07 5月

府中市教育委員会では、「家庭と学校をつなぐ連絡システム『スマート連絡帳』」を導入します(府中市教育委員会HPより)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市の教育委員会では、市立小・中学校でデジタル連絡システム「スマート連絡帳」の活用をスタートさせます。これは、従来の紙や電話を使用した連絡手段からデジタル化を行い、家庭と学校間の連絡手段の負担を軽減することが目的です。教育委員会によると、その準備が整い次第各学校よりご案内をするとのことです。

この制度導入については、「今の時代に学校の出欠席の連絡などを、紙のやり取りでするなどは古いのではないか」など多数の保護者の方から要望が、多くの議員さんたちにも寄せられていました(私も予算要望に加えていました)。またコロナ禍においてデジタルの活用がよりいっそう、進んだこともあると思います。運用上の課題については、府中市教育委員会にお問い合わせください。※府中市教育委員会教育情報システム担当 電話:042-364-4108

①参考HP → スマート連絡帳の導入を開始します 東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)

②運用マニュアルについて → 20220421.pdf (city.fuchu.tokyo.jp)

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

05 5月

府中市の特別支援教育は障害特性への対応は十分か・・・文科省が初の特別支援学級の実態調査を実施

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。5月3日付読売新聞に「特別支援学級で学ぶ知的障害、情緒障害のある小中学生の5割ほどが、授業の半分以上を通常学級で受けていることが、文科省の初の調査でわかった」と報じています。

★文科省が通達「特別支援学級での半分以上を目安に、授業を行うよう求める」

記事によると文科省は全国の各教育委員会あてに「障害の特性や心身の発達に応じた指導を十分に受けていない事例がある」とし、「特別支援学級での半分以上を目安に目安に授業を行うよう求める通知をだした」とのことです。同調査は10道府県市の公立小中学校から抽出、988学級、計5658人の状況をまとめたそうです。この記事では「調査の結果、特別支援学級に在籍する児童生徒で、総授業時数の半分以上を通常学級で過ごしていた子どもの割合は、小学校で54%、中学校で49%」とあり「小学3年生以上になると67~72%」と増えているとあります。

★府中市もインクルーシブ教育の方針だが、一人ひとりの教育的ニーズに的確に応えているか

記事では同調査によると「①算数と国語以外の教科は通常学級で指導するなどカリキュラムが機械的で画一的、②知的障害の児童生徒の多くの教科を通常学級で授業、③通常学級での授業で、通常学級の担任だけが指導し、十分な学びが得られていない、④保護者や本人に学ぶ場の選択肢を説明していない、などの課題が浮かび上がった」としています。

記事では「文科省は通知で、障害の有無にかかわらず共に学ぶ『インクルーシブ教育』の重要性を指摘しつつ、障害のない子どもとの『交流』にのみ重点を置いて、通常学級で授業を受けさせることは適切ではない」と指摘、一人ひとりの教育的ニーズに的確に応える指導を求めているとしています。

私も情緒障害児童、生徒に対する教育支援について、12月議会で「固定学級の創設」を求めて一般質問を行いましたが、教育委員会の答弁は「インクルーシブ」教育を方針の柱にすえており、固定学級の創設は現時点で考えていないという内容でした。今回の記事を見て、府中市の特別支援教育について文科省通達が実施されているのかどうか、大変気になるところです。

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02 5月

府中市内でも不登校児童、生徒をもつ保護者の方の交流の場を・・荒川区で交流会開催(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日の東京新聞多摩版に学校への不登校児童、生徒を抱える保護者の方々による交流会が荒川区内で開催されたと報じています。主催したのは交流団体「えふリズム」(代表、栗林はる奈さん)。

★不登校の子どもの悩みを共有できる場があるだけでも

記事によると今年の3月下旬に区内で開催された交流会で小中生の保護者の方からの相談があり、参加された保護者の方からは「私一人ではないと思えた」「話をしてすっきりした」などの感想が聞かれたとのことです。

また記事では、代表の栗林さんのお子さんも「注意欠陥多動性障害などの特性で、こだわりが強い性格」で、一時期不登校になったものの、現在は中学校に入学して楽しく通学しているそうです。

