで保護者間で共有でき、その場限りではない、しっかりと対応してもらえる』」と指摘されています。

★「継続的に不適切な事案が発生する場合は、今後、補助金の決定取り消しや不交付も視野に入れて対応を検討」(横須賀市長の議会答弁)

また記事では横須賀市議会で学童クラブの不適切運営を取り上げた市議に対する、上地克明市長はその答弁で「継続的に不適切な事案が発生する場合は、今後、補助金の決定取り消しや不交付も視野に入れて対応を検討する。受け皿の整備も検討し、待機児童が発生しないようする」と答弁。また同市の担当課長も「受け皿がないことが補助金停止の足かせになっていたが、今後は一歩踏み込んでやらねばならない」と話しています。

学童クラブ内におけるトラブル、不適切運営の話題はこの間、あまり表面上、聞くことはありませんでしたが、実際には現場においては様々なトラブル、運営上の問題点があると思われます。今回の東京新聞では、横須賀市のケースをとりあげていますが、府中市内の学童クラブにおける事業者の対応、また不適切運営と思われる運営が表面化した際には、その対応についても、今後注視していきたいと思います。(参考、東京新聞6月記事より)

※学童保育の利用にあたり、保護者が留意したいこと(東京新聞記事より抜粋、全国学童保育連絡協議会への取材による)

①学童クラブはどうあるべきかを知っておくこと。(国や自治体が定める運営指針に記載されている)、②お迎えや保護者会などで足を運び、保育の様子を知るようにする、③職員と一緒に改善していくつもりで、よりよい方法を探る、④職員や行政に何かを訴える場には、複数の保護者の声として届ける選択肢をもつ

※府中市の令和8年度予算案への要望を募集・・・市民のみなさんから要望を受け付けております。9月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、なんでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 メールアドレス yuki4551@ozzio.jp まで

15 7月

府中市 医療的ケア児 市内保育所での医療的ケア児の受け入れ相談体制について・・令和7年7月15日(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

府中市では、医療的ケア児(日常生活において医療的ケアが必要な子ども)の令和8年4月1日からの認可保育所での受入れに関して、次のとおりご案内いたします。(市のHPから掲載)

1、次の全てに該当する未就学児
①保護者の就労や病気等で、保育を必要とすること。
②職員の見守りの中で、他の児童との集団保育が可能であること。
③日々の通所ができること。
④保護者が行っている医療的ケアが日常生活の一部として定着し、確立及び安定した医療的ケアが行われていること。
⑤児童同士の関わりの中で過ごすことができ、言葉、身振り等の意志疎通が可能であること。
⑥保育所等の職員が必要に応じて主治医と連携を図ることができること。
⑦原則、令和7年4月1日時点で府中市に住民登録があり、府中市又は近隣市との医療機関と連携や構築ができていること。

注記:他の児童との集団保育が可能である状況とは、次のとおりです。
①感染症による基礎疾患の悪化や感染症の発生等のリスクが少ないこと。
②常に脈拍、呼吸、体温等の生命徴候の確認が必要でないこと。
注記:安定した医療的ケアが行われている状況とは、次のとおりです。
③事前相談時点で保護者による医療的ケアのもと、在宅での生活を基本的に1年以上送っていること。
④過去3か月間に急性増悪(病状の悪化や、新たな治療が必要となった場合)等による入院治療などの必要がなかったこと(ただし計画的入院治療は除く。)。

2,対応可能な医療的ケアの内容

①経管栄養(経鼻経管栄養・胃ろう・腸ろう)

②吸引(口くう内・鼻くう内・気管カニューレ内)
③導尿
④酸素療法(在宅酸素療法)の管理
⑤吸入(ネブライザー)
⑥インスリン注射(皮下注射の管理を含む。)
⑦人工肛門(ストーマ)
注記:園によって、対応可能な医療的ケアの内容は異なります。

3,実施可能園

(1)公立保育所は全園
(2)私立保育園
①わらしこ保育園、②わらしこ第2保育園、③キッズルームこっこ保育園、④めぐみ第二保育園 注記:すくすく保育対象児童の在籍状況等により、実施可能園に受入れ枠を設けることができない場合があります。

4,受入予定人数・・最大3名

注記:1か所の園に申込みが集中した場合など、申込状況により、最大数の受入れができないことがあります。
注記:園ごと、クラス年齢ごとの受入れ枠については、10月上旬に公表します。

5,事前相談・・医療的ケア児の入所申込みを希望される保護者のかたを対象に、事前相談を受け付けます。入所後に必要なケアについてお伺いし、申込みに当たって必要な書類等についてもご案内いたしますので、入所を希望されるかたはご相談ください。なお、ご相談いただく際は、可能な限り、事前に保育支援課にお電話でご連絡をいただき、ご予約いただいた上でお越しください。

6,予約時のご連絡先・・子ども家庭部保育支援課入所認定係、☎042-335-4172

7,相談期間・・令和7年7月28日(月曜日)から8月8日(金曜日)まで(平日のみ)

