13 11月

府中市 学童クラブ(放課後児童育成事業)「Clover Hill」(民設民営学童クラブ)の運営方針(その2)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

(11月12日付ブログの続き)

府中市内には4つの民設民営の学童クラブがありますが、そのなかの1つ「Clover Hill」があります(府中市緑町)。同社のHPによると、「府中市にある小学生向けの総合教育型民間学童クラブ(放課後児童健全育成事業)、3歳~5歳児を対象とした認可外保育園、そして0歳から小学生までを対象にさまざまな教育ブランドの習い事を提供するアカデミックモールを兼ね備えた教育複合施設です」(同社のHPより)。

同社が運営する民設民営の学童クラブでは、保護者や児童のニーズに応じた多様な学習サービスをサポートしていますが、同社のブログにおいて、学童クラブといじめの問題について、大変興味深い内容が掲載されていましたので、以下、2回にわけて掲載させていただきます。

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

★学童クラブにおいては「いじめはいけない」というルールを作ることが重要

3,大人の関与の不足
いじめは、しばしば大人が注意を向けていない時間帯に発生します。学童保育の指導員やスタッフが、子どもたちの行動を常に見守り、適切な介入を行うことで、いじめを防ぐことが可能です。しかし、関与が不十分な場合、いじめが放置されることになります。

4,いじめが起きた場合の対処法

4-1いじめを許さない環境づくり
まず、学童保育において「いじめはいけない」という明確なルールと環境を作ることが重要です。日頃から、いじめがどれだけ悪いことかを教育し、子どもたちが共通の認識を持つことが求められます。指導員や保護者が協力して、いじめを許さない雰囲気を醸成することが大切です。

4-2 被害者の心のケア
いじめの被害者となった子どもには、まず心のケアが必要です。親は、子どもの気持ちを受け止め、安心感を与えることが重要です。子どもがどのように感じているかをしっかりと聞き、その気持ちを否定せずに受け入れる姿勢が大切です。また、必要に応じて専門家の支援を求めることも考慮しましょう。

4-3加害者へのアプローチ
いじめの加害者に対しては、単に「いじめてはいけない」と伝えるだけでなく、なぜその行動に至ったのかを理解することが重要です。加害者の背景やストレス要因を把握することで、適切な対応が可能となり、いじめの再発防止につながります。

4-4指導員への相談
いじめが発生した場合、学童保育の指導員に相談することも重要です。子ども同士だけで解決することが難しい場合、指導員の介入が必要です。指導員には、いじめの状況を観察し、必要に応じてグループ替えなどの対応を依頼することができます。

4.5 環境の見直し
いじめ問題が解決しない場合、学童保育の環境を見直すことも一つの手段です。公立の学童保育から東京都府中市の教育複合施設Clover Hillへの変更を検討することが有効です。Clover Hillでは、教育的なプログラムや習い事が充実しており、いじめが発生しにくい環境を提供しています。

5,まとめ
学童保育でのいじめ問題は、さまざまな要因が絡み合って発生します。子どもたちが健やかに過ごすためには、いじめの原因を理解し、早急に必要な対策を講じることが求められます。いじめが発生した際には、適切な対応を行い、必要に応じて環境を見直すことが大切です。

Clover Hillでは、学童保育と20種以上の習い事を両立させることができ、子どもたちが充実した時間を過ごすことができます。このような環境であれば、いじめのリスクを軽減できる可能性が高まります。

6,おわりに
いじめは決して許されるものではありませんが、適切な対処や環境整備によって防ぐことが可能です。子どもたちが安心して過ごせる学童保育を実現するためには、家庭と学校、そして地域社会が一体となって取り組む必要があります。Clover Hillのような教育複合施設での活動が、子どもたちの心の成長を促し、いじめの発生を未然に防ぐ一助となることを期待しています。(以上、「Clover Hill」のブログより転載)。

~このブログを見た保護者の方で、関心のある方はぜひ「Clover Hill」のHPにアクセスされてください。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

 

12 11月

府中市 学童クラブ(放課後児童育成事業)「Clover Hill」(民設民営学童クラブ)の運営方針(その1)

府中市議会議員(改革中道、無所属)の ゆうきりょう です。

府中市内には4つの民設民営の学童クラブがありますが、そのなかの1つ「Clover Hill」があります(府中市緑町)。同社のHPによると、「府中市にある小学生向けの総合教育型民間学童クラブ(放課後児童健全育成事業)、3歳~5歳児を対象とした認可外保育園、そして0歳から小学生までを対象にさまざまな教育ブランドの習い事を提供するアカデミックモールを兼ね備えた教育複合施設です」(同社のHPより)。

同社が運営する民設民営の学童クラブでは、保護者や児童のニーズに応じた多様な学習サービスをサポートしていますが、同社のブログにおいて、学童クラブといじめの問題について、大変興味深い内容が掲載されていましたので、以下、2回にわけて掲載させていただきます。

