11 5月

府中市のキャラクター「ふちゅうこま」が脱ニート、自立に一役買う!?

府中市議会議員の 結城りょう です。

 

さて今朝(5月11日)の東京新聞多摩版に、府中市のキャラクター「ふちゅうこま」が若者の自立に一役買っているという記事があります。記事では「不登校やニートを経験した調布市の大沢拓己さんは(21)は、ふちゅうこまの着ぐるみに入る『スーツアクター』の仕事をきっかけに、活動の幅を広げつつある」としています。記事では「大沢さんは中学二年のとき、病気による体調不良で学校を休みがちになり、半年ほど全く登校しなかった」として、卒業後はニートになったそうです。そんなとき約2年前に同級生から、ふちゅうこまの着ぐるみに入るバイトを紹介されたことがきっかけになったとのこと。

 

着ぐるみの中は暑くて大変な環境ですが、「多くの人が寄ってきてくれるので、人気者になった気分」と楽しんでいる様子を伝えています。また大沢さんは今では、調布市の観光案内所や市役所でも働き始め、今月からはNPOの常勤スタッフにもあり、「昨年秋には、地域の子どもイベントで実行委員長も務めた」そうです。「ふちゅうこま」というキャラクターが、一人の人間の人生を変えたことに、感激します。

 

人間は何かのきっかけで、変わるものです。それまで社会に対して自分を閉ざしていた方も、何か「人に喜ばれる」ことを自分が行うことで、ある種、自分という存在がかけがえのない価値をもつ人間であることに気が付くのではないでしょうか。そのきっかけが、府中市のキャラクターである「ふちゅうこま」であったということは、府中市のアピールのみならず、一人の人間の人生を前向きな人生に変えたという意味で、評価されるキャラクターであることは、市民の一人として喜ばしく思います。

 

結城りょう

28 3月

府中市内の幼稚園、保育所にラグビー選手会の畠山健介さんが「らくがきボール」形絵本を寄贈

今朝(3月28日)の読売新聞多摩版に、日本ラグビーフットボール選手会の畠山健介さんが府中市内の幼稚園、保育所75ヶ所に計150冊の絵本、「らくがきボール」を寄贈したという記事があります。

記事では「絵本は広げるとラグビーボールの形になるユニークな作品。ラグビーボールや口を広げた恐竜などが描かれている。絵本を通じてラグビーい親しんでもらうおうと、畠山さんが絵本作りを発案した」とのこと。

「畠山さんは府中市在住で、この日は私立府中第二府中保育園の園児5人に絵本をプレゼントした」「スポーツは心と身体、仲間との絆を育む。今年のラグビーワールドカップや来年の東京五輪の後も、府中や日本を支え、世界にはばたくように成長してほしい」と話しているとしています。

ちなみに絵本は小学館発行で32ページ、税別1300円、書店で購入できるとのことで。

 

共産党議員団は先日の府中市議会予算特別委員会で「東京オリパラを通じて、スポーツは平和の祭典の意義と、スポーツの振興を市民に伝えてほしい」と主張しましたが、この2大イベントを通じて、少しでも子どもたちに健全なスポーツの意義が広がることを期待します。

府中市議会議員 結城りょう

27 3月

府中市でも自転車任意保険の加入義務づけを・・危険な自転車事故を防ぐために

先日、市民の方との対話のなかで、「最近、電動付自転車と接触事故をした。6000円もの修理代となった。市でも何か対策を検討できないか」という話を伺いました。その方は、電動付自転車に乗った主婦の方(お子さんも同乗)と自分の自転車が接触、自身のけがはなかったものの、その方の自転車の前輪フレームが曲がってしまったとのこと。

 

この方も話されていましたが、電動付自転車は時速24キロに速度制限されているとのことですが、おおよそ電動付自転車は重さが35キロ、仮に乗車しているお母さんの体重が45キロとして、同乗のお子さんが14キロとすれば、大雑把に見積もっても100キロ前後の重さのものと衝突することになり、衝突時の被害は大変なものになるのではないかと話されていました。

 

そこでこの方は「府中市に登録される、電動付自転車については任意加入を義務づけることはできないものでしょうか」と話をされました。都内でも足立区が任意の自転車保険の加入を義務づける条例が制定されており、全国の自治体でもそうした条例制定が広がっています。私も自転車に乗って生活しているのですが、確かに電動付自転車は速度が速く、怖い思いを一瞬したことがあります。

恐らく府中市内でも電動付自転車の事故はいくつか発生しているのではないでしょうか。一度調べて、行政としても必要な措置を取るよう求めたいと思います。

府中市議会議員 結城りょう

16 3月

府中で「へそまがりな絵画たち」・・不格好な鶴、額の広い神様(読売新聞)

今日(3月16日)の読売新聞多摩版に、今日から府中御術館で始まる「へそまがりな日本美術 禅画からヘタウマまで」の記事が掲載されています。同館では「笑える作品も顔をしかめる昨品もあり、日本美術ってこんなに自由だったのかと感じてもらえれば」としています。

記事では「展示する作品は江戸時代を中心に室町時代から現代までの138点、著名な作者だけではなく、将軍や大名が奔放に描いた作品もあり、44点は初公開」としています。「江戸幕府の3代将軍、徳川家光の『兎図』は、切り株にのった兎を愛らしい姿で表現している」、また「江戸時代中期の絵師、伊藤若沖(じゃくちょう)の作品3点も目をひく。額が巨大な『福禄寿図』は初公開。『鯉図』は、鯉の頭と尻尾だけを描写している」とのこと。

 

同展示は5月12日まで。4月14日までの前期と、4月16日からの後期にわけ、作品を一部入れ替える。月曜は休館、4月29日と5月7日は休館。観覧料は一般700円、問い合わせはハローダイヤル03-5777-8600

私もぜひ観覧したいと思います。

結城亮(結城りょう)

10 3月

府中の市民グループ、「福島応援オンソンング」が明日コンサート、歌で「3.11福島を忘れない」・・東日本大震災から8年

今日(3月10日)の東京新聞多摩版に、府中市のフォーリス前の街頭で歌声によって福島への募金活動を続ける市民グループ「福島応援オンソング」を紹介しています。今年もバルトホールで市内の2つの合唱団との初の合同コンサート「3.11福島を忘れないチャリティーコンサート」を開くとあります。

記事では「グループは毎月11日にけやき並木でギターやキーボードにあわせて、放射能のため外出できない福島の子どもたちを励ます歌を歌い、寄付をよびかけきた」とあり、「活動を主導してきたのは、20年余り前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、現在は車いすで人口呼吸器をつけて生活している佐々木公一代表(71歳)。佐々木代表は『原発事故の被害は何十年、何百年たっても回復しなし』と風化防止を呼び掛けている」とあります。

このコンサートでは、グループが普段の活動のそのままを舞台で再現するとして、寄付をよびかけ、合唱団の50人余りが「群青」など福島に関する曲を中心に披露するとしています。

チケットは前売り1000円(当日は1200円)、高校生以下は無料。問い合わせは実行委員会 電話 090-9329-6872 へ

 

結城亮(結城りょう)