02 4月

府中市でも2025年度から公立小学校の学級人数が35人に・・国の法改正で義務付けへ、新型コロナ感染対策として「3密」避ける効果も期待

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

国は公立小学校の学級人数の上限を2025年度から、現在の40人を35人に引き下げる法改正を行い、参議院本会議で成立しました。4月1日から施行され、5年間かけて段階的に「35人学級」へ移行するとしています。ちなみに中学校は当面40人学級を維持するとのことです。

★教育指導上からも新型コロナ対策からも35人学級が最適

読売新聞4月1日付記事では「1学級の人数を減らすことで、各児童の理解度に合わせた細かな指導が可能となる。保護者対応など教員が抱える負担の軽減にもつながると期待されている」とし、さらに「新型コロナの感染対策として教室内の『3密』を避ける効果もあると見込まれている」としています。

★課題はマンモス校対策、市の学校改築計画にも影響あたえる法改正

一方でこの記事にもありますが、マンモス校にとっては学級編成や校舎の増築など急を迫られる課題があります。府中市内でも有数のマンモス校とされる、府中第二小学校は児童数1000人を超す規模で、まだ数年間は増える見通しです。こうした学校が、市内には複数校あります。国も校舎の増改築を推進するための補助金なども必要です。また府中市は今後30年以上かけてすべての学校の改築改修計画をすすめていますが、それにも影響を与える今回の法改正の内容です。

さらに不足している教員確保も喫緊の課題です。記事にもありますが、教員の労働時間軽減、給与の引き上げなど待遇改善も待ったなしの課題です。引き続き、この問題についても取り上げていきたいと思います。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

18 3月

府中市内の公立中学校の体育館に空気調和設備(冷暖房)の設置工事が実施されます・・府中市新年度予算の焦点③

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市の令和三年度予算のなかに、市内公立中学校体育館に空気調和設備(冷暖房)設置工事の予算が計上されています(計5億5300万円)。府中市はすでに公立小学校の体育館には冷暖房を設置工事を完了させていますが、中学校については予定中でした。

私も2018年12月議会の一般質問で小中学校体育館に冷暖房設備の設置を求めて質疑を行ったことがあります。この10年来の酷暑のなか、市内の小中学校でも猛暑のために授業の中止や終業式を体育館ではなく、教室で行なっているという事例もあり、体育館へのエアコン設置は喫緊の課題だとして市を質しました。

当時の市の答弁では、この問題では対応の緊急性は認識していたものの、実際の答弁では「国や都の補助金の動向も注視しながら、現状では合理的かつ効果的な体育館の温度調整の手法の方向性を示し、整備を進めていくには一定の時間が必要であると考えている」という内容にとどまっていました。

府中市の場合、学校老朽化対策との関係もあり、早期改築着手校以外の第一グループ、第二グループの学校に分かれていることから、その改築改修時期まで待つとなると、相当期間を要することになることが懸念されましたが、市はその後比較的早期に体育館への冷暖房設置を決断しました。中学生のみなさんの環境改善につながり、健全な教育環境の育成に役立つことを期待したいものです。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

07 3月

府中市の公立小中学校の卒業式、入学式に両親(父母)の出席を希望する保護者には出席させてほしい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

府中市内の公立小中学校の卒業式が近づいてきました。今年は昨年同様、コロナ禍ということもあり、式典への出席者については制限されます。在校生および来賓については出席はなし。また保護者については座席の間隔をあけて座っていただくという方針が、東京都の教育委員会から方針としておりているようです。

私は新年度の予算要望のなかで「公立小中学校の卒業式、入学式に父母がそろって出席を希望する保護者には出席をさせてほしい」と要望しました。市の回答は「子どもたちの健康、安全を第一に考え、実施の可否を含めて実施内容や実施のあり方などを、新型コロナウイルスの感染状況や他市の実施方針などを考慮しながら検討します」というものでした。

先日も市民の方から「ぜひ両親そろってこどもの卒業式に出席させてほしい」という声があり、市教育委員会の事務局に話をしてきました。市教委のほうからは「コロナ感染拡大を防ぐために、座席の間隔をあける方針ですが、現段階で出席人数について、保護者1名までと制限を明確にかけることを確定はしていない」という返事でした。

なかでも卒業式はお子さんの人生にとって大変大きな節目となるものです。ぜひ父母そろって式典への出席を希望される保護者の方には出席の希望がかなうことを、要望したいと思います。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

06 3月

府中市の学校給食・・おいしい給食を子どもに食べてほしい親御さんの願い(府中市の新給食センターの評価)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