※「Clover Hill」のHP⇒ お預かりサービス案内 | 【公式】教育複合施設CloverHill府中 | 総合教育型民間学童保育・認可外保育・多彩な習い事

★こどもどうしのいじめが起きるのはなぜか

1. はじめに
学童保育は、放課後の子どもたちが集まり、安心して過ごす場所として機能しています。しかし、子ども同士の人間関係が形成される中で、いじめが発生するリスクも存在します。本記事では、学童保育におけるいじめの可能性や原因、具体的な対策について詳しく解説していきます。

2. 学童保育でいじめが起きる可能性はあるのか?
学童保育は、異なる年齢や学区から集まった子どもたちが一緒に活動するため、さまざまな人間関係が形成されます。この環境は、いじめが発生する潜在的な要因を持っています。

2.1 人間関係の多様性
学童保育には、異なる年齢の子どもや、異なる学校からの子どもが集まります。このため、上下関係や友達関係が複雑に絡み合い、いじめの原因となることがあります。高学年の子どもが低学年の子どもをいじめたり、仲間はずれにしたりすることがしばしば見られます。

2.2 環境のストレス
ストレスが多い環境では、子どもたちの心に不安や苛立ちが生まれ、これを解消するためにいじめに走ることがあります。たとえば、学校での友人関係や家庭内でのトラブルが影響し、学童保育での小さなトラブルをきっかけにいじめがエスカレートすることもあります。

2.3 同調志向の影響
子どもたちは、集団から排除されることを恐れ、周囲の意見に同調する傾向があります。このため、周りの子どもがいじめを行っている場合、自分も加担してしまうことがあるのです。また、いじめを見て見ぬふりをする傍観者の存在も、いじめを助長する要因となります。

2.4 多様性の受容不足
子どもたちの中には、他の子どもと異なる能力や背景を持つ者に対して過剰に反応する場合があります。特に、特別な支援が必要な子どもや、家庭環境が異なる子どもに対する理解が不足していると、いじめの対象になりやすいのです。

2.5 大人の目が届かない時間
いじめは、大人が見ていない時間に発生することが多いです。子どもたちは、いじめが悪いことだと認識している一方で、大人に見つかると叱られることを理解しているため、周囲の目がない時を狙っていじめを行うことがあります。

3. 学童保育でいじめが起きる主な理由
学童保育でいじめが発生する理由は多岐にわたります。ここでは、主な理由について詳しく解説します。

3.1 ストレスの多い環境
いじめが発生する大きな要因の一つに、ストレスの多い環境があります。学校での学業や家庭での問題が影響し、心に余裕がない状態で他の子どもと接することが多くなります。このような場合、ちょっとしたことが原因で感情が高ぶり、いじめに発展することがあります。

3.2 同調圧力
同調圧力は、特に集団生活を送る子どもたちにとって重要な要素です。子どもたちは、仲間外れになりたくないという気持ちから、いじめに加担したり、傍観したりすることがあります。これにより、いじめが助長されることがあるのです。

3.3 多様性の否定
異なるバックグラウンドや能力を持つ子どもたちが集まる中で、互いに理解し合うことができないと、いじめが生じやすくなります。たとえば、言語の違いや文化の違い、身体的な特性に対する偏見が、いじめの原因となることがあります。(その2へ続く)

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

 

31 10月

府中市小学校 小1の壁を打開する施策を・・・品川区が朝の学童クラブ創設を検討へ

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★複数の小学校で朝食を無料提供するモデル事業も実施検討へ

先日の朝日新聞多摩版に品川区が区内の小学校の全37校について、朝の学童の創設の検討をしているとの記事があります。記事によると、「そのうちの数校では朝食を無料で提供するモデル事業も検討」しているそうです。

品川区の森沢区長は都内の講演のなかで「保育園より登校時間が遅くなり、朝の出勤に影響し、仕事を続けにくくなる朝の小1の壁」を指摘し、「子どもが登校時間まで一人で過ごし、さらに朝食を食べない子どもも一定数いる」ことを指摘したそうです。

これは大変興味深い取り組みです。小1の壁の問題は全国的な課題となっていますが、府中市においても同様で複数の議員さんも質疑をされています。ぜひ私もこの課題について、一度、調査して品川区のような制度の創設を、市議会でも提案したいと思います。

★こども家庭庁が小1の壁の問題で全国調査を実施へ

また9月8日付読売新聞朝刊に、「小学生になった子どもの預け先が見つからず、親の就労が困難になる『小1の壁』の問題について、こども家庭庁は今秋、市区町村に対し、初めて全国調査に乗り出す。地域の取り組みや親の要望を把握に乗り出す」との記事があります。

