08 7月

豪雨水害に備える府中市の対策・・「水害ハザードマップ」の活用を

【豪雨による多摩川からの氾濫を想定、市のHPで公開】
  かって経験したことのない、大豪雨で九州、中国地方を中心とする西日本地域では大変な水害の被害がでています。共産党も災害対策本部を設置して、救援活動に取り組んでいますが、被害にあわれた住民の皆さんに対して、救援活動を最優先課題として取り組むことを、政府にあらためて求めたいと思います。

ところで府中市は水害に対してどういうシュミレーションと対策を呼びかけているのでしょうか。市では「水害ハザードマップ」を作成して、HP上で公開しています。

市のHPによれば、「国土交通省は新たに、想定される最大規模の雨が降ったことにより河川が氾濫したら、どの程度町が浸水してしまうのかシミュレートした浸水想定区域図を昨年5月に公表しました。さらに、昨年9月には堤防が決壊して流れ出した氾濫流が、木造家屋を押し流したり、倒壊させたりするおそれがある範囲を示した『家屋倒壊等氾濫想定区域図(氾濫流)』と氾濫流によって護岸や土地が侵食され、建物が流失したり倒壊してしまう範囲を示した『家屋倒壊等氾濫想定区域図(河岸侵食)』を公表しました」。

「本市(府中市)では、多摩川の洪水によって引き起こされる水害のリスクや、河川が氾濫しそうになったとき、あるいは氾濫したときに、どうやって危険を察知したらよいのか、また、どうやって命を守る行動につなげていくのかといった水害に関する知識を、地図やイラストで解説した『府中市水害ハザードマップ』を作成しました」とあります。

このマップは多摩川からの氾濫を想定して、被害地域の推測や避難場所などについても詳しく記されています。ぜひ市民のみなさんも一度、HP上でこの「水害ハザードマップ」を確認し、活用されることをすすめるものです。

結城亮(結城りょう)

18 6月

前川喜平さんが府中で講演します・・7月20日、バルトホールで開催

元文部科学省の事務次官で安倍政権による森友・加計学園問題で安倍総理はじめ政権を厳しく批判している、前川喜平さんが府中市に講演に来ます。タイトルは「森友・加計問題と安倍教育再生の真実」。

前川喜平さんは、全国各地を講演していますが、府中でも話が聞けるチャンスです。森友・加計学園の核心は何か、あるべき官僚の姿とはなにか、安倍政権が狙う教育再生計画の本質とは何かについて、語ります。ぜひみなさん、お越しください。

日時 7月20日(金)18時30分開場 19時開会

場所 府中市民活動センタープラッツ 5階 バルトホール

料金 一般300円 大学生以下、障害者の方は介助者無料です

結城亮(結城りょう)

13 6月

府中市の公民館有料化問題の説明会を振り返る・・市民協働を「魂」のはいったものにしなければならない

共産党議員団は私が11日に、目黒、服部、赤野の各議員は12日に一般質問を行いました。

そのなかで目黒議員は、市の公民館の有料化の市民説明会の結果をうけて、同説明会に参加した市民の感想や、議員団によせられた声や意見、要望をもとに市に主張されました。この問題で大きな論点の1つに、「公民館有料化の問題は社会教育法の趣旨や、これまで市が行ってきた施策から見て、大転換だ」とし、「なぜ議会で審議する前に、事前に市民、自治会、町会、自主グループ団体、老人クラブなどに説明会を行い、意見の交流を図らかったのか?」と質し、神奈川県伊勢原市では議会で審議する前に、公民館有料化の問題を市民に説明会なども開催して行っているケースを紹介。しかし市の答弁の柱は「議会という市民、住民の代表のみなさんに説明していることで、第1議的に市民への説明責任は果たしている」という、形式的な答弁に終始しました。

目黒議員は「今回の公民館有料化問題を通じて、市民からはある種、『あきらめ感』のようなものが漂っている。説明会では市の職員から『もう議会で審議され、決まったことですから』という調子で説明会が始まるとのこと。これでは儀礼的な説明会だし、こんなことで行政と市民の間に信頼関係など築けるのか。また市長が掲げる市民協働など本当に実現できるのか」と、市民に対して直接、事前に相談しながら決めることで、市と市民の間に本当の信頼関係が築けて、市民協働も本物になる」という主張をされました。

