16 1月

府中・武蔵国府跡国司館復元 オープン以来人気呼ぶ

今朝(1月16日)の毎日新聞多摩版に、本町にある国指定史跡「武蔵国府跡」に、奈良時代の国司館(こくしのやかた)を復元した広場がオープンして人気を呼んでいると伝えています。記事にもありますが、「貸出ゴーグル型スコープを使うと当時の風景を再現したVR映像を楽しめます。

 

「武蔵国府は約1300年前の飛鳥~奈良時代初めから平安時代の終りにかけておかれた行政府、武蔵の国の政治、文化の中心として栄えた。国司館は武蔵国を治めるために中央から派遣された官吏が仕事をしたり生活をした建物」とのこと。この広場はJR府中本町駅近く、昨年11月にオープン。府中市が国と都の補助金をうけて、約7800平方メートルの面積を整備したものです。記事では「VR映像で国司や家康を演じているのは、市内にある都立農業高校の生徒12人。再現した当時の衣装を着て撮影して、CG映像に加工した」とのことです。記事は「ふるさと文化財課の江口課長のコメントとして、『未来にある生徒たちに史跡を伝えていってもらいたいと考え、出演を依頼した』」。

ちなみに開演時間は午前9時~午後5時、スコープは午後3時まで、広場の管理事務所は無料で貸し出しているとのことです。

ぜひみなさん、一度ご来場ください。

結城亮(結城りょう)

15 1月

府中の押立町の多摩川緑地でどんど焼き・・無病息災を願う

今朝(1月15日)付の東京新聞多摩版に、昨日行われた押立町の多摩川緑地で行われた、どんど焼きの様子を伝えています。どんど焼きは正月飾りなどを焼く、小正月の伝統行事で、毎年恒例の行事で人々の無病息災を願って毎年行われています。主催は押立文化センター圏域のコミュニティー協議会が主催し、300人が見守ったと伝えています。

「やぐらは竹とわらを使い、中学生を含む地元住民約100人が1日がかりで組み立てた」、「100人で1日がかりで組み立て、直径7メートルで、中は空洞」、しかし「わずか三分で焼け落ちた」と記事にあります。記事によればこの押立町のどんど焼きは40年前に、それまで20年間途絶えていた行事が復活したとのことです。今後も市民に根づいた行事として、ぜひ続いてほしいものです。

結城亮(結城りょう)

03 1月

2019年のお正月、府中囃子を競演しながら元旦を過ごしました

2019年1月1日は午前11時から府中フォーリス前で山添拓参議院議員をむかえての街頭での訴えを行い、午後は府中市の幸町の親交会で府中囃子をされている皆さんと共に、幸町の住宅を太鼓をならしながら街を車で練り歩きました。

実は私は昨年8月ごろから幸町で府中囃子を競演されている住民のみなさんの仲間に入れていただき、太鼓の練習を積み重ねてきました。指導をしていただいている方の教えが大変わかりやすく、週に1回の練習(毎週木曜日夜2時間程度)が大変楽しく、充実した時間を過ごさせて頂いてます。

 

府中囃子保存会は創立50年をこえる組織で、市内に23の支部があるそうです。府中囃子保存会のHPによれば「府中囃子は長い歴史をもつふるさと府中の郷土芸能です。府中囃子には目黒流と船橋流の2つの流派があり、大国魂神社を境に宮西が目黒流、宮東が船橋流がある」。この府中囃子は昭和58年(1983)年4月22日には府中市の技芸に指定もされ、市民芸術文化祭での競演会、5月の例大祭、9月の栗祭りをはじめ、市内にある府中囃子保存会の各支部が、それぞれの地域で正月や節目の時期にお囃子を披露されています。

私自身も一度街頭で実践をする機会があればと思っていたのですが、このお正月にそのチャンスがきました。幸町親交会の有志の方々とトラックに乗って太鼓をならしながら、獅子舞が各家に「ごあいさつ」に伺うものです。その後は、保存会の新宿山谷支部と新成区の方々が集う場に赴いて、街頭で開かれている新年会にも参加させていただきました。