★豊中市(大阪府)の取り組み(午前7時からの学校開放)を参考に

★「小1の壁」を打開するために、東京都が独自の認証学童クラブを検討

また8月2日付朝日新聞多摩版に小学生の学童クラブ(放課後児童クラブ)について、都が独自の認証制度の創設にむけて乗り出しているとの記事があります。この記事では「国の基準とは別に、都独自の新たな運営基準を設けて認証を行う」とし、有識者による専門家会議を開催したそうです。同記事によると、「都内の学童保育は1958ヶ所(23年5月)、登録児童数が13万2648人、空きを待つ「待機児童」は15年から3000人以上が続いているそうです。「預け先や勤務時間が見つからずに退職や勤務時間の短縮を余儀なくされる『小1の壁』」と呼ばれているとし、「都は(学童クラブの)サービスの質や多様性を高めたうえで、都独自の認証制度を創設、今年度当初予算に1億円をもうけた」としています。

★国基準を超えて運営されている現場の学童クラブ運営

また都によると保育の質の課題について、学童保育は厚労省が作成した基準を参考に、各自治体が定員などを条例で定めるが、国基準の順守は義務ではないそうで、国が「1支援単位(クラス)を、おおむね40人以下」の適正規模基準にしているが、実際はそれ以上の大規模化している学童クラブが増えている可能性があることも、懸念されているそうです。こうした状況をうけて、都は今後、子どもや保護者、自治体からアンケート調査ななどを行い、この秋ごろをめどに制度案をまとめるとしています。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

27 10月

府中市 「小1の壁」親御さんの苦悩・・・府中市議会議員 ゆうきりょう TIKTOK動画第7弾

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

毎月1回、TIKTOK動画を配信、今回は第7弾です。今回のテーマは「小1の壁」です。子どもが小学生になると、保育園の時よりも家を出る時間が遅くなるために、親の出勤時間、勤務形態の見直しをせざるえないことが問題になっています。

 

@yuuki.ryo

これを経験しているあなたはどう思いますか?#府中市 #東京

♬ オリジナル楽曲 – ゆうき りょう – ゆうき りょう

09 10月

府中市 子ども食堂支援へNPO団体とCF(クラウドファンディング)実施へ・・ふるさと納税を活用へ(読売新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の読売新聞多摩版に、府中市がNPO法人「フードバンク府中」との間で、ふるさと納税を活用して、こども食堂の支援のためにCF(クラウドファンディング)を行うと報じています。そのために、ふるさと納税制度を活用して「官民が連携して幅広く支援を募る」とのことです。

★物価高騰で食材の確保、維持が困難、官民連携でこども食堂支援の寄附を募る

記事にもありますが、府中市は公益活動の担い手を支援する新たな補助金制度である「ファンファーレ」を創設し、補助対象とする事業を公募して、「同NPOが提案した『食の支援ネットワークによる地域の助け合いの活性化』が採択され、両者が協力してCFを実施することなった」そうです。

記事では「同NPOは、食べきれない食品の寄附を募り、子ども食堂や学生らに提供、昨今の物価高騰などで食料支援のニーズがますます高まる一方、運搬費用も増加し、食料を長期的に保管する倉庫の確保も課題になっている」としています。また「CFで集まった寄付金は事業基盤の強化のほか、保存のきかない野菜の購入などに充当する予定」とし、目標金額は200万円で目標に到達しなかった場合でもNPOの事業に活用されるとのことです。

詳細について → 令和6年度 クラウドファンディング型ふるさと納税活用公益活動支援事業補助金「ファンファーレ」補助対象事業がクラウドファンディングに挑戦中! 東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)

★国立市の学校給食センターが余った食材をこども食堂への支援に活用

また先日の読売新聞多摩版に、国立市の学校給食センターが、給食が中止となった際に使用しなくなった食材を、子ども食堂に提供する取り組みに乗り出したとあります。食品ロスの削減と生活困窮世帯への支援を両立させる狙いがあるとのことです。

★学級閉鎖などで学級閉鎖で余った食材を、こども食堂に提供へ

記事では「同市立小中学校で感染症などによる急な学級閉鎖などがあった時には、発注数の変更が間に会わなければ食材を保存し、消費期限が過ぎれば廃棄している」「コロナ禍の時期には大量の食材を廃棄することもあり、栄養士からは『もったいない』との指摘がでていた」とあります。そこで同市では7月からの福祉担当部門などと連携し、学級閉鎖などで余った食材については、生活困窮世帯に無料配布する団体などへ寄付する取りくみをスタートさせたとし、すでに「五目佃煮40袋と、ふりかけ73袋を団体へ提供した」とのことです。

★政府(農水省)も、備蓄米をこども食堂に無償配布へ

また先日の新聞報道によると、農水省はこども食堂などに提供している政府備蓄米の無償交付について、9月2日から申請窓口を拡大しているとのことです。また記事では「最近のコメの品薄をうけ、政府備蓄米の放出を求める声が一部で上がっている」とし、坂本農水大臣は「国が行う備蓄は、不作などで年間を通じて供給不足が見込まれる場合に備えているものだ」とあります。(府中市議会議員 ゆうきりょう)

※府中市議会議員  ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp