24 1月

都立病院改革で府中キャンパスはどうなるのか(共産党議員団一般質問)

昨年の12月議会において、共産党府中市議団から服部ひとみ市議が、東京都による「都立病院新改革実行プラン2018」と都立病院の独立法人行政化を検討する狙いと問題について、質疑をしました。
独立行政法人化とは、東京都の直営から外して独立採算制度にすることにより、公の交付金や賃金を削減するのが目的です。それは結果として、住民にも様々な負担増として跳ね返ってくることは明らかとなっています。
都立病院で先行して独立行政法人化された健康長寿医療センターで、ベッド数が160床も減らされ、高額な差額ベット室が増えて、入院時10万円の保証金を支払う仕組みになった例をあげて、市の考えを質しました。」
また服部市議は東京都がん検診センター事業の「がん一次検診」の段階的廃止、精密検査部門は多摩総合医療センターにという、都の方針に対して平成28年度実績で、府中市民の7405人が東京都がん検診センターを受診していること。これは市民全体の受診件数の3分の1にあたります。設備もスタッフも整い、待つことなく検診が受けられる現行の多摩総合医療センターは府中市民にとっても健康と命を守る大切な存在です。服部市議は市民への影響を調査して、一次健診の継続を東京都へ、市として要請するように求めました。(服部ひとみ通信より抜粋)

16 1月

府中市議会議員の研修で、国立ハンセン病資料館を見学しました

今日(1月16日)午後、府中市議会議員の研修として、東村山市にある国立ハンセン病資料館を見学に伺いました。研修ではハンセン病の歴史、我が国でも昭和6年(1931年)にすべての患者の隔離をめざした「らい予防法」が成立したもとで、ハンセン病患者の方々が人里離れた場所に作られた療養所に隔離生活された歴史をあらためて認識しました。

 

しかし戦後はハンセン病について、戦後有効な薬も開発され、治療法も確立しましたが、依然として患者の隔離政策は続きました。そして1996年(平成8年)に「らい予防法」が廃止され、患者の隔離政策は終止符を打たれました。しかしその後も、ハンセン病患者の方々の様々な苦悩を、あらためて知る思いをしました。

私はハンセン病患者としてまず頭に思い浮かべる方がいます。それは、ハンセン病違憲国賠訴訟原告団全国協議会長代理の谺(こだま)雄二さんです。谺さんは2014年に亡くなられましたが、2004年1月に開催された共産党大会での代議員発言が多くの仲間に感激をあたえました。

 

私は実は今日、ハンセン病資料館を初めて見学したのですが、私の感想を一言にするならば「一人ひとりのハンセン病患者の方々の、懸命に生きた証しがしっかりと刻み込まれている施設」という気がします。そして国による不当な「隔離政策」で命を閉じられた方々の生きた歴史、人生の足跡は、今日に生きている私たちにしっかりと伝えられていることを、私は感じずにはいられませんでした。

結城亮(結城りょう)

 

 

19 12月

府中市議会で「通学路等の危険なブロック塀等の安全対策を求める意見書」が全会一致で可決

昨日(12月18日)府中市議会最終日において、全会派一致で「通学路等の危険なブロック塀などの安全対策を求める意見書」が採択されました(提出者は市政会)。

意見書では「通学路などに面した主に個人所有のブロック塀等については、現在も危険な状態のものも多く、首都圏や多摩地域を襲う直下型地震や台風などを想定し、さらに災害に強いまちづくりのためには、早急な対策を図る必要がある」として、国や都に対しては①民間のブロック塀等の改修、撤去、新設等にあたり補助制度を新設すること、②新設する塀については、安全性の観点から軽量で透過性のある素材を使用するよう誘導策を講ずること、③新設する塀については、森林保護、林業の活性化の観点から、国産木材(特に多摩産材等)を使用した木塀の設置推進を図るため、設置補助の対象とすることを要望しています。

この問題は共産党議員団も一般質問や予算要望もしていることもあり、ぜひ実現にむけて取り組んでいきます。

結城亮(結城りょう)

18 12月

府中市議会で「選択的夫婦別姓制度の法制化求める」意見書採択

今日(12月18日)に閉会した府中市議会で、「選択的夫婦別性制度の法制化を求める」意見書が、提出は公明党、賛同会派は生活者ネットワーク、共産党、市民フォーラム、府中リベラルの賛成多数で可決しました。

この意見書では「18年3月20日の衆議院法務委員会において、夫婦同姓を義務づけている国は、世界で日本だけであると法務省が答弁。1996年2月26日に法制審議会が民法改正を答申してから22年が経過したが、いまだ選択的夫婦別姓制度を導入する法改正の見通しは立っていない」とし、「家族の多様化が進むなか、旧姓を通称使用する人や事実婚を選択するカップルも少なくない」「選択的夫婦別姓については、最高裁判決の趣旨を踏まえ、適切な法的選択肢を用意することは国会および政府の責務である」とし、国会、政府に対して民法を改正し、選択的夫婦別姓制度を法制化することを求める内容になっています。

この意見書には市政会と自由が反対に回りましたが、賛成多数で可決となりました。世界と時代の流れの大勢になっている、この夫婦別姓制度ですが、府中市議会の意志として国に意見書をあげることができたことは、大変意義あることだと思います。

結城亮(結城りょう)

15 12月

結城りょう市政通信 2019年1月号ができました

12月議会における私の議会活動を伝える、結城りょう市政通信の2019年1月号が完成しました。今回は18000枚印刷、私の活動地域に手配り、商業新聞への折込をする予定です。

1面は12月議会の一般質問で、①小中学校体育館にエアコン設備設置をもとめる質問、②子ども食堂に対する行政支援策を求めるの2つの質疑について記載しました。

2面は一般質問の3件目の飼い主のいない猫を減らすための行政支援策拡充の質疑を、ちょこ・りん・スポットの全廃計画の見直しを求める陳情の採択結果、西武線多磨駅の改良工事の具体化に関する記事を掲載しています。

商業新聞(読売、朝日、毎日、東京)には今月の20日過ぎに折込む予定です(多磨町、朝日町、紅葉丘、若松町(2~5丁目)、緑町、府中町、八幡町地域)。ほかにも手配りでも配布活動する予定です。

 

地域で対話活動をしていると、「結城さんのニュースがポストにはいっていますよ。必ず見ています」「これからもぜひポストにいれてください」とかの反応がありました。また以前にも私の議会通信をみて、メールや電話で感想をよせていただいた方もいました。市民の方は市議会でどんな質疑がされているのか、また市政や市議会の動きなどの情報提供を待っている様子がうかがえました。

私の活動領域にはくまなく配布、折込みをしたいと考えています。ご感想などもいただければ嬉しいです。

※結城りょうの活動領域・・多磨町、朝日町、紅葉丘、若松町(2~5丁目)、白糸台1~2丁目の一部、緑町、八幡町、宮町、宮西町、寿町、府中町、幸町、晴見町

※結城りょうの街頭市政報告相談会

○毎朝 月・・西武線多磨駅、火・・府中駅北口デッキ、水・・東府中駅北口、木・・府中駅東口、金・・JR北府中駅歩道橋

○夕方  週2~3回  16時~17時 府中駅前みずほ銀行付近、スーパーヤマサキ付近

結城亮(結城りょう)