08 2月

2017年(平成29年度)府中市の予算案の説明がありました

今朝(8日)は東府中駅であいさつ、午前中は一般質問準備、11時から市の財政課から17年度予算案の説明、午後は一般質問準備の聞取り調査など。

さて今日、共産党議員団に市の財政課から17年度予算案の説明をうけました。特徴は、一般会計の予算額では過去最高の1040億円となりました。説明では歳入面で「市税は固定資産税の増収は見込まれるものの、税制改正の影響をともなう減収も見込まれる」とのこと。ただ法人税減税の影響は18年度以降になるとのこと。重点施策は様々あるのですが、なかでも「防災減災対策」では「木造戸建て住宅への各戸訪問や木造密集地域への改善や拡大の未然防止調査検討を行う」とあり、「まちの活力と飛躍」では西武線多磨駅の改良整備も盛り込まれています。また分倍河原駅周辺地区のまちづくりでは、立地適正化計画の策定が記されています。2020年のオリパラ対策では朝日サッカー場の改修作業も予定されています。生活困窮者対策では、新たに就労準備支援事業もスタートするとのこと。また共産党議員団が要望していた、17年度予算案に対する回答書も渡されました。それによれば、私も一般質問で行った入庁3年目職員を航空自衛隊府中基地で研修させる件は、新年度も行う予定とのこと。他にも多々要望や要求がありますが、3月に開催予定の予算特別委員会の場で、各方面の方から意見を伺い、様々研究して臨みたいと思います。

25 1月

府中市全体の商業振興につながる中心市街地活性化を・・12月議会、共産党の一般質問から

今朝(25日)は東府中駅で宣伝、午後は議員研修を予定。さて現在、府中市が進めようとしている「中心市街地活性化計画」について、服部ひとみ議員が12月議会で質しました。同計画は市が国の認定をうけて発足する、「まちづくり会社」設立のため、出資金300万円と同社に職員を派遣するための条例が、12月議会で提案されたものです。市はこれまで「中心市街地のにぎわいを図り、これを府中市全体に広げる」と答弁してきました。一方で今日、市が総額350億円の市税を投入した府中駅南口再開発第一地区の整備が最終盤をむかえた矢先、伊勢丹府中店の縮小という報道があったばかりです。服部議員は「こうした動向が府中駅周辺のにぎわいとまちづくりに影響を与えるのではないか」と質しました。市の答弁は「報道は決定ではないが、他の自治体の大規模商業施設撤退の事例を踏まえると、計画に支障をきたす恐れはある」とありました。また服部議員は「まちづくり会社への出資金、補助金のほか、計画年度内に見込まれる市の財政負担はどうなるのか」と質したところ、市は「本計画の65事業のほとんどが既存の事業となり、新たな負担は、まちづくり会社設立支援など限定的なものだ」との答弁。服部議員は「市全体の活性化というなら、市内14の商店街対策として、計画最終年度にある商店街振興プランもあわせて取り組んでほしい」と要望しました。共産党議員団では、今後も府中市全体のバランスのとれた、まちづくりの発展を求めて、議会で論戦していきます。

20 12月

府中市議会12月定例議会終了

今朝(20日)は府中駅北口であいさつ、午前から午後にかけて市議会本会議最終日。さて今日は3つの陳情、2つの意見書(議員提案)がありました。陳情については、市民団体の方から提出されていた、「議会基本条例を検討する委員会の設置を求める」陳情と、市議会予算・決算特別委員会における議事録作成と公開を求める陳情があり、議会条例の陳情は今年の3月議会から継続にされていましたが、共産党と他会派は賛成しましたが、市政会(自民党)と公明党により否決。予決算の議事録作成公開の陳情は全会派一致で採択されました。議会基本条例の件は、おもに「現在、市議会の議会改革検討委員会で議論している」という理由で否決されましたが、私はぜひ採択をしてほしかったと思います。これからも、市民団体のみなさんが、市民に開かれた府中市議会にしたいという思いを受けとめ、こうした進歩的な市民のみなさんと中期的な運動も継続していきたいと思います。

