02 10月

府中市に「生活困難の家庭」の児童に対して、子ども向け配食サービスを要望しました・・府中市議会決算委員会にて(19年3月)

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

府中市議会3月決算委員会において、「生活困難層の家庭」に対する食事支援について質疑、要望しました。府中市では4月から「こども未来応援基本方針」をスタートさせ、方針によれば、「過去1年間でお金が足りなくて、家族が必要とする食料が買えないことがあったのか」という問いに「9.7%があった」と回答している。また「給食以外で野菜をふだん、どれくらい食べますか」という問いに「生活困難層の家庭では、野菜を毎日食べる子供の割合が他の累計と比べて低い」とあります。さらに「生活困難者の家庭の保護者は、朝ご飯を毎日食べる割合が、他の累計と比べると低く、そうした保護者のもとでの子どもも、朝ご飯を食べる割合が相対的に低い」とあります。

 

私は、「生活困難層の家庭」の子どもたちが、孤食、偏食に陥っている状況に対して、市として支援策を要望しました。この点では、経済的理由などを原因とする子どもの「食事格差」の解消を図るため、世田谷区では2019年度から新規事業をスタートさせていることを紹介しました。施策としては「子ども配食として1回100円の利用料で、500円程度の弁当を届けるとのことで、配達人は子どもや保護者に語りかけ、家庭状況を区に報告してもらうとのことです。

世田谷区のように、行政として「孤食」「偏食」を子ども世帯からなくそうという試みとして、大変重要だと思います。府中市でも子ども貧困調査も実施しており、その後の展開として、こうした世田谷区のような施策への試みが必要ではないでしょうか。私は12月議会で子ども食堂に対する、踏み込んだ行政支援策を求めましたが、今後も格差と貧困から子たちの食生活を守る要望を、積極的に要望、提起したいと思います。

 

★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近

30 9月

府中市の高野律雄市長が3期目の出馬表明・・府中市議会19年9月議会最終日

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(9月30日)、府中市議会が最終日でしたが、議会の最後に高野律雄市長が閉会あいさつのなかで、来年1月下旬に予定されている府中市長選挙に3期目をめざして立候補する決意を表明しました。

 

これにより現職陣営の立候補表明となり、共産党や市民運動陣営も候補者擁立にむけて態勢を急ぐことが求められています。高野市長の2期8年間は、新給食センターの建設、府中駅南口再開発事業の完了、府中市役所の新庁舎建設など、大型事業を進めた8年間でした。また民間活力導入のもと、保育所の民営化や行政改革、共産党議員団が批判してきた受益者負担論、他市並み論による公共施設利用料金の有料化、料金引き上げなどを行ってきました。

 

一方で伊勢丹府中店が閉店になるなど、府中駅周辺の市街地活性化のことも問題になっています。来年1月の市長選挙はこうした高野市長2期8年間の「成果」に対して、私たち共産党や市民派陣営がどのような府中市を創るのかを、市民に問う市長選挙になることになるでしょう。

 

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30 9月

伊勢丹府中店撤退後どうなるか・・府中市議会での質疑から

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

伊勢丹府中店の閉店が迫ってきましたが、2019年度(令和元年度)9月議会における、伊勢丹撤退問題についての議論について報告します。今議会の一般質問において他会派の議員の方がこの問題についてふれ、「伊勢丹の建物に市の施設を誘致してはどうか」と提案されました。具体的な中身については、平和島競艇(府中市主催)の舟券売り場や、JRAの場外馬券売り場の誘致を提案されていました。

 

また今日の決算特別委員会において、これも他会派の議員の方ですが、「今後、状況によっては伊勢丹の建物の跡地活用について、市の財政を投入することも検討課題になるのではないか」とも発言されていました。

 

なんとも憶測の域をでませんが、9月30日の伊勢丹撤退後の話し合いが水面下で進んでいるのでしょうが、まだ跡地活用の目途が立っていないのかなと、思えてしまいます。今府中市民にとって大きな関心事のひとつともいえる、伊勢丹撤退後の課題について、今後も市議会の議論もお知らせしようと思います。

 

★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近

30 9月

府中市議会で「核兵器廃絶のため、日本政府が積極的な役割を果たすことを求める意見書」が賛成多数で可決

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

今日(9月30日)、府中市議会が閉会しました。この最終日において、「核兵器廃絶のため、日本政府が積極的な役割を果たすことを求める意見書」が賛成多数で可決されました。提出者は市民フォーラムの西宮幸一議員、共産党も賛同しました。採決では、市民フォーラム、共産党、生活者ネットワーク、自由クラブ、都民ファーストの会が賛成15人、反対14人(市政会、公明)で可決しました。昨年は市民の方から、同じ趣旨の陳情が提出されましたが、否決されただけに、大変喜ばしいことです。

 

 

 

 

★結城りょう 街頭市政報告&相談会 (朝)6時前から8時まで 月曜・・西武線多摩駅、火曜・・府中駅北口デッキ、水曜・・東府中駅北口、木曜・・府中駅北口デッキ、または西武線多摩駅、金曜・・JR北府中駅歩道橋 ※雨天時は中止の場合あり (夕方)毎週2~3回、16時前後から17時前後まで 場所は府中駅周辺、今後はスーパーライフ東府中店付近

26 9月

府中市議会9月議会総括質疑をしました・・現状の府中市政に警鐘を鳴らす

府中市議会議員の 結城りょう です。

今日(9月26日)、市議会決算委員会で共産党議員団を代表して、総括質疑を行いました。
私は4つの視点から質疑を行い、①市の基金積み立て活用方針、②後期行革プラン、③公共施設有料化、料金引き上げ、④公民連携事業における情報公開の点で主張しました。

①の基金については、私は619億円という過去最高の基金積み立てを批判し、その活用方針というものが、その方針自体、数値目標の達成自体が自己目的化するならば、市民向けサービスや教育施策などを制約していかざるをえない、その足かせの要因にもなりうる、このことを主張します。
②の後期行革プランについては、財政見通しは好転しているという市の認識はあるものの、一貫して「財政が好かろうが、悪かろうが、行革そのものは進めていく」という市の姿勢を批判し、「行革はその時々の市民生活の状況ふまえて政治判断含めて計画途中でも変更を求めることを検討するべき」と求めました。
③の公共施設、駐車場有料化について、市は受益者負担という考えを市政全般に徹底すること、施設を利用する人としない人の公平性という考えは、市民世論を分断する考えになりかねないことを主張しました。
④の公民連携事業にかかわる情報公開については、この事業は市税金を投入しての事業であるから、府中市の情報公開条例の精神をふまえ、市民への情報開示を求めました。
質疑の最後に、私は昨年の8月15日付東京新聞投書欄に府中市民の方による「市民活動軽視、府中市に不信」という投稿を紹介し、「自治体は市民、住民の存在があってこそ成り立つものであります。現在の市政が行政施策の効率性や能率性、財政の収益性や計画性などを重視するあまり、市民、住民の存在が見えにくくなっているのではないか」と主張し、「現状の府中市政の在り方に警鐘を鳴らす」と主張しました。