01 3月

府中市でも自殺対策の施策充実を求める・・市議会で一般質問

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

私は今議会の一般質問で府中市の自殺対策総合計画に関連して、その施策の充実を求めて質疑をしました。いくつから論点があるのですが、自殺の相談は本人の生活困窮と大変関係があるケースが多いものであり、行政と市民、民間との連携強化を求めました。具体策として①市が弁護士と保健師、ハローワークや福祉事務所が連携して「総合的な相談会」等を共同で常時実施し、支援に当たることを検討してほしい。

 

②市が民間任意団体、市民運動団体などとも連携協力して、地域でセーフティーネットを構築する関係機関をつくることを検討してほしい。とくに自殺に至る前に生活困窮者を支援する団体、医療機関との連携が重要であり、自殺対策に取り組む市民団体、NPO団体などを市が積極的に支援する施策を求めたい。

 

③自殺対策の相談窓口として、NPOや民間団体、市民団体とも協力してワンストップの相談窓口体制の確立充実を求めたい。とりわけ夜間、休日の対応についてその充実を求めたい。

 

④市民への啓発活動促進について、公共施設に、自殺対策のパネル展示を行ったり、コミュニティバスに相談会のポスターを掲示すること、全世帯に配布する広報などで自殺対策の特集を組むこと、包括連携協定を結んでいるコンビニとも連携して宣伝を広げてほしい。

 

⑤市に自殺対策推進条例の制定をして、行政として自殺対策を本腰をいれて取り組むこと。この点では近隣では日野市が条例を制定し、具体策を講じています。

 

⑥市内にある企業や事業所、民間団体などに対して、この自殺対策総合計画の施策について、ハローワーク、商工会議所、労働組合、民間任意団体、医療機関などとも協力して取り組むことを求めました。

 

府中市でも昨年、この問題に精力的に取り組んでおられる清水康之さんを講師に招き講演会なども開催しています。私も引き続き、この自殺対策の問題については当時者の方の声を伺いながら、取り上げていきたいと思います。

 

 

25 2月

2020年度(令和2年度)第1回府中市議会開会・・市民から9本の陳情が提出

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(2月25日)から開会した府中市議会ですが、市民の方から9本の陳情が提出されています。
① 府中市議会基本条例の市民説明会を求める陳情(議員運営委員会)、

 

②仮称「ガーラ府中」新築共同住宅(分譲)マンション計画に関する陳情(建設環境委員会)、

 

③後期高齢者の医療費窓口負担の現状維持を求める意見書(厚生委員会)、

 

④市営駐輪場に弱者優先スペース設置の検討求める陳情(建設環境委員会)、

 

⑤基地跡地留保地(浅間町)の生態系調査を行うことを要望する陳情(基地跡地等特別委員会)、

 

⑥学校施設の長寿命化改修計画に『断熱性の向上』の追加を要望する陳情(学校施設老朽化対策特別委員会)、

 

⑦基地跡地利用前に生態調査を求める陳情(基地跡地等特別委員会)、

 

⑧中心市街地活性化について、より強い高野市長のリーダーシップを求める陳情(建設環境委員会)、

 

⑨探さなくとも、遠くからもすぐわかる『府中駅公衆トイレ』の案内表示設置を求める陳情(建設環境委員会)、以上の9本です。

 

総務委員会(2月28日)、文教委員会(3月2日)、厚生委員会(3月3日)、建設環境委員会(3月4日)、基地跡地等特別委員会(3月5日)、市庁舎建設特別委員会(3月6日)、学校施設老朽化対策特別委員会(3月9日)

 

各委員会はいずれも午前9時30分開会、市議会第五委員会室で開催します。ぜひみなさん、傍聴に御こし下さい。

18 2月

府中市議会2020年3月議会一般質問・・市のいじめ判決問題、自殺総合対策計画を取り上げます

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

2月25日から開会予定の2020年度(令和2年度)第1回目の市議会ですが、26日(水)、27日(木)には本会議場で一般質問が行われ、私も27日に予定しています。今回は①先の東京高裁によるいじめ判決問題、②市の自殺総合対策計画の施策の2件を取り上げます。①については私のブログでも記載してきましたが、原告の方(当時、小学生)がいじめにあっていた際、学校側や市教委の対応はどうだったのか、また今後におけるいじめ対応策の改善について質疑をする予定です。②については、昨年6月に府中市でも自殺総合対策の方針が策定されましたが、この問題で相談された方からのお話も参考にして、現実の施策の改善を要望する予定です。

 

私が登壇する時間は未定ですが、ぜひみなさん、市議会へ傍聴においでください。

29 1月

府中市長選挙・・「市政を変える会・府中」が推薦の目黒重夫候補、得票・率大幅に伸ばす

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

1月26日投開票の府中市長選挙の結果をうけて、目黒候補を支援された市民の方から投稿をいただきましたので、以下紹介します。

 

18歳選挙権が施行されて初めての市長選が1月26日に投開票されました。「市政をかえる会・府中」(「かえる会」)が擁立し共産、生活者ネットが支援した目黒重夫さんは19,805票(29.7%)を獲得。前回の寺下章夫さん(「市民自治の会」)の得票を4964票、得票率で7.1%上回りました。

 

残念な結果ではありますが、これは市政転換への確かな一歩となるものです。一方、自民、公明、立憲、社民、都ファなど24人の市議が応援し3期目の当選を果たした高野律雄候補の得票は46,870票(70.3%)、前回を3954票、率で7.1%下回り高野市政にたいする批判の広がりを示しました。注目された投票率は31.92%と前回の32.39%を0.47%下回り課題を残しました。
開票結果を受けて同夜、選挙事務所で目黒候補が記者会見。「350億を投じた中心市街地再開発、市庁舎建替えに206億、これで良いのか府中市政、いまこそ防災、暮らし、福祉、教育第一の市政へ転換」との訴えに大きな共感が寄せられた。引き続き選挙戦を共に闘った皆さんと公約実現に取り組み4年後の市長選へ繋げていく」と語りました。会見には「かえる会」の坂倉典子、甲田直己共同代表が同席しました。

 

27日「市政をかえる会・府中」が発表した声明「2020年府中市長選の結果について」では「今回の選挙戦に参加した個人団体が得たつながりの経験は市政の民主的発展、国政の転換に向けた大きな蓄積になる」と強調しています。本格的な総括は「かえる会」に委ねますが、4年後にむけ、中断なく取り組みを開始することが望まれます。

 

 

17 1月

共産党府中市議団の議会報告ニュース、2020年1月号が完成

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

共産党府中市議団の2019年12月議会の活動報告ニュースができました。約5万枚印刷し、市内の商業新聞に折り込み配布する予定です。1面は、私の一般質問のポイントを掲載。高野市政8年間の検証について取りあげた内容を掲載しました。

 

2面は赤野議員と竹内議員の一般質問の要旨を掲載。赤野議員は政府が介護保険制度を改悪する方針うけて、実際に介護保険を利用されている市民の声も紹介し、国の制度改悪に対して、自治体が保険適用者の命と生活を守る施策の推進と、政府に対して改悪反対の意見をあげることを求めました。

 

竹内議員は昨年10月の台風19号の被害をうけて、府中市の避難体制のあり方について検証し、現在の市の方針である自助と共助にもとづく避難体制の方針を批判。実際に公共施設に避難をされた市民の方の声をもとに、行政の公的責任を強める避難体制のあり方を質疑しました。

 

ぜひ市民の方がたからの意見や要望などを、お待ちしています。