昨日(3月5日)のブログをご覧になられた方から、以下の感想をいただきましたので紹介させていただきます。

Aさん・・「(結城さんの)給食センターのツイッター、見ました。 本当にそのとおりで、どうにかならないものかと思っておりました。二人の子どもが小学校に通っており、上の子は低学年の頃は自校給食を食べており、センター給食になってからは、『美味しくない』『野菜が特に美味しくない』『パンの味がいつも一緒』『余ったドレッシングをドボドボ捨てている』など色々話してくれます。下の子は『今日はご飯と牛乳しか食べれなかった』とよく言っています。 それらを聞くと悲しくなります。 他にもそのように思っていた保護者がたくさんいたことを今回のツイートで知りました。 子供たちが美味しい給食を食べれるように、府中市にぜひ改善をお願いします!!」※「自校給食⇒個々の学校ごとに給食を作っている学校」

Bさん・・「うちでも給食センターの給食、かなり不評です。 マヨネーズじゃないけれど、『マヨネーズみたいなのがかかっててそれを食べると気持ち悪くなる』とか。 保育所の給食が美味しかっただけに、新1年生の可哀想なくらいの落胆ぶり。 毎日給食を全部食べたか聞くけれど、完食することはほとんどない」。

★給食の鮮度を保つための最善の努力、要望に応える企業に委託を

これまで複数の親御さんから寄せられる府中市の学校給食の評判がよくないのです。確かに食べ物の味覚にも関することなので、こどもによって受け取り方は違うと思います。しかしながらこうしたお声を伺うと、せっかく給食を作っている方も「やりがいを感じない」のではないかと思うわけです。

たとえば新年度予算で要望した「給食の輸送トラックに、保温装置をつけて温かいスープの鮮度を保ってほしい」という要望にも、市は後ろ向きの回答でした。府中市の給食センターは朝日町という地にありますが、この朝日町という所は府中市の一番東の地にあるところです。それを一番西の学校に輸送するまでには時間もかかり、スープも冷めてしまうでしょう。また給食については市は民間企業に委託していますが、こうした保護者からの声を伝えて企業に改善努力をしてもらうことも、大いに必要です。こうした要望に応えてくれない企業なら委託先を変更すればよいのです。

私は横浜市で生まれて育ったのですが、横浜市は小学校は自校給食でとても美味しかったことを思い出します(中学校は給食なし)。子どもたちにって学校給食の時間がとても楽しみになるように、引き続き市に要望してまいります。

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp

05 3月

府中市の小中学校の給食のおいしさ、鮮度の改善を・・府中市の新給食センターの評価

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。

令和3年度、市への予算要望のなかで、市民の方からいただいたもののなかに、「市内の小中学校で提供される、学校給食の改善」の要望がありました。府中市は学校給食がスタートした時から(昭和45年の条例制定時)、一部の学校を除きほとんどをセンター方式(1ヶ所の大規模調理センター)で給食を実施していました。

★最大会派、市政会の議員も一般質問で取り上げたことがある、新給食センターの「おいしさ」の改善問題

この給食センターは以前、南町にあったのですが平成29年9月からは朝日町に移設され、全国一の2万5千食の調理ができる大規模給食センターになった経緯があります。ところが新給食センターになってからの評判が思わしくなく、平成30年の第1回定例会の一般質問で市政会の加藤議員(当時)が、給食内容の改善を求めて質疑をしたほどです。

また私のところにも一部、保護者の方から「子どもからは、学校給食がおいしくない」「スープが冷めている」「食材がぼそぼそしている」など、あまり芳しくない声が聞こえてきました。

★トラック輸送の際、温かいスープの保温装置を要望したが・・回答は後ろ向き

そこで今回、市への予算要望のなかに「給食を運搬するトラックに温かい給食の保温装置を完備してほしい」と要望したところ、市の答弁は⇒「保温装置の設置は、サラダや冷凍ミカンなどの温度を上げることのできない献立があるため、実施は困難」との回答でした。

また給食食材に地産地消を取り入れるために、「市内にある東京農工大学や都立農業高校などで収穫された農作物を給食に取り入れてください」と要望、市の回答は⇒「各学校で収穫された野菜は地場産野菜であり、給食での使用は食育の観点から意義があると考えている。関係機関と連携を図り、実施に向け検討していく」というものでした。

ほかにも給食食材の鮮度やおいしさなどをレベルアップすることを目的に全国規模で学校給食の内容を競い合う、「学校給食甲子園」への出場をすることなども求めました。(次号へ続く)

※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス   yuki4551@ozzio.jp