また議員提案の意見書では、「地方議員に厚生年金の加入を求める」意見書が市政会と公明党の議員から提案され、賛成多数で可決。共産党は「国民合意が必要」との観点で反対、生活者ネットも反対しました。また先の年金改定関連法に反対し、全ての世代に公平な年金の保障を要求する意見書も提出されましたが(私が提案者)、残念ながら市政会と公明党の反対で否決されました。これで今年の議会は終わりましたが、来年は国政で大変革が予想される今、私も新たな戦いにむけ頑張ります。

18 12月

府中市議会 新市庁舎建設特別委員会・・膨らむ総工事費

今日(18日)は終日、地域の共産党の支部会議、赤旗拡大行動など。さて16日(金)、市議会の新市庁舎建設特別委員会が開催されました。私も委員として出席しておりますが、s市側によると、新市庁舎建設にかかわる現在の総工事費用は、205億円(当初、155億)になる見通しが示されました。基本計画段階における建設工事費は当初128億円でしたが、16日の委員会では158億円になるとのこと。この理由としては、①駐車場の工事費を新たに計上する(12,2億円)、②工事中の防音パネルなど近隣住民への配慮の施策を実施(1,3億円)、③地盤調査と基礎工事を杭打ちに変更した(10,1億円)、④資材や労務単価の上昇によるもの(10億円)、⑤旧庁舎の建物解体時におけるアスベスト対策の実施(3,3億円)とのことです。共産党からは私と赤野議員が委員として出席、委員会の最後に赤野委員から「当初の予算規模から見ると、ふくらみ過ぎている。際限のない工事費総額の上昇に懸念をおぼえる」と一言、釘をさしました。

市(政策総務部)側も、今後建設工法を変更して10億円近くは節約するという努力も表明しましたが、やはり30億円の上昇には、懸念をもたざるえません。今後もさらに建設資材や労務人件費の上昇も予想され、恐らく総額工事費が205億を超すことは間違いないでしょう。もちろん、新市庁舎については、今後数十年にわたり使用することになる市民の財産ですから、必要な工事をもちろん大切です。私は、ただ単に「安くすめば良い」、とはもちろん思っていません。しかしながら、費用膨張に対する市の努力はどこまで行われるのか、当初の見込みは甘かったのではないか・・・。今後もこの新市庁舎建設問題、議会はもちろん、市民のみなさんによるチェック、監視が必要となりそうです。

 

 

15 12月

府中市議会12月議会速報・・議会の透明度高める陳情が委員会で採択

今朝(15日)は東府中駅であいさつ、午前中は市議会・再開発特別委員会を傍聴、夕方は宣伝を予定。ところで昨日開催された議員運営委員会において、今年の3月議会から提出されていた「議会基本条例を制定するための検討会を設置することを求める陳情」(みんなで見守る府中の会、代表・田邊康志)」が、賛成多数で可決。また「議会のすべての委員会における会議の記録を作成し、その会議録の公開を求める陳情」(自然エネルギーを考える会会長・宮井迅吉)が、全会派一致で採択されました。この2本の陳情はいずれも市民団体から提出されていた陳情です。市民団体のみなさんが要望されていた、府中市議会の情報公開を求める要求が、前進しました。今後、私はこうした市民団体のみなさんともつながりを深め、中長期的な観点で市政革新の運動に取り組まなければならないと思います。

また12日の厚生委員会では、年金者組合府中支部から提出されたいた陳情、「年金改革関連法案の撤回を求める意見書の採択求める陳情」が、賛成と反対同数のため委員長の判断で可決されました。なおこの陳情については、14日に年金改定関連法案が国会で成立しているため、陳情者の趣旨をいかした案にして、再度本会議で提案する予定です。20日の本会議で私が提案者になる予定です。