12 9月

府中市職員の自衛隊研修について一般質問・・求められる研修のあり方とは

今朝(12日)は西武線多磨駅であいさつ、午前中は市議会建設環境委員会、夕方は宣伝を予定しています。さて9月6日に私は市議会一般質問で、市職員の航空自衛隊府中基地での研修について質疑を行いました。6月議会の一般質問では、わが党の服部議員が日本憲法との関係で、市職員の自衛隊研修問題に異議を主張しました。

今回私は、今、府中市がかかげる市政の姿として何をめざしているのか。それとの関係で市職員に求めるものは何なのか、この点で質疑をしました。概要を紹介すると、今府中市は市民協働という理念(行政と市民や民間人がお互いに知恵や汗をだし、協力しあいながら、より良い府中の街づくりをめざす)を掲げています。私はこの理念を実現するためにも、職員研修こそは市民・住民と現場でふれあう研修が必要とただしました。今回、市職員が研修参加した自衛隊は、国防を目的とする事実上の実力組織です。市職員はあくまでも住民に対して、より良い行政サービスをいかに提供できるかが使命です。私は、市民と共に協働を実践するという点からも、国防組織の規律と連帯を、なぜ今、職員が学ぶ必要があるのかを質しました。さらに、今回の研修では「防災力」の向上をかかげています。そこで実際に住民とともに、防災力の向上を学べる組織として、消防団があります。私は地域住民から信頼される消防団に、入庁3年目職員の方たちが、最低1年から2年間入団して、実践で学んではどうかと提案しました。山梨県甲斐市ではこの職員研修を実施しています。

市職員のみなさんが現場で市民とふれあいながら、信頼される職員になってこそ市民協働が実現できるのではないでしょうか。今後も私は、市職員の課題について研究し、議会でも取り上げていきたいと考えています。

府中市庁舎

11 9月

「府中グリーンプラザ廃止条例」が市議会・文教委員会で可決

9月2日から開会した府中市議会の今年度第3回目となる定例議会ですが、8日(木)の文教委員会において、1980年に開館以来、市民に親しまれてきた府中グリーンプラザの廃止条例が賛成多数で可決しました(共産党は反対)。このグリーンプラザ廃止問題では、わが党の目黒重夫議員が市議会の再開発特別委員会の委員として、再開発の問題点を再三にわたり指摘してきました。

このグリーンプラザ廃止問題では、目黒議員が自身のブログ(8月26日付)のなかで以下のように記述しています。「これまで何度も話題にしてきたグリンープラザ問題。9月議会に、ついに廃止条例が出された。平成30年3月いっぱいで廃止とのことだ。そのあとは『公民連携』と称して民間事業者による活用で、にぎわいを創出となっている」「言うまでもないがグリーンプラザは駅直近でもあり、全市民を対象にした活動には最適だった」「開設36年で社会教育、コミュニティ施設として定着していた。市は今後も続けて使用するつもりだったはずだ。おかしくなったのは再開発ビルの保留床購入を決めてからだ」「床購入を決めたのはいいが何に使ったらいいかわからない。時間をかけ出されてきたのが『市民活動拠点施設』、グリーンプラザと変わらないものだった」「結局、同じような施設が重複しているとなって、グリーンプラザは古いからと廃止になってしまった」「ようするに60億円も出して必要もない床を買わなければ、こんなことにはならなかった。再開発の“犠牲”になったといってもいいのだ」と、目黒議員は指摘しています。私も2011年4月に仕事の関係で府中市に転勤、引っ越してきて以来、グリーンプラザを利用して、様々な会議や催しものを開催してきました。まさにそれは、府中における市民協働の先駆けとなった場所でもありました。しかしながら残念ではありますが、2018年(平成30年)、3月末をもって、府中グリーンプラザは廃止となります。