私もこれからさらに府中囃子の技能を身につけて、5月の例大祭で「披露」できるように努力していきたいと思います。

結城亮(結城りょう)

27 12月

伊勢丹府中閉店問題・・府中駅周辺のまちづくり考える機会に(東京新聞)

今朝(12月27日)の東京新聞多摩版に、伊勢丹府中店の閉店についての記者の考察記事が掲載されています。記事では、伊勢丹府中店の周辺のお店やお客さんが、伊勢丹撤退についてどううけとめているのかを取材しています。

「ほかの店が入っても近くの施設と変わらない」(市民)「伊勢丹帰りに立ち寄った高級志向の客が来なくなる」(青果店の定員)「駅の周りにだけ大きなビルができて、昔ながらの商店街の良さがなくなった」(時計店店主)。

記事にもあるように「2019年ラグビーワールドカップ、2020年東京五輪を控えて、地元ではこれから本格的に活性化を目指そうと意気込んでいたところでの撤退」と記しています。そして記事の最後に「伊勢丹の撤退が、府中ならではのまちづくりを考える機会につなげられるか。来年が正念場になる」と記者は結んでいます。

伊勢丹府中問題は12月議会でも共産党議員団(服部市議)も取り上げましたが、市は現在水面下で行われているテナント誘致交渉については、かなり神経質になっているように私には思えました。

私はこのテナント活用について、法人企業の本社機能でも誘致してはどうかと思ったりもしたのですが、法人は基本的に土日、祝日が稼働しないために、土日に客や人の賑わいを創出することができないとの理由で、この案は難しいようです。

記者も最後に記しているように「伊勢丹の撤退が、府中ならではのまちづくりを考える機会につなげられるか。来年が正念場になる」との指摘は、大変重いものがあるのではないでしょうか。

結城亮(結城りょう)

26 12月

府中の夜を竹あかりがライトアップ・・・今年も年末年始を竹あかりの光が街を彩る

【府中はなぜ松ではなく、竹なのか・・みんなの経済新聞ニュースから】

 

 府中市は昨年末に続き、府中駅周辺を今年の年末年始も竹あかりの光で街をつつんでいます。その様子を、インターネットの「みんなの経済新聞ニュース」では以下の様に報じています。

昨年から始まった同企画は、一般社団法人「まちづくり府中」が中心になり市民ボランティアと1カ月前から手作りで準備してきた。オブジェ型の竹あかりや一節の竹あかり634(むさし)本などを制作し、府中駅南口ペデストリアンデッキ周辺と馬場大門(ばばだいもん)のケヤキ並木に設置し夜間点灯させる。ケヤキ並木は大國魂神社(おおくにたまじんじゃ、府中市宮町3)の参道で、正月になると約50万人の初詣客でにぎわう。

同神社に伝わる「七不思議」の一つに「境内に松の木なし」がある。神様の大国様と八幡様が武蔵野に出掛けた折、暗くなったため八幡様が宿を探しに行った。「ここで待っていろ」と八幡様は言ったが帰ってこない。待ちぼうけを受けた大国様は「まつはういものつらいもの」「まつは大嫌いだ、まつのはいやだ」と言い、それ以来「待つ」を「松」にたとえて嫌うようになり、今でも境内には松の木が一本もなく植えてもすぐに枯れると伝わっている。市民も正月の門松に松を使わず、竹を飾る風習がある。担当者は「竹は『くらやみ祭』のお祓いでも使われ、古くから府中の伝統や習慣と深く関わってきた。竹による温かな明かりで府中を訪れる人たちを迎えたい」と話す。(みんなの経済新聞ニューより抜粋)

 

幻想的な光を放つ府中の竹あかりですが、その制作においては多くの市民の方々のご協力があるとのことです。市民が府中の街を盛り上げようとする試みは、評価できるのではないでしょうか。ぜひみなさんも、竹あかりの光でつつまれた夜をご覧ください。

結城亮(結城りょう)