8,相談時間・・午前8時30分から午後5時まで

9,相談場所・・府中市役所おもや3階保育支援課

★文科省が各地の教育委員会に対して、医療的ケア児の対応ガイドラインを策定

 また今年3月の読売新聞報道によると、文科省は日常的な医療行為が必要な「医療的ケア児」の対応に関して、教育委員会のガイドライン(指針)策定の支援に乗り出すとあります。記事では「教育現場の安全確保と協力体制の構築にむけ、2025年度中をめどに指針の『ひな型』を作成し、各教育委員会に策定を呼び掛ける」。「ひな型では、医療的ケアの必要性や緊急時の対応方法、事故につながりかねない『ヒヤリハット事例』など、指針に盛り込むべき内容を明示する」とし、今後は教育委員会の担当者から意見を聞き取り、詳細を検討するとしています。

文科省が想定するガイドラインの内容(読売新聞より抜粋)

①通学中や授業中などケースごとの対応方法

②薬や人口呼吸器などの使い方や注意点

③学校での医療的ケアの必要性

④教育委員会や学校、保護者が果たすべき役割など

★府中市立学校における医療的ケアの実施に関するガイドラインの策定(23年6月、教育委員会HPより)

 医療的ケアや健康上の配慮が必要な児童・生徒に対して求められる様々な対応について、本市では、関係機関と連携を図り、他の自治体に先駆けて、学校に看護師や支援員を配置するなど、児童・生徒が安全で安心した学校生活を送ることができるよう校内の体制整備に取り組んできました。

令和3年9月に「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が施行され、医療的ケア児への支援は地方自治体の責務であると示されたことを踏まえ、この度、医療的ケアが必要な児童・生徒の受入れ及び支援をより円滑に行うことを目的として、受入れに必要な基本的事項や教育委員会、学校、関係機関等の対応・役割を明確にしたガイドラインを策定しました。
本ガイドラインに基づき、教育委員会を中心に学校、保護者、医療機関等の関係者が連携して対応することで、医療的ケアを必要とする児童・生徒の安全で安心な学校生活を保障し、その家族が安心して子供を育てることができる社会の実現に向けて取り組んでまいります。⇒ 医療的ケア児ガイドライン

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202
11 7月

府中市学童クラブ 夏休み中のお弁当注文サービスの実施を求めたい(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

★府中市の学童クラブでも夏休み中の弁当注文サービスを求める声は多い

各地の小学校も夏休みの時期をむかえるころになりましたが、児童の保護者の方からは夏休み中の学童クラブにおける、お弁当の提供を求める声が多いです。

この夏休み中の学童クラブにおける弁当注文サービスの要望が、これまでも多く寄せられており、私も複数回、府中市議会の一般質問で取り上げたことがあります。昨年の9月議会でも再度取り上げ、市は「実施に向けて検討」との答弁があったのですが、今年度はまだ予算化されませんでした。恐らく現場サイドの理解を得ていないのではないかと推察するのですが、以下、昨年の議会での質疑を掲載します。

●府中市1回目の答弁⇒ 市では、夏休み期間中、昼食の時間帯に学童クラブを利用する児童に対し、各自で昼食を持参することをお願いしておりますが、 仮に、夏休み期間中に昼食を提供する場合には、外部の配食サービス等の活用を想定するところです。実施に当たっては、業者選定のほか、配達後の個数管理やアレルギー対応など、現状の運営体制では職員の負担増や、児童の安全管理に係る課題が多くあるものと捉えております。

●ゆうきりょう質問⇒ 令和4年第4回定例会の一般質問でも、この課題について質疑、要望をしました。当時の答弁では「今後、仮に本市の学童クラブで、夏休み期間中に昼食を提供する場合は、外部の配食サービス等の活用が想定されるところです」「その実施に当たっては、業者選定のほか、発注や費用徴収などの一連の事務的な対応をはじめ、配達後の個数管理や食後の残渣等処理、また、アレルギー対応や食品衛生管理など、児童の安全管理と職員の負担増といった諸課題が数多く表出することが分かり、これらの課題に対応することは、現状の運営体制では難しい状況と考えております」との答弁でしたが。今日の答弁は、前回の答弁内容と比較して、「現状の運営体制では難しい状況と考えております」という表現は今回、なくなりました。

★弁当について、「保護者が業者に直接注文、支払いも直接やり取りなら、市の負担もかからない」と提案

●ゆうきりょう主張⇒ この問題で、一番の壁は人手の数だと思います。放課後児童クラブの職員も手いっぱいの体制でやっているので、さらにこの業務も加わるとなると、これはお手上げだと、これが現状だと思います。

そこで、隣の三鷹市が今年度から、このサービスは始めたのですが、市の担当者に伺ったところ、①市は保護者に弁当業者を紹介する(弁当は1食500円前後)、②弁当の注文と代金のやり取りは、保護者と弁当業者で直接行ってもらう、③市は保護者に対して「市は弁当のアレルギー対応はしていない」ことを伝えている、④弁当の配食について、保護者の立ち合いなど、はしておらず、配食は職員と子どもたちが行う。現状、放課後児童クラブの現場職員からは、業務の負担に対する声をないそうです。