%e3%82%b0%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%82%b6

29 8月

9月議会一般質問テーマ・・市職員のメンタルヘルス問題と航空自衛隊研修の検証について

今週の金曜日(9月2日)から今年度3回目となる、府中市議会定例会が開会します。私の一般質問は9月6日(火)に予定しています。今回の質問テーマの1件目は「府中市職員のメンタルヘルス対策の充実と、働き甲斐のある職場環境を求める」です。今年3月に策定された府中市の人材育成基本方針のなかでは、「職場のサポート体制の充実」が示されています。そのなかでは「地方分権が進むなかで、職務の高度化や煩雑化により、職員の負担は大きくなり、大きなストレスを感じることも少なくありません」「職員の健康と活力を増進するために、職員に対するサポート体制の充実を図ります」とあります。メンタルヘルス問題は、職員個人の資質の問題ではなく、住民に良質なサービスを提供するためにも、組織として重要課題の任務ではないでしょうか。質問テーマの2件目は「入庁3年目職員の航空自衛隊府中基地での研修の検証と、より良い研修内容を求める」です。府中市は入庁3年目職員を対象とする研修を、6月1日~3日にかけ航空自衛隊府中基地で行いました。この内容の検証も含めて、その是非を問いたいと思います。質問準備も進行中、今から楽しみです。

市議会本会場

 

 

04 6月

情報公開度高める府中市議会に・・議会基本条例の制定を

6月3日(金)から府中市議会、今年度2回目の定例議会が開会、20日までの開会予定です。議員各位の一般質問では、6日と7日に行われ共産党議員団は7日(火)の午前中に、私(結城)と目黒議員、赤野議員(午前中か午後の最初)、服部議員が5時過ぎに質疑を行う予定です。さて今回の市議会には、市民の方から「府中市議会の『予算・決算特別委員会』の議事録作成とホームページでの公開を求める」との陳情が提出されています。私も以前から疑問には思っていたのですが、府中市議会では年4回の定例会における常任委員会(総務、文教、厚生、建設環境)と3つの特別委員会(基地跡地等、再開発、市庁舎建設)の議事録は残され、HPにも公開されている一方で、9月議会の決算特別委員会(議員30人全員が出席で5日間開催)と、3月議会の予算特別委員会(決算委と同じく)では、議事録が残りません(録音はされているそうです)。今回、市民の方から提出されている陳情は、市議会の情報公開度を高めるという意味で、道理のあるものと思います。また3月議会では、市民団体の方から提出され、継続審議のあつかいにされている、「議会基本条例を制定するための検討会の設置することを要望する陳情」についても、採択をしなければならないと、私は考えます。同陳情では「地方自治体は首長と議員とが、それぞれ選挙によって選ばれる二元代表制を取り、市長と議会がともに市民の意見を市政に反映できる態勢をつくる必要がある」として、具体的ルールとして「市議会と市議会議員の活動原則」をはじめ、「会派について」、「市民と市議会との関係や市議会と市長との関係」について、「政務活動費や議員定数、議員報酬」についてルールを定める条例制定の検討会設置を求める陳情内容となっています。他の自治体を詳細に研究しているわけではありませんが、「府中市の議会公開度は、他と比べて遅れている」という市民の方からの声をよく聞きます。今回の陳情を契機に、市民に開かれた府中市議会をめざし、将来の府中市政の改革・刷新を実現するために、私も様々な方々と共同していきたいと思います。市議会本会場

30 5月

6月議会の一般質問決まる

6月3日から開会予定の府中市の6月定例議会。議員による一般質問は6月6日、7日に予想されますが、私はおそらく7日になると思います(まだ不確定ですが)。今回は、昨年の9月議会でも質問しましたが、生活困窮者自立支援制度について再度行います。府中市では今年4月から「一時生活支援事業」もスタートし、その運用状況はじめ、就労支援制度の改善点はじめ、地域包括支援における生活困窮者支援対策についても質問する予定です。もう1件は、最低賃金引上げをもとめ、市の非正規職員の時間給単価引き上げなどについても質問する予定です。みなさん、ぜひ6日、7日、市議会本会場に傍聴にお越し下さい。市議会本会場