こうしたやりとりをうけて、市の最終答弁では「今後、様々な意見を踏まえながら、そのやり方は検討していく」というものでした。今本当に必要なことは、行政と市民との間の「信頼」であると思います。市は文化センターの諸行事に対しては、その協力を地元の自治会や老人クラブ、文化サークルなどの自主グループ団体などに依頼してきます。しかしながら、これまで無料だった公民館の使用料については、一方的に有料化を設定しました。

3月から4月にかけて起こった「ゴミ新現物カンレンダー未配達」、情報漏えいによる夫からDVを受けていた女性の連絡先漏れ事故など、今あらゆる面で市の根本的な姿勢が問われているのではないでしょうか。共産党議員団は今後も、市民、住民の声を行政に届けるために、さらに奮闘したいと覆います。

結城亮(結城りょう)

10 6月

多摩地域の発展必要・・小池百合子都知事がフォーラムで講演

【読売新聞多摩版の報道から】

 

今朝(10日)の読売新聞多摩版に、多摩地域の発展を考える「多摩未来創造フォーラム」が玉川大学で開かれ、小池知事が講演した記事が掲載されています。

記事では「市町村総合交付金を550億円拡充したことにふれ、『活気あふれる東京をつくるには、人口3分の1、面積2分の1を占める多摩地域の発展が必要』と強調し、『安全・安心で快適な居住・生活環境』『環境にも優しいスマートなまち』をあげた。また多摩ニュータウンについて『住宅だけでなく商業や教育、文化施設などが立地する複合拠点であり、再生していく』と主張、多摩の緑の保全策として『公園整備のため、市が生産緑地を買い取る経費の補助などもやっていきたい』」記事では伝えています。

昔から都内23区と比較すると、多摩地域は「三多摩格差」などという言葉があるくらい、社会資本の整備やその他諸制度において、多摩地域は23区の行政制度と比較した場合、遅れていると言われてきました。小池都知事は以前も都議会で、三多摩格差の解消に全力をあげると答弁したこともあり、今後具体的な施策が期待されるところです。

府中市について言えば、私も12年間弱、都内の中野区で暮らした後に、2011年4月に府中に転居してきました。初めての三多摩地域での生活となりましたが、京王線の特急に乗れば新宿駅まで20分少々で着くなど都心にも近く、街全体は緑と自然にも恵まれ、「ゆったり感」を感じることができ、生活環境も快適な街だと思います。人口も緩やかに増えている自治体が多いのも、多摩26市です。その意味からも「多摩地域の発展なくして、首都・東京全体、発展はない」というのが、私の感想です。今後も都政における多摩地域の政策に注目し、様々な共産党都議団とも連携して、施策の充実を求めたいと思います。

結城亮(結城りょう)

09 6月

府中市議会6月定例会 共産党議員団の一般質問予定

6月11日(月)と12日(火)の2日間、府中市議会本会議場において、4人の共産党議員団が一般質問を行います。

私、結城りょうは①行政と地域住民による支えあいと見守り活動のあり方について、②社会福祉法の改定と府中市における貧困ビジネスの規制についての2件を。

目黒重夫議員は①公共施設の使用料見直し説明会について・・市の姿勢を問う、②元号の変更にあたり市の対応についての2件。

服部ひとみ議員は①障害者の介護保険優先原則による「65歳問題」の解消めざして、②府中グリーンプラザ敷地活用の再考をの2件。

赤野秀二議員は①CV-22オスプレイの横田基地への配備前倒しについて、②個人情報の漏えいについて、③京王線中河原駅直近への横断歩道設置と周辺の安全対策についての3件。

府中市民にかかわる直近の話題として、目黒議員が公共施設料金見直しと市のこの間の市民に対する姿勢を問う質問、また赤野議員が先日新聞でもニュースになった、市民の個人情報が漏えいした件について、市の姿勢を質します。

ちなみに私、結城りょうは11日(月)の一番最後、17時以降か、または12日(火)の午前10時開会の一番初めかの登場になるかと思います。ぜひみなさん、本会議場においでください。

結城亮(結城りょう)