★実施体制などについて検討したい・・市の答弁

●ゆうきりょう再質問⇒ 三鷹市の放課後児童クラブのやり方を参考にした、夏休み(長期休み)の弁当昼食サービスの提供、および、配食にかかる人手確保を確保する場合において、その財源について、子ども子育て応援基金を財源にした、やり方を提案しますが、市の考えを伺います。

●府中市2回目の答弁⇒ 学童クラブでの夏休み等長期休暇中の昼食提供において、保護者と昼食提供事業者とが直接契約し、注文や集金を行う仕組みについては、三鷹市をはじめ、複数自治体の事例を把握しており、現場で働く学童クラブ指導員の負担を過度に増やすことのない、有効な手法の一つであると評価しております。市においても、当該昼食提供に対する保護者からの要望が増えていることを踏まえ、今後、学童クラブ指導員との情報共有、意見交換を行い、実施体制等について検討してまいります。

~この課題について9月の決算委員会においても、再度質疑をしたいと思います。(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202

21 6月

府中市 都議選 小山くにひこ候補の施策「学童クラブの待機児童数ゼロの実現」を・・東京都の認証学童クラブ、民設民営学童クラブなどへの支援策拡充を(府中市議会議員 国民民主党 ゆうきりょうブログ)

府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。

東京や首都圏を中心に学童クラブの待機児童数が増えていることが問題となっており、先日の朝日新聞で全国の学童クラブ(放課後児童クラブ)の待機児童数が、1万7686人となり、前年から1410人増えて高止まりが続いていると報じています。また登録児童数は151万9952人と過去最高とのことです。(25年12月朝日新聞多摩版記事より抜粋)

こうしたなか、東京都議会議員の小山くにひこ都議は政策の1つに「学童クラブの待機児童ゼロの実現」を掲げています。

★25年度にむけて、東京都が早期の運用開始を準備

この点で東京都は独自に進めている認証学童クラブについて、独自の認証制度案に関する記事があり、「1クラスあたり40人以下にする」とし、「運営基準や職員体制で国より厳しい基準を設定」としています。

学童クラブについては現状、「待機児童」数が増えていることから、東京都としても独自の制度設計を進めていましたが、一定の基準案がでたことから、「都は来年度早期の運用開始にむけて制度設計している」とのことです。新聞報道によると「(専門委員会は)子どもが安心して過ごせる環境整備や、昼食提供、時間延長など保護者のニーズに応えるサービスを実現すべき」と提言、基準として①1クラス40人以下、②児童1人につき1.98平方メートルあたり3人以上の支援員配置として「国より厳しい基準」「必須で守らなければならない事項」としています。

★首都圏で全体の待機児童数の約4割を占める

また記事では「(学童クラブの)待機児童は東京、埼玉、千葉で全体の約4割を占める」とし、「夏休みなどの長期休業前に待機児童が増えていることや、特にニーズの高い小学1年での待機児童の解消が課題と指摘されている」とあり、「こども家庭庁は、夏休み期間中に建物内で学童保育を拡充する場合に補助してきた。来年度からは、事業所などとは別の場所にあるスペースを利用するなどして学童保育をする場合にも、運営費を補助する予定」とのことです。(25年12月朝日新聞多摩版記事より抜粋)

★国が民間企業に学童保育への参入を促す施策を実施

そこで国も24年度の補正予算で、「待機児童が50人以上いる市町村で、学校や児童館などで学童保育と同程度の開所日数や時間で児童をあずかるモデル事業を始める」として、待機児童が300人以上いる都道府県や100人以上いる市町村などの民間企業に学童保育への参入を促すための広報や研修にも補助をしています。

こども家庭庁による学童クラブへの支援策について、とくに民間企業の参入を促すことで、待機児童数の解消のみならず、保護者や児童の多様なニーズに応える複合的な民設民営学童クラブへの支援策については、私も賛成であり、ぜひ府中市に対しても、民間学童クラブへの支援差策の実施を求めたいと思います。

★学童クラブの受け皿不足については、学校施設の活用も検討を(府中市長あて予算要望と回答から)

府中市においても小学校4年生以上の児童の、学童クラブ待機児童数が課題になっており、私も以前この点について、市長あてに予算要望をしたので、以下、掲載します。

●府中市への要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。

●府中市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。(府中市の回答より)

~今後、市内の学童クラブの需要が一定時期まで高まることが続くと思われますが、ぜひ小山都議の学童クラブ待機児童ゼロの施策について、府中市とも連携してその実現に期待しています。(府中市議 国民民主党 ゆうきりょう)

※ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市への要望などお寄せください。福祉、街のインフラ、防災、産業、環境衛生、学校教育など、なんでも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp  電話090-4136-7642(電話にでない際は、留守電にお名前をお願いします) 住所・・府中市紅葉丘2-6-3、メイプルタウン吉野D202