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府中市でも犬、猫の殺処分ゼロを!・・東京都が昨年度、殺処分ゼロ1年前倒し達成
今朝(4月6日)の読売新聞多摩版に、東京都が18年度の都内の犬、猫の殺処分が初めてゼロになったと発表したとあります。都は19年度までにゼロ達成をめざしていたが、一年前倒しで達成となりました。
記事では「猫の殺処分は15年度が193匹、16年度が94匹、17年度が16匹と大幅減少。都動物愛護相談センターが保護した猫をボランティア団体に引き渡すことに力をいれ、都も各団体が開く譲渡会をPRして、新たな飼い主の確保につなげてきた。同センターが保護する猫の数も急減しているという。一方、衰弱や感染症の影響で生育が極めて困難な猫などは安楽死させている。18年度は犬と猫で計150匹だった」と記載しています。
紙面では小池都知事の記者会見でのコメントも記載、「何より動物の譲渡に協力いただいているボランティア団体の方々、保護した動物の飼い主となってくださったみなさまのおかげ。引き続き人と動物の共生社会の実現を目指す」(4月5日付、読売多摩版)とコメントしています。
私のブログでも記載してきましたが、府中市内でも「NPO府中猫の会」さんをはじめ、複数の動物愛護ボランティア団体の方々が、日夜地域猫を保護するなど、活動されています。行政も警察もそうしたボランティア団体の力を借りています。こうしたボランティア団体の方々への具体的な支援策の拡充を、行政は行うべきだと私も一般質問で質しました(18年12月議会)が、引き続き、この問題について取り組んでいきたいと思います。
府中市議会議員 結城りょう
府中市のごみ有料袋は値段の引き下げは可能!・・2019府中市議選の争点
共産党府中市議団はこの市議選において、ごみ有料袋の価格の引き下げ、プラスチックごみ袋などの無料化を政策にかかげています。この問題では、2015年9月議会で共産党議員団(目黒議員)が質疑にたちました。当時の質疑では目黒議員が「ごみ改革当時(2010年2月)、2013年(平成25年)の平年ベースになったら、ごみ改革によって約8億円の財政的貢献があると説明があった」「改革当初の5年間ぐらいはいろいろ処理がある」「あれから5年(2016年)がたつが、この質疑の答弁で3億8000万円財政的貢献とのことで、多摩川衛生組合と日の出広域資源循環組合の負担金が減った分と思う」「ごみ減量は市民の協力があって、市の財政にこれだけ貢献しているということになる」と主張しました。
また市が「有料化によってごみ減量が成功した」という答弁をしたことに対して、共産党は「有料化したことで大幅削減になったことは間違いだ。一番の理由はダストボックス(2010年2月まで)をなくして、戸別収集に切り替えたことが一番の理由だ」と指摘。「これ(有料化による)を間違えると、有料袋が高いほど減量につながるという錯覚になる」と反論しました。
この共産党の主張に対して、当時、市の答弁はダストボックスの問題点(不法投棄、ボックス周辺の通行や音、におい、管理の負担の解消)を指摘し、「市では家庭ごみの有料化、戸別収集、ダストボックスの撤去の3つを同時に実施したことが、ごみ減量成功の要因」と主張しました。
私も府中市に引っ越してきたとき、可燃ごみ袋の最大サイズのものが800円かかると知って、驚いたことを覚えています。現在のごみ袋費用は市民にすると事実上の「税金」の要素が強いのではないでしゅうか。また直近の市の答弁ではごみ袋有料化によって、年間6億円の収益をあげているとのことです。
市は、ごみ減量成功に対する市民の努力、協力に対するひとつの還元策、市民負担の軽減という点からもごみ袋価格の引き下げという還元策を市は講じてもよいのではないでしょうか。また多摩地域の自治体ではプラゴミを無料にしている市が複数あります。この選挙戦でも有権者に訴えていきたいと思います。
府中市議会議員 結城亮(結城りょう)
府中市が 市民世論調査で「飼い主のいない猫」対策について調査結果を発表しています(2018年9月)
昨年(18年9月)に府中市が発表した、50回目の市民世論調査のなかで「飼い主のいない猫」対策について、16ページ(141ぺージ~157ページ)にわたって調査結果を掲載しています。質問は7問にわたり、選択式の中身です。
1「飼い主のいない猫」対策が行われていることを知っているか、2、「飼い主のいない猫」の問題にボランティアとして取り組んでいる個人・団体がいることを知っているか、3 あなたは「地域猫活動」を知っていますか、4 あなたは「飼い主のいない猫」がもたらす問題は何だと考えますか、5 「飼い主のいない猫」が増える原因は何か 6 あなたは「飼い主のいない猫」対策として有効なものは何だと考えますか。7 あたなが「飼い主のいない猫」対策への協力についてどのように考えていますか、と7問あり、選択式で答える内容となっています。
府中市が市民世論調査において、これだけのページをさいて、地域猫問題、飼い主のいない猫」対策について市民に質問項目を起こしているのは、この問題を重視しているからであると思われます。
日々、市役所には相当な数の地域猫の問題で相談がよせられています。その際に地域猫を捕獲して、保護しているボランティア団体の方が市内で、頑張っています。私もNPO「府中猫の会」のみなさんによる、大変献身的な活動に感激し、「飼い主のいない猫」を減らすために頑張っておられます。私も昨年12月の市議会の一般質問でこの問題をとりあげましたが、引き続き、地域猫対策について現場の声を伺って調査し、再度、議会でも取り上げたいと思います。
結城亮(結城りょう)
府中市の「広報ふちゅう」(2月21日号)で、「地域猫活動のすすめ」DVD上映会のお知らせ
府中市の「広報ふちゅう」2月21日号での5面に、「黒澤泰&飯田基晴の地域猫活動のすすめ」のDVD上映会のお知らせが掲載されています。
広報の内容は、「市には、捨て猫や放し飼いしている猫が原因で、繁殖した飼い主のいない猫による被害の相談が多く寄せられています。この被害を軽減し、地域の環境美化をめざすため、市では飼い主のいない猫に去勢、不妊手術を行ったうえで、餌場やトイレの設置などのルールを定めて、適切に管理する「地域猫活動」を支援しています。この活動には、市、市民ボランティアが協働で取り組むことが重要です。そこで、地域猫活動への理解を深めてもらうため、次のとおりDVD上映会を開催します。問い合わせは、市の環境政策課管理係 電話 042-335-4195
〇日時 3月24日(日)午前10時30分~正午まで 〇定員 先着50人 費用は無料
〇会場 府中駅北第2庁舎3階会場 〇申し込みは当日直接会場へ
昨年12月議会の一般質問で、飼い主のいない猫の問題について取り上げた際、市の答弁で「広報ふちゅうに、この問題で記事を掲載する」とあり、それが今回の中身となりました。わたしはこの間、NPO法人「府中猫の会」などの皆さん方の献身的な活動に感銘をうけ、現場のお話も伺ってきました。今回の記事で、「もう少し紙面をさいて、ボランティア団体の方々の様子も伝えてほしかった」という思いはありますが、これを機会に飼い主のいない猫に対する市民の方々の理解、そして行政側による支援策の拡充がさらに前に進むことを、心から願うものです。また、この飼い主のいない猫問題については、私のライフワークとして今後も取り組みたいと考えています。
結城亮(結城りょう)