この交流会では不定期で、意見交流の他に、予約制のランチ会や予約不要にトークサロンを定期的に開催しているそうです。問い合わせ先は荒川区社会福祉協議会、電話03-3802-3338へ

記事にもありますが、不登校のお子さんを抱える保護者の方は、子どもの将来を考えると大変不安になられるものだと思います。そうした時に、同様の悩みを抱える保護者の方々が集まって、気軽に意見交換することで、悩みを共有できることは大いに意義があるのではないでしょうか。この交流会の連絡先に区の社会福祉協議会とありますが、ぜひ府中市でも行政が後押しするような形で、市民の創意工夫を引き出すようなことができないものか、ぜひ提案したいと思います。

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29 4月

府中市は学校給食費の抑制のために地方創生臨時交付金の活用を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝日新聞の記事で、急激な物価高騰をうけて政府は緊急経済対策として、「各地で相次ぐ学校給食費の値上げについて、品数削減を踏まえた負担軽減策を盛り込み、新型コロナ対策として地方創生臨時交付金を拡充した」とのことです。

文科省は近く「全国の各教育委員会あてに、臨時交付金を活用して学校給食費の値上げを抑制するために活用するよう」通知を出すとしています。この記事にもありますが、学校給食法では調理場や調理設備については自治体が負担しますが、食材にかかる経費は保護者の負担となっています。

ご承知のように現在、原油をはじめ資源高騰のうえに円安による輸入品の値が高騰しています。これは私たちの食糧品をはじめ多数の生活必需品の値上げに直結してきます。当然、学校給食費用についても同様なだけに、府中市においても給食費の値上げをさせないために、政府の臨時交付金の活用や様々な努力(パンからお米の比重を増やすなど)をしていただきたいものです。

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28 4月

府中市の小学校でもマスク着用について、熱中症などの健康面も考慮した指導をしてほしい・・・保護者の方と府中市教育委員会に要望

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日、市内の小学校にお子さんを通学させている保護者の方と共に、府中市教育委員会に学校におけるマスク着用の件で要望をしました。

★学校側にはマスクの「強制」着用を指導しておらず、場面に応じてマスクをはずしてもいいと、指導としている(教育委員会)

府中市の教育委員会では市内の各学校長あてに、マスク着用について①学校内での新型コロナ感染拡大防止の観点から、マスク着用を基本的には指導しているが、②今後暑さも厳しくなる季節の環境では、熱中症の危険などもあり、●登下校時の人が密集しない時、●体育の時間、●教室内においても間隔が十分な距離がある場合など、場面と状況に応じて児童のマスク着用については、柔軟に対応するよう指針を示しているとのことです。

★マスク着用への同調圧力はあってはならない(教育委員会)

また市教委の担当者は、一般的にあるマスク着用への同調圧力については「あってはならない」とし、「(新型コロナ感染防止の)安全対策の観点から、マスク着用を推奨指導してはいるが、マスクを着用できない(したくない)という様々な事情がある、お子さんもいることを考慮するのは当然」とし、「常時マスク着用を強制するような指導方針はだしていない」、さらに「場面、場面によってはマスク着用をしなくてよい」との考えを、あらためて示しました。

★「ぜひ多摩市の教育長のように、学校でのマスク着用に関する柔軟な考えを、保護者、市民にオープンにしてほしい」(ゆうきりょう からの要望)

保護者の方からは、こうした教育委員会の考えを伺い、安心される一方で「実際の学校現場では、今伺った教育委員会の方針通りの指導にはなっていない。事実上、子どもたちにはマスクの着用を『義務』化しているのが実態です」という声が伝えられました。また私はから、多摩市の教育長のようにホームページなどを通じて、マスク着用に関する市の柔軟な考えを伝えることなど、教育委員会からオープンに伝えてほしい」と要望しました。

この小学生のマスク着用問題は先日の私のブログでも取り上げ、複数の保護者の方からも感想が寄せられ、また他の議員さんにも要請をされた保護者の方もいるようです。ぜひ今後も、この課題について動いていきたいと考えています。

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